改訂新版 世界大百科事典 「サムイル」の意味・わかりやすい解説
サムイル
Samuil
生没年:?-1014
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
… 10世紀後半,ビザンティンは,キエフ・ロシアのスビャトスラフ公を使嗾(しそう)して衰勢にあったブルガリアを攻撃させて,東ブルガリアを自国の領内に併合した。一方,西ブルガリアではサムイル帝(在位997‐1014)が,オフリトを中心としてバルカン山脈の北からドナウ川の地域と,現在のマケドニアとアルバニアを含む地域を支配下に置いて勢力を保持した。しかし1014年,後に〈ブルガリア人殺し〉と呼ばれたビザンティン皇帝バシレイオス2世の猛攻を受け,18年,第1次ブルガリア帝国はビザンティン帝国に併合された。…
…その後ステップ地方から到来したブルガール族はスラブ化しつつ第1次ブルガリア帝国を形成したが,シメオン1世(在位893-927)期にマケドニア地方を支配下に入れた。その後同帝国は分裂するが,サムイル帝(在位997-1014)がプリレプPrilep(のちにオフリト)に首都を置き,オフリトに正教の総主教座を設けた。1018年にはマケドニア朝(867-1057)ビザンティン帝国がふたたび当該地方を奪還し,以後14世紀にいたるまで,第2次ブルガリア帝国(1186-1396)とビザンティン帝国が攻防を繰り返した。…
※「サムイル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...
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