某公立中学に教育実習に来ていた女子短大生の授業実習中の出来事。
教育実習生「なにか、質問はありますか?」
まじめそうな顔をした(ついでに成績もいい)男子生徒A「(手を上げる)はい」
教育実習生「はい、あなた(何の質問かな・・・答えられるかな・・・ドキドキ)」
男子生徒A「デートの時、ペッティングしますか?」
担当教員のみならず、校長まで激怒したという。
テレビのコマーシャルで、駄洒落をいってうけないのがありますが、私の経験を。
大学時代、バイト先の職場の女性との会話。
私「××さん、学生時代は髪の毛が長かったんですって?」
女性「うん、肩くらいまであったかな」
私「なぜショートに?」
女性「飽きたの」
私「(うなずいて)ああ、青森の南ですね」
女性「・・・・?」
私「秋田」
女性の反応は、読者にみなさんのご想像にお任せします。
しかしいまにしてみれば、「青森の南」はよくなかったですね。岩手と秋田がありますから。「岩手の西」とか「山形の北」のほうがよかったかな。
いまちょっと計画している旅が、行きにLCCを利用し、帰りは船で帰ろうかという旅です。中国などもそれでいけますが、日にちの関係もあり具体的には韓国へそれで行こうかと考えています。もちろん帰り飛行機でもいいのですが、私の趣味で、行きは身体に負担が少なく、帰りは(相対的に)過酷でもいいという考えでいるので、そうすると行きは飛行機という方式になろうかなと思います。
普段なら、韓国ならとうぜん普通に航空券を買ったほうがいいのですが、たまにはこのような奇怪な旅行もいいかなと考えるわけです。ふつうのキャリアですと、日本のチケット発売のシステムは片道だと高く、往復でないと驚くほど割が合わないところがあり、実は私も、事情があって帰りのチケットを放棄したこともあります(なお、これは本当はやってはいけないことで、ルール違反になるということでして、今後なんらかの問題が生じる可能性もあるとか)。しかしLCCは、片道での販売がOKなので、たとえば韓国までのチケットを買ったら、帰りは中国に行ってそこから日本に帰るチケットを買ってもいいし、いろいろ旅行のバリエーションというか自由度が広がるというものです。
私は、JR九州が運営するジェットフォイルは何回も乗っていますし、福岡まで行くフェリーにも乗ったことがありますから、それなら関釜フェリーに乗ろうかと思います。1回くらいはこれに乗りたい。
それとも釜山と大阪を往復するフェリーも面白そうです。個性的な旅になって良さそうではないですか。
ソウルへ行って、慶州にもしばらくぶりに行ってみたいし、咸平で絶品のユッケビビンバを食べたいかなとも考えます。全州も最近行っていないし、日本海での日の出も見てみたいとも思います。実際には、たぶん上のなかの1つくらいしかできないでしょうが、面白いところに行こうかと考えます。
やはり韓国は、ソウルだけでは面白くありません。ソウル以外の地方を訪問していないと、ソウル=韓国というふうについ考えてしまいます。ソウル以外にも、韓国はいろいろ魅力の多い国です。
一般の旅行者、あるいは仕事で韓国に行く人がソウル中心に行動するのは仕方ないし当然でしょうが、私のようにある程度韓国に行きなれていていろいろな地方も旅行している人間は、ソウル以外も旅することによってせめてブログの読者の方々くらいには、ソウル以外の韓国の魅力も伝えられればと思います。
これからも韓国のいろいろな面を微力ながらご紹介して、読者の皆さまからもいろいろなご教示を受けながら私なりに韓国を楽しみ学んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
私は、冬にも欧州を旅します。12~13年の年末年始にベネルックスを旅しましたし、ほかにも何回か冬の欧州を旅しています。このブログでは、06年~07年のオーストリアとブダペストの旅を記事にしています。
欧州の場合冬という季節は、寒いし日が落ちるのも早いので旅をするのにあまりいい条件ではありませんが、有利な点もあります。
