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決戦(読み)ケッセン

デジタル大辞泉 「決戦」の意味・読み・例文・類語

けっ‐せん【決戦】

[名](スル)最終的な勝敗を決するために戦うこと。また、その戦い。「決戦をいどむ」
[類語]交戦対戦応戦抗戦大戦一戦夜戦白兵戦前哨戦実戦勝負乱戦乱闘混戦接戦熱戦激戦激闘死闘血戦歴戦連戦乱軍奮戦奮闘デッドヒートクロスゲームシーソーゲーム

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精選版 日本国語大辞典 「決戦」の意味・読み・例文・類語

けっ‐せん【決戦】

  1. 〘 名詞 〙 最終的な勝敗を決定するために戦うこと。決死覚悟で戦うこと。また、その戦い。
    1. [初出の実例]「寧決戦于一レ此、刀折矢尽而後已」(出典日本外史(1829)一)
    2. 「中学の方で、今朝の意趣返しをするんで、又師範の奴と決戦を始めた所です」(出典:坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉一〇)
    3. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

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普及版 字通 「決戦」の読み・字形・画数・意味

【決戦】けつせん

戦って勝敗を決する。〔史記、項羽紀〕今日固(もと)より死を決せり。願はくは君の爲に決戰し、必ず三たび之れにたん。

字通「決」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「決戦」の意味・わかりやすい解説

決戦
けっせん
decisive battle

戦争のある時期に行われ,戦いの結末に決定的な影響を与える戦闘。あるいは小戦闘,紛争がエスカレートして,当事国にとって決定的な全面戦にいたった場合に決戦という。現実には,一戦闘の結果が決定的な結果をもたらすより,他の多くの要因が重なって戦争の勝敗が分れるので,政府または軍の指導層が,国内向け宣伝や,敵国向け心理戦の一手段としてこの言葉を使うことが多かった。

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デジタル大辞泉プラス 「決戦」の解説

決戦

1944年公開の日本映画監督吉村公三郎脚本:久坂栄二郎、撮影:生方敏夫。出演丸山定夫菅井一郎上原謙、阿部徹、高峰三枝子ほか。

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