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10ミニッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
10ミニッツ
10 Minutes Gone
監督 ブライアン・A・ミラー
脚本 ケルヴィン・マオ
ジェフ・ジングル
製作 ランドール・エメット英語版
ジョージ・ファーラ
ショーン・サングハーニ英語版
リディア・ハル
マーク・スチュワート
出演者 マイケル・チクリス
ブルース・ウィリス
音楽 ジョシュ・アッチリー
撮影 ピーター・A・ホランド
編集 マイケル・トレント
ボブ・モーリ
製作会社 ハイランド・フィルム・グループ
EFO
ムービーパス・フィルムズ
ダイヤモンド・フィルム・プロダクションズ
配給 アメリカ合衆国の旗 ライオンズゲート
日本の旗 ハピネット
公開 アメリカ合衆国の旗 2019年9月27日[1]
日本の旗 2019年11月22日
上映時間 96分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カナダの旗 カナダ
言語 英語
興行収入 世界の旗 $323,989[2]
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10ミニッツ』(10 Minutes Gone)は、2019年アメリカ合衆国クライムアクションスリラー映画。監督はブライアン・A・ミラー、出演はマイケル・チクリスブルース・ウィリスなど[3][4][5][6]

何者かに殴られて気を失っていた10分の間に相棒である弟を殺された銀行強盗一味の男が、弟を殺した裏切り者を捜して奔走する姿を描いている[7]

アメリカ合衆国では2019年9月27日にライオンズゲート配給で劇場公開された[1]。日本では「のむコレ3」の上映作品の一つとして2019年11月22日に劇場公開された[8][9]

ストーリー[編集]

凄腕の金庫破りのスキンヘッド中年のフランクは、弟のジョーを含めたチームと共に銀行強盗を企てる。それは、10分ほどで終わる簡単な仕事のはずだった……。しかし、早々と警察が到着して銃撃戦となり、この強盗計画は失敗に終わる。

逃走の最中、突如何者かに頭を殴られたフランクは10分間意識を失い、目覚めると盗んだはずの「中身のわからない金属製のケース」はなくなり、ジョーは何者かに殺害されていた。状況がつかめないフランクは、ジョーの恋人クレアとともに弟を殺した犯人を探しだそうとする。

強盗メンバーだったバクスターの隠れ家に行ったフランクは、犯行当時の銀行内での出来事を聞きだす。しかし、途中でバクスターが発砲してきたことから、やむなく撃ち返して殺害する。

その後、強盗を裏で手引きしていたレックスは事態の収束を図ろうとし、フランクに『刺客』を送り込む。フランクはレックスと警察双方に追われながら、弟を死に追いやった『裏切り者』を見つけ出すため奔走する。

最後に残った仲間のグリフィンも「裏切り者でない」ことが分かるが、レックス配下の女殺し屋のアイボリーにグリフィンは射殺される。しかし、その直後、フランクに銃を向けるアイボリーはクレアによって撃たれ、彼女によって助けられたかに思われた。

しかし、早々と警察が出動したことや、ジョーを殺害して金属ケースが盗まれたこと……その全てが、「クレアの仕業」であったことが判明する。金属製ケースの中身は「大粒のダイヤモンドの山」で、クレアは事件の後始末をするためフランクを利用していたのだ。

すべてを告白したクレアは、防弾ベストを着ていたアイボリーによって殺害される。そこにレックスが現れ、次の仕事の報酬の「前金」を渡されて、アイボリーと共に去っていく。警察のパトカーが急行してくるが、それを躱してフランクが立ち去ったところで、物語は終わりを告げる。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

主人公[編集]

フランク
演: マイケル・チクリス楠見尚己
凄腕の金庫破り。スキンヘッドのマッチョマンの中年。
クレア
演:メドウ・ウィリアムズ安永亜季
フランクの弟ジョーの恋人。

強盗チーム[編集]

ジョー
フランクの弟。一味の送り屋に復帰しようとしていた。
バクスター
フランクの強盗仲間の1人。無精ひげの青年。
グリフィン
演:カイル・シュミット英語版中西正樹
フランクの強盗仲間の1人。
マーシャル
フランクの強盗仲間の1人。

レックス一味[編集]

レックス
演:ブルース・ウィリス内田直哉
フランクに強盗を依頼した仲介人。
アイボリー
演:リディア・ハル
レックスの部下である女殺し屋。
リチャード
演:テキサス・バトル
レックスに強盗を依頼した仲介人。中盤終わりにレックスによって射殺される。

作品の評価[編集]

Rotten Tomatoesによれば、7件の評論のうち高評価はなく、平均点は10点満点中2.00点となっている[10]Metacriticによれば、4件の評論の全てが低評価で、平均点は100点満点中13点となっている[11]

出典[編集]

  1. ^ a b “Virtually every film coming out this fall” (英語). Los Angeles Times. (2019年8月29日). オリジナルの2019年9月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190914210249/https://www.latimes.com/entertainment-arts/movies/story/2019-08-29/virtually-every-film-coming-out-this-fall 2019年9月15日閲覧。 
  2. ^ 10 Minutes Gone” (英語). Box Office Mojo. 2020年11月22日閲覧。
  3. ^ Roxborough, Scott (2018年11月3日). “AFM: Tiberius Picks Up Bruce Willis Crime Drama '10 Minutes Gone'” (英語). The Hollywood Reporter. オリジナルの2018年11月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181103195836/https://www.hollywoodreporter.com/news/bruce-willis-10-minutes-gone-picked-up-by-tiberius-1157698 2019年9月11日閲覧。 
  4. ^ Fleming Jr., Mike (2018年8月7日). “MoviePass Films Sets First Pic: Bruce Willis To Star In ’10 Minutes Gone’” (英語). Deadline Hollywood. オリジナルの2019年9月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190913203825/https://deadline.com/2018/08/moviepass-films-bruce-willis-10-minutes-gone-1202441596/ 2019年9月11日閲覧。 
  5. ^ Mancuso, Vinnie (2018年8月7日). “MoviePass Films’ First Project Will Be ’10 Minutes Gone’ Starring Bruce Willis” (英語). Collider.com. オリジナルの2019年4月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190417145318/http://collider.com/10-minutes-gone-bruce-willis-moviepass/ 2019年9月11日閲覧。 
  6. ^ Hough, Q.V. (2019年8月13日). “Bruce Willis & Michael Chiklis Star In 10 Minutes Gone Movie Trailer” (英語). Screen Rant. オリジナルの2019年9月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190916102953/https://screenrant.com/10-minutes-gone-movie-trailer-bruce-willis/amp/ 2019年9月12日閲覧。 
  7. ^ 10ミニッツ”. WOWOW. 2020年11月22日閲覧。
  8. ^ のむコレ3”. シネマート. 2020年6月11日閲覧。
  9. ^ 10ミニッツ”. シネマート. 2020年6月11日閲覧。
  10. ^ 10 Minutes Gone (2019)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年11月22日閲覧。
  11. ^ 10 Minutes Gone Reviews” (英語). Metacritic. 2020年11月22日閲覧。

外部リンク[編集]