�休みが取りやすい:仕事によりけりですが、日本の勤め人が長期に休めるシーズンはずばり5月の連休、お盆の時期、年末年始でしょう。あと9月も曜日配置によっては休みやすいというところでしょうか。欧州ですとある程度日数も必要ですから、年末年始は旅に適しています。
�わりと費用が安い:航空券は年末年始は高いですが、しかし欧州はローシーズンなので相対的にはましです。夏のハイシーズンのほうが(当たり前ですが)高い。ホテルも取りやすい。
�1月1日以外はしっかり観光できる:日本は年末年始は美術館その他が閉館しますが、欧州では1月1日以外はちゃんと開館しています。
というわけで、年末年始の欧州というのはそんなに悪くない選択だと思います。寒さは、平気な人(=私)は平気です。私は、マイナス十何度のソウルも平気だったのだから、寒さには特に強いのでしょうが。寒いのが弱い人は、南欧とかを旅すればまだましでしょうか。
ほかにも、東南アジアも、だいたいにおいて乾季とよばれるカレンダーの晩秋から冬くらいのシーズンがハイシーズンですが、この時期は世界中から観光客が来て立てこみます。暑季は暑すぎてきついですが、雨季は、そんなに1日中すごい雨が降るというわけでもかならずしもないので、観光客が少なくてものすごく暑すぎないこの時期も、雨を割り切ってしまえばそんなに悪くありません。
私の体験例をあげますと、2011年にミャンマーを旅したとき、ヤンゴンの「ストランド・ホテル」というホテルに泊まりました。これは、香港のペニンシュラやシンガポールのラッフルズのようなホテルで、最高級ホテルです。もともとの値段は、私の泊まった部屋で1泊60,000円というべらぼうな価格で、そんなの泊まりっこありませんが、雨季のシーズンだったので1泊30,000円を切る価格で泊まれました。もちろん30,000円でも私にはべらぼうにもほどのある価格ですが、なんとかぎりぎりの価格でと大丈夫というところでしょうか。かの中田英寿も泊まったホテルなわけで、通常の価格でしたら泊まる気がしませんが、オフシーズンなら私でも泊まれたということです。
ただし、リゾート地については、私もハイシーズンに限るかなと思います。真冬のサントロペも趣はあるかもしれませんが、いまひとつ魅力には欠けるかもしれません。実際ホテルなどもかたっぱしから休業したりするわけで、いろいろ問題もあります。リゾートというのは、込まないと面白くないというのも確かにあるかと感じます。なお、私がサントロペに行ったのは7月でして、いやあ非常にいいところだと思いました。また行かなければな。あとクロアチアのドブロヴニクはいい街です。ここも夏に行きまして、やはり来た甲斐があったと感じました。
連続して休みを取れる日数は、長期の休みを取れるとき以外は、私の場合4連休がぎりぎりです。つまり3連休+1日です。これもそれなりの冷たい視線(笑→いや、笑ってすまないことが多いんだけどね)に耐えて取得します。私の個人的な感性で話をしますと、3泊4日ですとあるていど落ち着いた旅ができるかなと思います。近場ならという条件付で。遠いところは飛行機の時間に取られてしまうきらいが(当然ながら)あります。
もちろん冬より夏の欧州のほうがいいには決まっているけどね(笑)。真夏のドイツに行った時も、夏のライプツィヒやポツダムの街を散策したのはいい想い出です。ただパリの夏は暑すぎて若干体調をくずしてしまった記憶もあり。
ところで私は、ニューヨークは真冬と真夏に2回行ったことがありまして、冬に行った時は「観測史上3番目」(だったっけ?)の大雪が降って米国東部の空港がぜんぶ閉鎖されてしまい、めでたく足止めになったことがあります。すぎちゃえばこれもいい想い出ですが、このときは私もさすがに「うひゃー」でした。おかげで真冬のニューヨークはいまだに私はトラウマ(笑)です。もっともニューヨークは夏暑くて冬寒いので、都合がつくのならやはり秋あたりが観光にはいいのかな。欧州の場合、そこまでひどい大雪が降ることは少ないかもしれませんが、米国東部はこのような事態もあります。シーズンオフの際は、気象条件はハイシーズンより悪いので、それなりに確認して最悪の場合の対策も練らなければなりません。空港が閉鎖される事態は、テロなどの予測不可能なものはどうにもなりませんが、気象にかんしては、雪のほかにも台風・ハリケーン・サイクロンなどにその危険があります。香港に行った時も台風に引っかかってしまい、飛行機がそれを避けたこともあります。香港でも雨が降っていて風も強かったのでホテルの人に「大丈夫だろうか?」と聞いたら、「ぜんぜん大丈夫ですよ」と答えてくれました。ほんまかいなと思ったら、たしかに本当に大丈夫でした。現地に着いたら、現地のメディア、ネット、現地の人にいろいろ話を聞いて対応していかなければなりません。地元の人でないとわからないこともあります。
