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イギリスのプロデューサーチームである[[ストック・エイトキン・ウォーターマン]]によるプロデュースの下で活動した[[デッド・オア・アライヴ]]が[[1984年]][[11月5日]]に『You Spin Me Round (Like a Record)』をリリースすると、同曲はイギリスだけでなく、アメリカでも大ヒットする。この楽曲は、後のユーロビートに見られる、高速なBPMと[[オクターヴ奏法]]を多用したFM音源の[[シンセベース]]によるベースラインという2つの特徴、を明確に打ち出した。ストック・エイトキン・ウォーターマンはその後も1980年代を通じて[[バナナラマ]]、[[ジェイソン・ドノヴァン]]、そして[[カイリー・ミノーグ]]、[[リック・アストリー]]、[[メル&キム]]らの曲を制作し、自らのレーベル「PWLレコード」を世界的に流通させることとなる。
 
イギリスで「ユーロビート」と名付けられた理由の一つに、[[1985年]]12月、[[イギリス|英国]]の音楽雑誌「レコード・ミラー」が「Hi-NRG Chart」の名称を「ユーロビート・チャート」に改名したことを挙げることができよう。この改名は、BPMが120を超えるような速いテンポでかつポップな作品が増加したため<ref name="kitanaka-onoda">小野田 雄「ユーロビート」北中正和監修『世界は音楽でできている ヨーロッパ・アジア・太平洋・ロシア&NIS編』音楽出版社,2007年,pp46〜47</ref> であると言われている。
 
ユーロビートは前述のストック・エイトキン・ウォーターマンを筆頭に、有名[[プロデューサー]]によって大量生産されていた。また、ドイツやイタリアを中心とするヨーロッパ大陸で人気を博していたイタロ・ディスコの流れもあり、イタリアでSAIFAMレーベルを主宰する[[マウロ・ファリーナ]]やジュリアーノ・クリヴェレンテのプロデュースによってMax-Him(ドイツ出身のグループで、フロリアン・ファディンジェールが在籍)、Aleph([[デイブ・ロジャース]]が在籍)、Radiorama(マウロ・ファリーナ自身がボーカルを務める)などの多数のアーティスト、ヒット曲を輩出している。
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1990年代後半ごろより、日本の[[パラパラ]]の音楽として「ユーロビート」が海外に知られるようになった。この時期の「ユーロビート」は完全に日本市場向けの楽曲が量産されており、80年代の楽曲と比べてもかなり高速化している(BPM140以上のものが多い)点が特徴である。
また、同時期にアニメ『[[頭文字D]]』やゲームの『[[Dance Dance Revolution]]』でユーロビートがフィーチャーされ、これの作品が海外に輸出されてヒットしたことで、ユーロビートは「日本文化の一部」として世界に再び受け入れられることとなった。2000年代以降も、日本の「パラパラ」用の音楽のコンピレーションアルバムが『Super Eurobeat』として継続的に発売されているほか(そのため海外ではしばしば、ユーロビートのサブジャンルとしての「日本におけるユーロビート」の名称が「スーパーユーロビート」であると誤解されている)、日本の様々なゲーム会社から『[[beatmania|ビートマニア]]』『[[パラパラパラダイス]]』『[[Jubeat]]』などの音ゲーのシリーズが継続的に制作され、それらにユーロビートが収録されて海外に輸出される状況が続いており、現在でも日本から世界に「ユーロビート」が継続的に再発信されている。
 
