ダイワメジャー産駒ダブルメジャー仏G1制覇、ロワイヤルオーク賞を圧勝
【2023年11月8日】
JRA-VANによると、現地時間10月29日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われたロワイヤルオーク賞をダイワメジャー産駒のダブルメジャーが7馬身半差の圧勝でG1初制覇を果たした。
発馬決めたダブルメジャーはハナを奪って先頭に立ち後続を牽引。途中から2番手にいたタシュカンに並び掛けられるも抜かさせずに先頭を維持。向かえた直線では鞍上のマキシム・ギュイヨン騎手の仕掛けに応えて末脚を繰り出すと、既に一杯一杯の手応えのタシュカンを瞬く間に引き離して独走状態。後ろを振り返って十分な着差を付けたと判断したギュイヨン騎手は手綱を緩めて流してゴール板を通過した。
7馬身半差の2着には好位を追走していたスカジノ。そこから3/4差の3着にはタシュカンが残した。
netkeibaによると、ダイワメジャー産駒は基本的に短距離で活躍する産駒が多く、JRA平地重賞勝利は1800mが最長であった。今回の距離はそれを遥かに上回るものであり、異国の地にて産駒初の長距離G1制覇を挙げた。
サンケイスポーツによると、ダイワメジャー産駒の海外G1制覇はアドマイヤマーズの2019年香港マイル以来2度目。 ジャパン・スタッドブック・インターナショナルによると、ダイワメジャー産駒初の欧州G1馬となった。 また、日刊スポーツによると、今年の欧州ではディープインパクト産駒オーギュストロダンやハーツクライ産駒コンティニュアスといったサンデーサイレンス系種牡馬の産駒の活躍が目立っていることが、レーシングポストの記事で伝えられた。
ジャパン・スタッドブック・インターナショナルによると、ヴェルテメール家の自家生産馬であり、ギシュ賞(G3)の優勝馬フロップショット、リステッド競走3着馬のヴェリタスの半弟である。また、母ダンスクエストはリアンクール賞(L)の3着馬であり、サンクルー大賞(G1)優勝馬プルマニアとロワイヤリュー賞(G2)優勝馬バラドゥーズの半妹に当たる。
サンケイスポーツによると、陣営は国際的に長距離路線を歩ませたいと考えている。
情報源[編集]
- 『ダイワメジャー産駒ダブルメジャー、仏G1ロワイヤルオーク賞を圧勝』 — JRA-VAN, 2023年10月30日
- 『ダイワメジャー産駒のダブルメジャー 3100mの仏G1・ロワイヤルオーク賞を7馬身半差V』 — netkeiba, 2023年10月31日
- 沢田康文 『【沢田康文の欧州競馬リポート】ダブルメジャーが仏GI初制覇 シャネルのオーナー兄弟所有のダイワメジャー産駒』 — サンケイスポーツ, 2023年11月02日
- 『ダイワメジャー産駒のダブルメジャー、ロワイヤルオーク賞を制覇(フランス)[生産]』 — ジャパン・スタッドブック・インターナショナル, 2023年11月02日
- 木南友輔 『のダイワメジャー産駒ダブルメジャーがG1初制覇!ロワイヤルオーク賞で2着に7馬身半差』 — 日刊スポーツ, 2023年10月30日
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