千葉大学
2002 年 37 巻 p. 1123-1128
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韓国では、1970~80年代に経済発展を基盤とした都市政策によって良好な歴史的景観が失われた。1990年代後半から、経済優先の都市政策で生じた都市問題への対抗策として市民運動による「住民主体の環境づくり」が進められつつある。本研究は、仁寺洞地区の歴史的環境保存をめぐる住民運動の展開過程及びその特徴、さらに住民と市民団体、行政間の関係(パートナーシップ)を明らかにする。こうした事例研究から歴史的環境づくりにおいての住民参加のあり方と、参加においての改善方案を探ることが本研究の目的である。
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