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選抜(読み)センバツ

デジタル大辞泉 「選抜」の意味・読み・例文・類語

せん‐ばつ【選抜】

[名](スル)
多数の中から基準目的に合ったものを選び抜くこと。「正選手を選抜する」
多く「センバツ」と書く》「選抜高等学校野球大会」の略。
[類語]選出抽選選ぶ選任抜擢ばってき選りすぐる粒揃い有数優れる秀でる偉い優等優秀秀逸錚錚そうそう一廉ひとかど長ずるける良い良好良質優良簡抜抜粋精選厳選特選選り抜き粒選り一粒選り選り抜く白羽の矢が立つ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「選抜」の意味・読み・例文・類語

より‐ぬき【選抜】

  1. 〘 名詞 〙 よりぬくこと。多くの中から選んで抜き出すこと。また、そのもの。えりぬき。
    1. [初出の実例]「三千九百万選(ヨリ)抜きの器械の亀の甲(こ)小僧ってんですか」(出典落語成田小僧(1889)〈三代目三遊亭円遊〉)

せん‐ばつ【選抜】

  1. 〘 名詞 〙 多数のものの中から基準・目的にあったものを選び出すこと。えりぬき。
    1. [初出の実例]「児等数名、並びに選抜を蒙る」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)四)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐趙憬伝〕

えり‐ぬき【選抜】

  1. 〘 名詞 〙 多くの中から選んで、抜き出すこと。また、そのもの。よりぬき。粒より。
    1. [初出の実例]「ドリイといふ踊り子が一人ゐた。〈略〉とにかくそこの女の中のえりぬきなのだ」(出典:日本脱出記(1923)〈大杉栄〉牢屋の歌)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の選抜の言及

【淘汰】より

…生物学用語。選択,選抜ともいわれる。ある生物種の地域集団内には表現型において異なる個体がさまざまにあるのが普通であるが,そのような表現型の違いが,個体間に適応度,すなわち生存率および(または)繁殖率の差を生じさせることがある。…

※「選抜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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