というわけで、限られた金で旅を楽しむわけですから、これからもいろいろなシーズンにいろいろなところを旅したいと思います。
この間bogus-simotukareさんのところでリンクされていたペマ・ギャルポのサイトの記事を閲覧したら、「おや」と思うところがありました。
>このような中国人のやり口に負けた原因の一つは、私たちチベット人にあるということを反省しています。あまりにも仏教を信仰しすぎました。僧を大事にしましたが、その僧こそが中国から肩書きをもらい、寄進してもらい、どれだけ立派な寺を建てたかを競うようになってしまった。
ペマ・ギャルポ自身もそう認めざるを得ないということですね。残念ながら、過度の仏教信仰やダライ・ラマ崇拝は、けっきょくのところチベットの近代化を遅らせ、同時に国際政治にかかわる部分でチベットが的確な対応ができなかったことの大きな理由だったと思います。
過日、これもbogus-simotukareさんからご教示いただいた件で、私がこのブログで何回か批判した石濱裕美子のブログ記事で、「どうもなあ」と思うところがありました。
>今回翻訳された『チベットの歴史と宗教』は、このようなチベット難民社会の学校で、チベットの文化を教えるために用いられている教科書である。
(中略)
この内容を一見すれば、チベット亡命政府は、子供を教育するにあたり、仏教に非常に重要な役割を担わせていることが分かるであろう。TCVの寮を訪れたことがあるが、学校にも寮の共有スペースにも仏画やダライラマ法王の写真が飾られていた。一日は読経で始まり、チベット子供村のモットーである「自分より他者のことを思いなさい」(Other before self)も、仏教の利他の精神に基づいている。
(中略)
中・韓の教科書を素直に読めば、無意識の内に自国を絶対とし、他国、とくに日本を敵視するように、一言で言えば愛国心が喚起されるようになる。一方このチベットの教科書は仏教徒の教養が身につくこととなる。誰を憎むことも憎ませることもしていない。国を失うという究極の状況の下でも偏狭なナショナリズムに陥いっていないのである。
原文は一部ゴチックにしていたり、文字を大きくしていますが、それは略します。
チベット亡命政府の教科書が、ひとことも中国を非難する文言がないっていうこともないでしょうが、それはともかく仏教教育ってのは時代錯誤でしょう。ていうか、かりにチベットが高度な自治権を獲得したとしたら、そんな教育はできないでしょう。
私はそんな見込みは当分ないと思いますが、チベットが仮に自治権を得るとしたら、中国側はその条件としてチベットの世俗化をかならず要求します。ダライ・ラマは完全な象徴となり、政治にかかわることを中国側は許さないでしょう。また、チベットには非仏教徒もおおぜいいますから、彼(女)らに宗教教育を強いるわけにもいかんでしょう。まさか高度な自治を獲得したら中国人(漢族)をチベットから追い出す、というわけにもいかんでしょう。
そもそもそんな教育を受けたからって、チベット人がとくに非暴力なわけでもないだろうし。2008年の暴動では、無関係な日本人も被害にあっています。下の書籍参照。
あ、でも暴動に参加した人は、亡命政府の教育は受けていないか。どっちみち本質的な問題ではないでしょうが。
だいたいダライ・ラマが平和を唱えるのも、チベットが中国とケンカしたって勝てる見込みがないのだから、そうするのは当たり前。「戦争をしろ」なんて唱えるわけがない。そんなのは彼の人格以前の話です。
