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雨後の筍(読み)ウゴノタケノコ

デジタル大辞泉 「雨後の筍」の意味・読み・例文・類語

雨後うごたけのこ

《雨が降ったあと、たけのこが次々に出てくるところから》物事が相次いで現れることのたとえ。
[補説]成長が早いことの意で使うのは誤り。

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精選版 日本国語大辞典 「雨後の筍」の意味・読み・例文・類語

うご【雨後】 の=筍(たけのこ)[=茸(きのこ)

  1. ( 雨が降ったあとには、筍が続々と生えるというところから ) 物事が次々に現われたり起こったりすることのたとえ。
    1. [初出の実例]「雨後(ウゴ)の茸(キノコ)の如く簇生したる会社」(出典:如是放語(1898)〈内田魯庵〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「雨後の筍」の解説

雨後の筍

物事が次々に発生することのたとえ。雨あがりには、筍が続々と生え出るところからいう。

[使用例] 総選挙期日が切迫してくると、全国の有造無造ども、雨後の筍よろしく、彼方にも候補者此方にも候補者と名乗りを揚げて[宮武外骨面白半分|1917]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

とっさの日本語便利帳 「雨後の筍」の解説

雨後の筍

雨上がりにタケノコが続々と生えることから、続いて同類のものが多く発生することをいう。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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