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天王台駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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天王台駅南口(2005年7月撮影)
天王台駅北口(2005年7月撮影)

天王台駅てんのうだいえき)は千葉県我孫子市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である。

停車する列車

元々当駅の快速(除く中距離電車)停車は、我孫子~取手間の複々線化完成までの暫定的な措置であり、完成後は快速は通過となる予定だった。しかし、沿線住民の反対に遭ってそのまま快速停車駅として残ることになったという背景がある(後に中距離電車も停車。現在ではどちらも「快速」と案内)。このため、複々線完成後にあっても我孫子~取手間の輸送は快速線のみで充分賄えることから、緩行線は朝・夕通勤・通学時間帯以外は従来通り我孫子駅までの運転となっており、そのまま現在に至っている。しかし、乗換駅としての需要のある新松戸駅に快速が停車しないことと相まって、当駅の快速停車の有効性を疑問視する声は少なくない。

なお、2006年3月18日時点では昼間1時間当たりの本数は5本まで削減されている。緩行線の昼間の本数と同等ではあるが間隔が均等でないため、最大で22分の空白が生じている。

駅構造

島式ホーム2面4線の地上駅である。緩行線各駅停車)と快速線島式ホームを各1面づつ使用しているが、緩行線は朝夕の時間帯のみしか乗り入れないため、それ以外の時間帯は全く使用されておらず、閉鎖されている(照明も点灯していないが、電光掲示板だけが延々と稼動している)。このため、改札コンコース階から緩行線ホームに通じる階段・エスカレータが1箇所のみとなっている。

橋上駅舎を持ち直営駅である。駅舎には自動券売機自動改札がある。駅舎からは南北に出入り口があるが南口のほうが利用が多く構えも堂々としている。北口は跨線橋が伸びているのみで南口と比べると寂しい出入り口である。駅前広場は南北どちらにも整備がなされているが南口のものは大きく北口のものは小さい。

なお、みどりの窓口は指定席券売機の導入に伴い、2006年6月初頭に営業を終了した。

のりば
  1. 常磐線(快速):取手・土浦水戸いわき方面
  2. 常磐線(快速):我孫子・柏・松戸・上野方面
  3. 常磐線(各駅停車):取手行
  4. 常磐線(各駅停車):我孫子・新松戸・北千住・代々木上原方面

取手までの快速電車が取手駅4番線到着となる場合、当駅で後発の中距離電車への乗り換えを勧められることがある(4番線から5・6番線ホームまでの移動が伴うため)。

利用状況

2005年度の利用者数は1日平均23,591人である。

住宅街の駅ではあるが、川村学園女子大学及びNEC事業場最寄駅として、それらへの利用者も見られる。

成田線湖北駅付近住民が、本数の多い阪東自動車路線バス(阪東バス)を利用し、当駅から常磐線を利用するケースがある。

駅周辺

駅前・郊外型の新興住宅地が広がる。一戸建てが主流。駅前には、低層の雑居ビルもある。

  • 天王台西公園
  • 成田線東我孫子駅まで、約1kmほど。
    • そのため終電を逸した成田線利用者当駅を下車駅として利用することもある。また、東我孫子駅付近の住民については、成田線より安く(電車特定区間のため)、本数も多い常磐線の当駅を日常の利用駅として利用する傾向がある。
  • 北口より阪東バスでNEC我孫子事業場と川村学園女子大学我孫子キャンパスへ。
  • 南口より阪東バスで中央学院高等学校へ。

一時期、常磐線停車駅で白タク行為を繰り返していた人たちがおり、この駅は特にひどく、社会問題になったが、2002年のタクシー関連法改正や、我孫子市の条例で白タク行為の罰則を強化などしたため、今はほとんどいない。看板だけが残っている。

取手駅のタクシーの評判の悪さから、夜遅くには取手住民が、当駅からタクシーで利根川を渡り帰宅するケースもあった。

歴史

隣の駅

東日本旅客鉄道
常磐線
特別快速
通過
快速・各駅停車
我孫子駅 - 天王台駅 - 取手駅

関連項目

外部リンク