ていうか、もし「戦争しろ」とか「戦え」とダライ・ラマが説法したら、それは安全地帯から他人に向かって「死ね」というようなものでしょう。中国はなんであろうと容赦なく弾圧します。
チベットで必要な教育は「仏教教育」でなくて、いかに効率よく金をもうけるか、いかに家畜を育てるかといった実利に利すること、民主主義とはなにか、権利や義務とはなにかといったこと、あるいは科学技術でも医学でもいいですが、そういうことを学ぶことじゃない? 失礼ながら、仏教教育なんかしたところで、たいしてチベット人たちに得があるとは思えない。チベットが自治をするのなら、徴税から予算作成・執行にいたるまで自分たちで責任を持たなければいけないのだから、国民にいろいろな教育をしなければ自治どころの話ではありません。
たとえば1959年のダライ・ラマ亡命のきっかけになった蜂起にしたって、ダライ・ラマへの過度の崇拝があのような悲劇をもたらした大きな要因じゃないの? 中国側の非道は非道として、あそこまでダライ・ラマを大げさに崇拝していなければ、一説によれば数万人ともいわれる死人が出るという事態は避けられたのではないでしょうか。そういう意味で言うと、ダライ・ラマは、いかにチベット人たちに犠牲をださないかということに全力を尽くすべきだったと思います。で、その点でダライ・ラマ(とその側近)は、妥当な判断と行動をしましたかね? 非常に稚拙な判断と対応で、無益にチベット人を死なせてしまったというべきじゃありませんかね? むしろあの時点で自殺でもした方が、よっぽど中国側にもダメージは大きかったのでは。ダライ・ラマも人の子ですから、私は自殺すべきだったとは言いませんが。でもダライ・ラマというかチベット亡命政府の面々は、チベットでの焼身自殺について、かなりあいまいな態度をとっていませんかね? さすがに自殺をすすめるところまではいかずとも、これを適宜利用してやろうという魂胆は当然あるでしょう。
それは後知恵ってものでしょうが、現実に大変多数の人が亡くなってしまったのですからね。そうこう考えると、チベット人たちの過度のダライ・ラマ信仰というのは、いろいろな意味でチベットにはマイナスの部分が多々あったように思いますね。まあこういったことは、世間の人はなかなか認めないことなのでしょうが。
bogus-simotukareさんに感謝いたします。
今日で帰国です。ホテルで朝食をいただきます。
昨日あまりに疲れたので、ホテルで休んで11時ごろチェックアウトします。タクシーを呼んでくれたら模範タクシーでした。私は一般タクシーでじゅうぶんですけどね。
模範タクシーの運転手氏から、最寄の駅とまでといわず街の真ん中まで行くよと営業をかけられましたが、丁重にご遠慮申し上げます。ちなみに運転手氏はきっちりした英語を話しました。さすが模範タクシーの運転手さんです。
地下鉄2号線に乗って市庁の駅で降ります。手前の女性は、ソウル名物(?)地下鉄の物売りの方。こういう写真は、あらぬトラブルが起きる可能性があるので、お撮りにならないほうが賢明です。ちなみにお情けかもしれませんが、買っている人はいました。それにしても、このような人たちもだいぶ減りました。
ふつうの水冷麺を食べるかコンクッスというクリーミーな冷麺のどちらを食べるか迷いましたが、コンクッスは食べたことがないのでそちらをいただくことにします。この食堂では前にも食べたことがあります。
9,500ウォンでした。これは趣味の問題でしょうが、味はちょっと濃厚すぎました。私には水冷麺のほうが合うようです。
店を出て、また地下鉄に乗って3号線に乗りかえます。こんどは新沙に行こうというわけです。
どうでもいいけど、このモデルの女性、私の好みだな。
新沙の駅に降りると、ほんとすごい美人でスタイルがよくて服装も決まっている女性が目立ちます。カロスキルという、ソウルでも最高レベルにおしゃれ(?)な通りをゆきます。
私が行きたいのは、デュ・クレーム(DEUX CREME)というケーキ屋です。前に行ったことがあります。
ところが見つかりません。そういえば、移転したという話を聞いたことがありました。
街を流している観光案内の人たちもいるのですが、聞きたいときに見かけないのは世の習い(日本人観光客が相談している光景もありました)、執念深く探したら見つかりました。
