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近年、統合幕僚長は、アメリカで言うと文民の最高司令官である[[アメリカ合衆国大統領|大統領]]と[[アメリカ合衆国国防長官|国防長官]]の最高軍事補佐機関である[[ラインアンドスタッフ|スタッフ]]としての[[アメリカ統合参謀本部議長|統合参謀本部議長]]の職務と、最高司令官の命令を武官として最高の立場で指揮する[[ラインアンドスタッフ|ライン]]としての[[統合軍 (アメリカ軍)|統合軍]]司令官の機能を併存させているため、大規模災害や有事の際に、[[内閣総理大臣]]や[[防衛大臣]]への補佐と各部隊への指揮という2つの任務に忙殺され対応できない可能性も指摘されている。そこで統合幕僚監部から隷下の運用部を切り離すなどして、新たに統合幕僚監部とは別の常設の「統合司令部」を創設して「統合司令官」のポストを新設して部隊運用に専念させ、統合幕僚長を大臣補佐に専念させる構想がもちあがっている<ref>[https://www.sankei.com/article/20160301-ADFFGV5HFZOKROLFZTTVFOZWQY/ 「統合司令部」常設を検討 自衛隊トップが言及] 産経ニュース 2016年3月1日</ref><ref>[https://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/193/0059/19305230059020a.html#17 参議院会議録情報 第193回国会 外交防衛委員会 第20号 平成29年5月23日]</ref>。
 
2022年6月6日、中国の積極的な海洋進出により台湾有事の可能性が高まってきている事、宇宙・サイバー・電磁波などの安全保障の新領域へ対応するために、新たに統合司令部を設して新設するポストの統合司令官を部隊運用に専念させることへの本格的な検討に入ったと報じられた<ref>[https://web.archive.org/web/20220606144217/https://news.yahoo.co.jp/articles/8f6b6faf035b69243f834cd040c7f5e32c138eff 自衛隊「統合司令官」、本格検討 台湾有事懸念、部隊運用に機動性] 共同ニュース 2022年6月6日</ref>。
 
== 定年 ==