=== 日本のユーロビート ===
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** 『[[愛が止まらない 〜ターン・イット・イントゥ・ラヴ〜|ターン・イット・イントゥ・ラヴ]]』
* [[アンジー・ゴールド]]
** 『[[ダンシング・ヒーロー (Eat You Up) |イート・ユー・アップ]]』
* [[サマンサ・フォックス]]
** 『ストップ・ミー・ナウ』
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* アンキー・バッガー
** 『[[夜にはぐれて 〜Where Were You Last Night〜|夜にはぐれて]]』
* [[デッド・オア・アライヴ (バンド)| デッド・オア・アライヴ]]
** 『[[ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー (デッド・オア・アライヴの曲) |ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー]]』
** 『ユー・スピン・ミー・ラウンド』
** 『ブランド・ニュー・ラヴァー』
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* [[安西ひろこ]]
**「[[True Love (安西ひろこの曲)|True Love]]」 - LOLITA “EASY”
 
* [[石川秀美]]
** 「LOVE COMES QUICKLY」
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* [[竹内まりや]]
**「[[今夜はHearty Party]]」
 
* [[V6 (グループ)|V6]]
** 「[[MUSIC FOR THE PEOPLE]]」 - ''[[デイブ・ロジャース|Dave Rodgers]] & [[ジェニファー・バトゥン|Jennifer Batten]] 'Music for the People'''
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**「On My Own」 - DONNA “ON MY OWN”
**「Flame Love」 - LOLITA “MY HEART BURNS LIKE A FIRE”
 
*[[SUPER GTイメージガール#歴代イメージガール一覧|P-CH!]]
**「そばにいて〜On My Own〜」 - ANNERLY GORDON “ON MY OWN”
**「Livin’ in the Night」 - PAMSY “LIVIN’ IN THE NIGHT”
 
*[[SUPER GTイメージガール#歴代イメージガール一覧|4☆TUNE]]
**「Say You’ll Be Mine」 - KING & QUEEN “SAY YOU’LL BE MINE”
**「Be Your Emotion」 - LOLITA “WANNA BE YOUR EMOTION”
 
*[[Shiny]]
**「Forever Star☆」 - PAMSY “MY UNIVERSE”
**「Shiny In The Sky」 - KAREN “FLY IN THE SKY”
 
*[[Airy]]
**「Remember Your Heart」 - ROXANNE “YOU’RE IN LOVE”
 
*[[angelic]]
**「Baby Don’t Cry」 - LOLITA “BABY DON’T CRY”
**「Wings of Fire」 - JEE BEE “WINGS OF FIRE”
**「Baby Get My Fire Tonite」 - NUAGE “BABY GET MY FIRE TONITE”
 
* [[Dream (音楽グループ)|Dream]]
** 「Night Of Fire」- NIKO “NIGHT OF FIRE”
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*[[嘉陽愛子]]
**「[[Dolce (嘉陽愛子のアルバム)|Fantasy]] 」- VIRGINELLE “FANTASY”
 
* [[DA PUMP#シングル|DA PUMP]]
** 「[[U.S.A. (曲)|U.S.A.]]」 - Joe Yellow “U.S.A.”
 
* [[森高千里]]
** [[17才 (南沙織の曲)#森高千里によるカバー|17才]]
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** 「TA・DA ☆ YO・SHI」 beatmania IIDX 22 PENDUAL より
** 「Remedy feat. [[浅場佳苗|Kanae Asaba]]」 beatmania IIDX 24 SINOBUZ より
 
* [[ギャルル]]
** 「Boom Boom めっちゃマッチョ! 」
* [[板野友美]](ギャルちん aka 板野友美)
** 「Shiny Summer ~友の夏~」
 
* [[KinKi Kids]]
** 「DISTANCE」
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* [[Dream (音楽グループ)|dream]](現・Dream)
** 『SUPER EUROBEAT presents EURO "dream" land』
 
*[[Every Little Thing]]
** 『[[SUPER EUROBEAT presents Euro Every Little Thing]]』
 
*[[M.o.v.e|move]](現・m.o.v.e)
** 『[[SUPER EUROBEAT presents EURO movement]]』
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* [[ジュリアナ東京]]
* [[ストック・エイトキン・ウォーターマン]]
* [[:en:Euro_discoEuro disco|Euro disco]]<sub>(英語版)</sub>
 
{{音楽}}