2Fで注文して金を前払いして席でいただくというシステムです。
冷たい紅茶とベリーのタルトをいただきます。紅茶は砂糖が入っていたらどうしよう(砂糖の入った紅茶好きじゃないんです)と心配したら、砂糖がなくて助かりました。
客層はやはりいかにも金持ちげな人が多いですね。でなければ私みたいな外国人か無理して女の子を連れてきた男性です。
しばらくグータラすごします。そうこうしていると2時過ぎになったので、空港に向かうことにしました。
それにしてもカロスキルを歩く着飾った女性たちを見ると、昨日の咸平の女性たちとの違いはなんなのだとちょっと唖然としました。
彼女らの違いは、生まれた時代が何十年か違ったということと、生まれた場所がちょっと違う(カロスキルの女性たちの中には、全羅南道出身者も少なくないはず)だけです。残酷、と言ったら本当に失礼ですが、かなり複雑な気分になりました。
ところで韓国の女性って、手をつないでいる人たちがいます。上にもそのような女性たちの写真を集めました。手をつなぐというより腕を組むというところか。
ソウル駅でチェックインしようとすると、空港鉄道のエキスプレスの切符を買わないとチェックインできないとのこと。そんなもったいないことはできない(時間の余裕はある)ので、各駅停車に乗って仁川国際空港に向かいます。
仁川国際空港駅です。
チェックインして日本円に両替して、出国手続を済ませました。めずらしく金属探知機に引っかかりませんでした。今回はセルフチェックインで、真ん中の白い服の女性が手伝ってくれました。
グータラ椅子に寝転がっていると、フライトが遅延するとのこと。やれやれです。ちょっと私の予定が狂ってしまいました。
私が機内に入る順番を待っていると、女性2人組があわてて走ってきて、まだ乗れますかと顔を引きつらせていました。定刻なら間に合わなかったでしょうが、遅延したのでぜんぜん大丈夫です。よかったね、あなたたち。
食欲がなかったので機内食はパスしました。というわけで写真はありません。
2日目の行動はいくらなんでも無理でしたが、でも咸平でユッケビビンバと肉の刺身を食べられたのはきわめて満足できるものでした。これからも韓国の探求を続けますので、乞うご期待。
参考:この日使った金(韓国出国まで)
タクシー代(模範タクシー):4,500ウォン
交通カードチャージ(4回):7,000ウォン
市庁駅近くの食堂(コンクッス):9,500ウォン
Deux Cremes(アイスティー、VeryBerry):16,500ウォン
韓国ウォン残額;43,400ウォン
43,000ウォン日本円両替→3,700円 残400ウォン
残りの400ウォンは、次の旅行にとっておきます。
すぐ光州行きバスに乗りましたが、これはノンストップでなく停留所に停車する一般バスでした。おかげで1時間30分ほどかかりました。地域の人たちの姿を垣間見えたのは興味深かったですけど。
光州バスターミナルに到着して、すぐにソウル行きの切符を買います。ソウル行きは頻発ですので、すぐ乗れます。
3人がけのいいバスです。靴下を脱いでくつろぎます。
9時ちょっとすぎ、ソウルの高速バスターミナルに到着します。3時間20分かかり、出発が5時50分ですので、到着予定時刻は9時10分過ぎでしたが、ちょっと早めに着きました。ソウルでは雨が降っていました。
バスターミナルもだいぶ人影がまばらになっています。
どこへ行こうかと思い、景福宮近くのソルロンタン屋に行くことにします。
初めての店ですので、慎重に歩いてたどり着きました。
ソルロンタンをいただきます。質が高いと思いました。
店を出てタクシーを拾い、すでにソウルの定宿と化しているノヴォテルアンバサダー禿山に行きます。さすがにだいぶ体が疲れていたので、いまさら最低1回の地下鉄乗りかえとあらためてのタクシー乗車は過酷に思ったからです。
途中、ソウル市庁舎前の近辺にたくさんの警官とそのバスが配備されていました。こちらで何か警官が警備にたつ大きな集会のたぐいがあったようですね。すると私が金曜日に見た黄色いシャツのグループもその関係なのですかね?
