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小田和正

日本のシンガーソングライター (1947-)

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小田 和正(おだ かずまさ、1947年9月20日-)は、神奈川県横浜市出身の日本フォークシンガーでありシンガーソングライター。元オフコースボーカルリーダー

聖光学院中学校・高等学校東北大学工学部建築学科卒業。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。

略歴

オフコースのメンバーとして1970年にシングル「群衆の中で」でデビュー。「愛を止めないで」「さよなら」「Yes-No」「言葉にできない」「君が、嘘を、ついた」「君住む街へ」などのヒット曲を生み出す。また、定かでは無いが変声期を迎えずに成長したとも言われている。(ちなみにこの説を述べたのは雑学知識の著書で知られてる唐沢俊一によるもの。)

オフコース在籍中の1986年にシングル『1985』でソロデビュー。(この前年の1985年には松任谷由実財津和夫との共作でシングル『今だから』リリースしている。)

1989年、オフコース解散と同時にソロ活動を本格化させる。1991年CXテレビドラマ東京ラブストーリー』の主題歌に起用された『ラブ・ストーリーは突然に』の売り上げは250万枚超を記録し、当時のシングルCDの売り上げ記録を更新した。その後も『伝えたいことがあるんだ』(1997年)、『キラキラ』(2002年)、『まっ白』(2004年)など、数々のヒット曲を生み出してきた。

2002年に発表したベストアルバム『自己ベスト』と2005年に発表したオリジナルアルバム『そうかな』の両方でオリコン1位獲得の最年長記録を更新。(『自己ベスト』→54歳8ヶ月 『そうかな』→57歳9ヶ月)

ソングライターとして鈴木雅之中村雅俊島倉千代子松たか子らの楽曲を全面的にプロデュースする他、ASKA佐藤竹善などとコラボレーションする。他にも、泉谷しげるらとのチャリティーライブ、スターダストレビューCHAGE and ASKA等とのジョイントライブや音楽イベント参加、また小田自身のソロライブのコーラスに山本潤子加藤いづみを起用するなど、ソロになってからアーチストとの交流が急速に活発化する。オフコース時代もビデオクリップ制作などに注力していたが、ソロになってから本人の長年の夢であった映画製作にも挑戦しており、2本の作品を発表している。

めったにTV番組に出演しないことで有名であったが、小田自身が編集した「キャディ」(青木功のキャディをつとめた時のドキュメンタリー・(1994年)テレビ東京系)・「日本をすくえ」(チャリティライブ制作のドキュメント・(1994年)テレビ朝日系)は話題となる。

2001年より、クリスマスにはTBS系列の番組「クリスマスの約束」を制作し、好評を博す。この番組では山下達郎サザンオールスターズ松任谷由実中島みゆきなど様々な他のアーティストの楽曲をカバーしたりゲストとして招き、共演したりして歌を披露している。初回(2001年)では、ずっと確執があると言われていた山下達郎宇多田ヒカルなどの招いたゲストが一人も来ないと言うハプニングもあったが(丁重にお断りする手紙は来ていた。2002年は呼ばず)、2003年でようやく念願が叶った。なお初回以来、山下達郎の代表曲である『クリスマスイブ』を必ず歌っていた。

2004年には初のレギュラー番組としてTBS系列で『風のようにうたが流れていた』(全11回)をオンエア。この年の「クリスマスの約束」は「風のようにうたが流れていた」の総集編となった。

音楽作品

シングル

  • 『1985』 (1986年
  • 『僕の贈りもの』 (1988年
  • 『Little Tokyo』 (1989年
  • 『君にMerry Xmas』 (1989年)
  • 『恋は大騒ぎ』 (1990年
  • 『Oh!Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に』 (1991年
  • 『あなたを見つめて』 (1991年)
  • 『いつかどこかで』 (1992年
  • 『そのままの君が好き』 (1992年)
  • 『緑の日々』 (1993年
  • 『風の坂道』 (1993年)
  • 『真夏の恋』 (1994年
  • 『so long my love』 (1995年
  • 『君との思い出』 (1995年)
  • 『遠い海辺』 (1997年
  • 『伝えたいことがあるんだ』 (1997年)
  • 『緑の街』 (1997年)
  • 『こんな日だったね』 (1999年
  • 『woh woh』 (2000年
  • 『風の街』 (2001年
  • 『キラキラ』 (2002年
  • 『まっ白』 (2004年
  • 『たしかなこと』 (2005年

オリジナルアルバム

  • 『K・ODA』 (1986年
  • 『BETWEEN THE WORD & THE HEART』 (1988年
  • 『Far East Cafe』 (1990年
  • 『sometime somewhere』 (1992年
  • 『MY HOME TOWN』 (1993年
  • 『個人主義』 (2000年
  • 『そうかな 相対性の彼方』 (2005年

ベストアルバム

  • 『Oh!Yeah!』 (1991年
  • 『伝えたいことがあるんだ』 (1997年
  • 『自己ベスト』 (2002年

カバーアルバム

  • 『LOOKING BACK』 (1996年
  • 『LOOKING BACK 2』 (2001年
  • 『21世紀への贈りもの OFF COURSE Melodies』
  • 『ラブ・ストーリー ~小田和正ソングブック~』

コラボレーション

  • 『今だから』(1985年、松任谷由実・財津和夫との共作)
  • 『僕らが生まれたあの日のように』(1993年、飛鳥涼(現:ASKA)らとのユニット「USED TO BE A CHILD」名義)
  • 『クリスマスが過ぎても』(1996年佐藤竹善とのユニット「PLUS ONE」名義)

映像作品

  • 『K・ODA TOUR 1997-1998 THRU THE WINDOW』
  • 『小田和正 カウントダウン・ライブ ちょっと寒いけどみんなで SAME MOON!』
  • 『風のようにうたが流れていた』DVD-BOX

監督映画

  • 『いつか どこかで』 (1991年
  • 『緑の街』 (1997年

関連書籍

  • 『Time can't wait』 (1990年初版・小田和正 著・朝日新聞社
  • 『キャディ』 (1994年
  • 『YES-NO 小田和正ヒストリー』 (1998年初版・小貫信昭 著・角川書店
  • 『たしかなこと』 (2005年初版・インタビュアー小貫信昭)

関連人物

    • 鈴木康博

出演番組

関連項目

外部リンク