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首都郊外に多数の遺体 ウクライナ「キーウ州解放」主張―ロシア軍、撤収時に地雷設置か

2022年04月03日16時19分

ウクライナの首都キーウ(キエフ)北西にあるブチャで、破壊された建物=2日(AFP時事)

ウクライナの首都キーウ(キエフ)北西にあるブチャで、破壊された建物=2日(AFP時事)

 【イスタンブール時事】ロシア軍の撤退でウクライナ側が奪還した首都キーウ(キエフ)郊外のブチャで、民間人とみられる多くの遺体が見つかったことが2日、現地からの報道で明らかになった。ウクライナ国防省高官は、北部のキーウ州について「全域が解放された」と宣言。ゼレンスキー大統領は、撤収するロシア軍が「地雷を仕掛けている」と主張し、退避した人々が戻るのは困難という見方を示した。
 キーウの北西に位置するブチャは、過去1カ月にわたってロシア軍が占拠。ウクライナ側が1日までに支配権を回復したとされる。
 AFP通信によると、一つの通りで少なくとも20の遺体が確認されるなど、凄惨(せいさん)な状況。いずれも民間人らしき服装で、手を縛られたままの遺体もあった。外見や状況から、何日間も放置されていたもようという。ブチャの市長は「これまでに280の遺体を集団埋葬した」と話した。

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