ホテルに到着したら料金は14,300ウォンでした。タクシー代の安いソウルですから、けっこうな距離だったと思います。交通カードで支払いました。
ホテルにチェックインしたら、レセプションの男性が「お久しぶりでございます」といいました。3回目の宿泊にして、一応常連の端くれくらいにはみなしてくれたんですかね。
ホテルの部屋です。今日はこれでおやすみなさい。
参考:この日使った金
ホテル宿泊費:132,000 ウォン(クレジットカード支払)
ホテル宿泊費:107,800 ウォン(クレジットカード支払 予約時支払)
KTX(ソウル→光州):37,700ウォン
水2リットル:1,500ウォン
タクシー(光州駅→光州バスターミナル):4,900ウォン
バス(光州→咸平):3,600ウォン
ダンキンドーナツ(ドーナツ3個、スムージー):9,000ウォン
咸平の食堂(ユッケビビンバ、肉刺身):40,000ウォン
バス(咸平→光州):3,600ウォン
バス(光州→ソウル):26,100ウォン
水2リットル:900ウォン
交通カードチャージ:10,000ウォン
白村(ソルロンタン特):10,000ウォン
水2リットル:1,100ウォン
計280,400ウォン
内訳
現金:148,400ウォン
クレジットカード:132,000ウォン
バスはノンストップで咸平に向かいます。バスターミナルです。蝶は、咸平のシンボルです。牛も同じ。
これは予想していなかったんですが、この日は市が開かれていたのですね。開かれているにしても午後3時すぎなのでおしまいの時間だと思ったのですが、そうでもありませんでした。さっそく見物します。
前回は真冬でしたし、しかも朝しか見学しなかったので、そのような記憶もあんまりないのですが、今回はけっこう魚の生臭いにおいが鼻をつきました。真夏の午後も3時ですからそういうことになるでしょう。
野菜、刃物、衣類などが売られています。今の時代、昔ほどのこのような市に存在意義があるわけでもありませんし、韓国でもだいぶ減っているのですが、この街ではまだ生きているということです。
この建物は、前回の旅行の際も印象に残りました。
美容院も営業しています。美容師さんがお客の髪の毛を切っていました。
で、私はというと、今回わざわざこちらまで足を伸ばしたのは、おいしいユッケビビンバを食べたいからです。あまり時間もない(この日はソウルに宿を予約していたので日帰りです)ので、食堂があったと記憶する方向へ足を進めます。
こちらの食堂が前回食事をしたところです。3時30分ごろという中途半端な時間だったので、開いているかどうかすら疑問でしたが、中に入るとちゃんと営業していました。私以外にも客がいました。
店の女性は韓国語で話しかけますので、私にはまったく対応ができません。せっかく来たので、ユッケビビンバの「特」と牛肉の刺身をいただきます。
こちらが牛肉の刺身です。
ユッケビビンバです。日本では昨今なかなか食べられません。
こちらの女性は、巨大なボウルにスプーンや箸などをいれてジャラジャーンとゆすっていました。すげえ力。
店の女性がコーヒーを飲まんかといってくれたので、ではといただきました。砂糖とクリームが入って紙コップで出される(韓国の食堂ではよくあるタイプの)コーヒーです。日本では、このようなものを飲むことはまず皆無なのですが、外国ではおもわずいただいてしまいます。甘さが体の緊張をほぐしてくれるのでしょう。
店を出て、バスターミナルへ向かいます。
左の女性、私がカメラを構えて「写真OKですか?」と聞くと、おどけた表情をしてくれました。いい女性です。
なかなかいい建物です。
写真が手ぶれしてしまっていて申し訳ないのですが、これ無数のカニです。昔読んだ四方田犬彦の本に、韓国の海岸で、女性がシャコを売りに来てバケツの中に大量のシャコがわさわさうごめいていたなんて描写があったのを思い出しました。
また来て、今度はゆっくりといろんな店で食事をしなければいけません。
起床します。ソウルの夏の朝は、わりとさわやかでした。
食堂でしょぼい朝食をいただきました。やはりソウルでは、ホテルの朝食ではなく普通の食堂で食べるほうがいいのだろうなとか、何をいまさらなことを考えます。
ホテルをチェックアウトして市庁の駅に行きます。中に帽子屋がありました。
私はふだん帽子をかぶっていることが多いので、店が開いていればゆっくり見てみたいなと思いました。
1号線に乗って龍山駅へ。
龍山駅は、通ったことはありますが、下車して駅の構内に入ったのはじめてです。韓国のターミナル、もしくは規模の大きな駅って、わりと似たような雰囲気があります。
今日はKTXに乗って光州に向かいます。そして光州から蝶と牛肉で有名な咸平に行き、おいしい牛肉を食べてやろうという算段です。
韓国の鉄道の切符は、このようなレシートタイプです。龍山駅→光州駅は、普通のクラスで37,700ウォンです。日本と比べればかなり安い。しかし、湖南線のKTXはあまり本数が多くないので、バスで行くほうがずっといいのですが、KTXに乗って光州に行ってみたいので、あえてこのルートを選んだわけです。
10時20分発なので時間があるので、ベンチに座って水を飲みながら、本を読んだり、ソウル美女を観察したりします。
ところで、ソウルって、日本人からすると「え!」っていうような美女がたしかにいます。整形大国だからなのでしょうが、同じ民族だから、北朝鮮レストランの女性たちが美女ぞろいというのもわからんでもありません。一応北は美女が多く、南は美男子が多いということになっているそうですが。
ようやく時間が来ましたので、プラットホームへ。
美女が案内をしていました。以前中国の鉄道で女の車掌の写真を撮ったら写真を消すよう要求されたことがあります。
私の車両は、7号車の1番前でした。ただし後向きの座席です。私後ろ向きの座席は好きでないのです。
日本語の案内もあって親切です。
龍山の次の駅。
若い男性が車内販売をしたりします。で、先ほどの女性が車内を巡回していました。彼女車掌だったんですかね。日本の鉄道の車掌は実用的な制服ですが、KTXの車掌は実用的というよりデザインに気を配っているんでしょうか。
車窓はもっぱら田園風景です。
日本の観光ガイドブックには絶対乗らない街の駅に停車したり通過をします。ほんとはこういうところの安宿や食堂で時間をつぶすのが楽しいのかも。これも仕事をやめた後の楽しみということになりそうです。
車内放送は、韓国語、英語、中国語、日本語の順番でされます。さらにモニターでも表示されるという至れり尽くせりぶりです。
市街地に入ってきたので光州の駅が近くなっていることに気づきました。
光州駅です。隣の駅名、なかなかすごい名前ですね。
駅構内。韓国の鉄道の大きめな駅というのは最近立て直しされたものが多く(たぶんKTXのからみでしょう)、いまひとつ情緒とかはありません。
タクシー乗り場には列が出来ています。私も並びます。
光州バスターミナルです。ここは、前にも来たことがあります。
咸平までのチケットを買います。3,600ウォンです。
時間があるのでターミナル内のダンキンドーナツでドーナツその他をいただきます。
ところで、私がドーナツを食べていたら、韓国人女性が私に韓国語で「%#=*~?><+」といいました。何をいっているのかさっぱり理解できませんが、先方の席のイスが1つしかなく、その女性には連れがいて、彼女が私の席を指差していたので、つまり「イスを使っていいですか」という趣旨のことを言っているくらいのことは容易に理解できたので、私は手まねで「どうぞどうぞ」と意思表示しました。ちょうどドーナツを食べている最中だったので、私が一言も口にしないのも自然だったので、たぶん彼女は私が日本人であるとは思わなかったと思います。
ここでとつぜん変なことを思い出しました。私がモスクワのスーパーマーケットで買い物をしてレジの列に並んでいたら、前に並んでいた女性が私にまた「ナントカカントカナントカ」といいました。そして彼女は去りました。これまたなにをいっているかさっぱり理解できませんでしたが、大要「私はちょっと列を外しますけどまたすぐもどってきますから、私のところはあけておいてください」くらいのことをいっているんだなと(勝手に)判断したら、ちゃんと彼女がもどってきたのでたいへんうれしく思った記憶があります。あるいは彼女も、私を中央アジア系の人間だと思ったのかもしれません。
それはともかく、バスに乗ります。いよいよ咸平です。
飽きもせず、またまた今年2回目の韓国旅行に行ってきました。7月26日から28日です。サッカーの試合(東アジア選手権)を見に行ったのではなく、たんなる観光旅行です。今回の旅も、数回記事を書きます。
さいしょに断っておきたいことがありまして、今回カメラは自宅にある昔のカメラを持っていきましたが、やはり夜間撮影がちょっと問題があったように思います。申し訳ございません。
26日の成田空港第一ターミナルです。
ハープの演奏をしていました。
出国エリアに入ります。今回もキャリアはアシアナ航空です。
ところで今回「いつもご登場ありがとうございます」とカウンターで言われました。そんなに常連さんというわけではありませんし、みんなに同じようなことは言っているのでしょうが(ただし私は、そのようなことを言われたのは初めて)、たしかにソウル路線はアシアナを利用することが多いのは事実です。もしかしたら年末年始の旅行の際は、欧州路線もアシアナを利用するかも。個人的には、この間事故がありましたが、アシアナ航空は機内食はおいしいし客室乗務員は美人なので、わりと好きなキャリアです。
機内食です。コチュジャンのチューブをおもいっきりかけました。
指紋スキャンを済ませて入国します。あれだけ激怒していたのをすぐ平気になってしまうだめな私。空港鉄道に乗ります。
すでに時間が22時なので、ソウル駅に到着するのは23時ごろ、ホテルにはだいぶ遅い到着になろうかと思いますので、きょうのところはまずはホテルを目指します。
ソウル駅に着きます。
ソウル駅前で、親が子どもたちを遊ばせていました。しかし、こんな遅い時間にこんなちいさい子どもを遊ばせておいていいんですかね。いいのでしょうが。
市庁の駅へ行きます。そして外に出ると…。
ソウル市庁舎前の広場に黄色い服を着た集団がいました。
学生かと思いましたが、よくわかりません。写真がぶれてしまっていてすみません。
初めは学生のリクリエーションかと思ったのですが、そういうわけでもないみたいです。この翌日、ちょっとこの件と関連しているかもしれないことで印象に残ることがありました。
道路を横断します。ソウルの道というのは幅が広く車もびゅんびゅん飛ばしますから、よい子のあなたは真似はしないでください。
ホテルにチェックインします。「おんな、おんな」とかの声を適当にあしらいます。
今回のホテルは、「プレジデントホテル」です。わりと有名なホテルでしょう。
チェックインすると、けっこういい部屋です。
夜景を。
さて、せっかくなので、当然ながら明洞に行ってみることにします。夜食を食べなければ…。
実は、食べてみようかと考えていたホルモン焼屋があったのですが、あいにく客室にガイドブックを忘れてしまったので、そこにいくのは断念しました。しょうがないから、何回も行った神仙ソルロンタンへ行きます。
ソルロンタンをいただきます。けっこう客もいます。
店を出て、あと1軒どこかへ行こうかと思います。開いている店もあまりなく、どこにしようか迷いましたが…。
こちらの店に行きます。チキンの店です。コムタンで有名な河東屋の(ほぼ)前にある店です。
マヌルチキン(ニンニクチキン)とビールを頼みます。ビールは特に飲みたくもなかったのですが、店の人がすすめてきたので「じゃあ」と飲みました。飲んだらおいしかった。頼んでよかったと思いました。しかしこの旅行中けっきょく酒を飲んだのはこのときだけでした。
ホテルにもどります。今日はおやすみなさい。
参考:この日使った金(韓国入国以降)
5,000円両替→51,500ウォン
交通カードチャージ:10,000ウォン
水2?:1,200ウォン
20,000円両替→220,000ウォン
神仙ソルロンタン(特):10,000ウォン
マヌルチキン、ビール:21,000ウォン
計42,200ウォン