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geek sleep sheep

日本のロックバンド

geek sleep sheep(ギーク・スリープ・シープ)は、日本の3人組ロックバンド

geek sleep sheep
出身地 日本の旗 日本
ジャンル
活動期間 2012年 -
レーベル 2013年
EMI Records Japan
2015年
SPEEDSTAR RECORDS
公式サイト geek sleep sheep Official Web Site
メンバー

2012年L'Arc〜en〜Cielドラマーであるyukihiroの声掛けにより結成されたバンドで、MO'SOME TONEBENDERボーカリストギタリストである百々和宏と、凛として時雨のボーカリスト・ベーシストである345の2名が参加している。同年8月に開催されたyukihiroのソロプロジェクト、acid androidが主催するオールナイトイベント「acid android in an alcove vol.5」にシークレットゲストとして出演し初ステージを行う。そしてイベント出演から約1ヶ月後に、バンド名を公表し本格的な活動を開始した。

このバンドでは、メンバー3人が好む1990年代シューゲイザー[1]グランジ[1]オルタナティヴ・ロック[1]を彷彿とさせる音源が制作されているが、本人らは特定のジャンルに従属する意識はなく、メンバーそれぞれの個性を生かした独自のサウンドづくりを追求している[1]。そして現在まで、各メンバーが在籍する別バンドでの音楽活動と並行しながら、不定期で活動が続けられている。なお、geek sleep sheepは現在までに、アルバム2作品、EP盤1作品、シングル1作品を発表している。

レコード会社は、ビクターエンタテインメント内のレーベル、SPEEDSTAR RECORDS。なお、過去にはEMI Records Japanユニバーサルミュージック内レーベル)から作品を発表していた。

概要

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結成の経緯

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yukihiroL'Arc〜en〜Ciel)のソロプロジェクトacid androidのアルバムレコーディングに参加していた百々和宏MO'SOME TONEBENDER)と、yukihiroの系列事務所に所属する345(凛として時雨)に、yukihiroがオファーをかけたことから結成された[2]2012年8月に行われたacid android主催のオールナイトライブイベント「acid android in an alcove vol.5」にシークレットゲストとして出演し初のライブを行い、ニュー・ウェイヴグランジオルタナティヴ・ロックシューゲイザー[3]などの要素を取り込んだサウンドを披露した。

同年9月にはバンド名、geek sleep sheepを発表し正式に活動を始動した。バンド名命名の経緯について、「オールナイトのシークレットライブから始まったバンドで衣装がパジャマだったというのもあって、夜から連想する“sleep”と“sheep”に、もうひとつ何か加えたいなと思ったときに“geek”が出てきた[2]。」とyukihiroは語っている。

2013年 - 2014年:『nightporter』

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2013年3月26日には初のワンマンライブを渋谷CLUB QUATTROで行い、同年10月には初音源となるシングル「hitsuji」、翌々月にはアルバム『nightporter』をリリースした。翌年1月には同アルバムを引っ提げて、初の東名阪ツアー「tour confusion bedroom」を行った。また、2014年からは自主企画のライブイベントも行っており、ピクシーズストロベリー・スウィッチブレイドスマッシング・パンプキンズ[4]の洋楽のカバーを多く披露している。自主企画イベント以外にも日本武道館にて行われたライブイベント「DECEMBER'S CHILDREN」への出演や、ムックとの対バンライブなど行っている。

2015年 - 2017年:『candy』

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2015年には、初の7インチアナログ盤「feedback」と約1年半ぶりとなるアルバム『candy』がリリースされた。また、同年5月から6月にかけてヒトリエPeople In The Boxストレイテナーが出演した初の対バンツアー「tour geeks 2015」が開催された。

メンバー

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名前 パート
kazuhiro momo
MO'SOME TONEBENDER
Vocal, Guitar
345
凛として時雨、ti-ti.uu)
Vocal, Bass
yukihiro
L'Arc〜en〜Cielacid android、ex.DIE IN CRIES、ex.ZI:KILL
Drums

ディスコグラフィー

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アルバム

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  発売日 タイトル 収録曲 情報
1st 2013年12月11日 nightporter
  • オリコン順位:週間43位
  • レーベル:EMI Records Japan
  • 規格:12cmCD、デジタル・ダウンロード
  • 規格品番:TYCT-60022
2nd 2015年5月20日 candy
  • オリコン順位:週間31位
  • レーベル:SPEEDSTAR RECORDS
  • 規格:12cmCD、12cmCD+DVD (初回限定盤)、デジタル・ダウンロード
  • 規格品番:VICL-64341 (通常盤)、VIZL-815 (初回限定盤)
  発売日 タイトル 収録曲 情報
1st 2015年4月15日 feedback
  • レーベル:HMV Record Shop
  • 規格:7inchAnalog
  • 規格品番:HRS-0010
  • 備考:500枚限定発売

シングル

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  発売日 タイトル 収録曲 情報
1st 2013年10月16日 hitsuji
  • オリコン順位:週間24位
  • レーベル:EMI Records Japan
  • 規格:12cmCDデジタル・ダウンロード
  • 規格品番:TYCT-30007
  • 備考:初回生産分には封入特典としてツアーチケット先行予約チラシ封入

ライヴ・コンサートツアー

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公演日程 形態 タイトル 公演規模・会場
2013年3月26日 単発ライヴ confusion bedroom
2013年12月24日 単発ライヴ confusion bedroom vol.2
2014年1月23日 - 1月29日 ライヴツアー tour confusion bedroom
2014年10月3日 単発ライヴ confusion bedroom vol.3
2015年5月29日 - 6月7日 対バンライヴツアー tour geeks 2015
2015年8月22日 単発ライヴ confusion bedroom vol.4 with candy
2016年4月30日 単発ライヴ confusion bedroom vol.5
2016年9月2日 - 9月23日 ライヴツアー tour confusion bedroom 2016

出演ライヴイベント

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自主企画ライヴイベント

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公演日程 タイトル 公演規模・会場
2014年5月9日 geeks vol.1
2014年7月19日 geeks vol.2

オーガナイズDJイベント

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公演日程 タイトル 公演規模・会場
2013年12月11日 geek sleep sheep × FREE THROW Presents
「moonlight parade」
2014年1月16日 geek sleep sheep × FREE THROW Presents
「moonlight parade "doorway to a dream"」

出演フェス・イベント

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タイトル 会場
2012年
acid android『acid android in an alcove vol.5』 8月16日 CLUB CITTA'
(バンド名を明かさないままシークレットゲストで出演)
QUATTRO MIRAGE VOL.5 11月5日 梅田CLUB QUATTRO
DECEMBER'S CHILDREN 12月27日 日本武道館
2013年
JOIN ALIVE 2013 7月27日 いわみざわ公園
FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 12月28日 インテックス大阪
2014年
MUCC『SIX NINE WARS-ぼくらの七ヶ月間戦争- Episode6.「ARMAGEDDON」』 8月28日 LIQUIDROOM
2017年
DECEMBER'S CHILDREN 12月3日 赤坂BLITZ
2023年
slice of alcove 11月24日 SPACE ODD

ミュージック・ビデオ

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監督 曲名
加藤マニ 「feedback」「feedback (YouTube ver.)
小嶋貴之 hitsuji」「hitsuji (3min ver.)」「Weekend Parade」「Weekend Parade (3min ver.)
YOSHIROTTEN kaleidoscope

ラジオ出演

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※レギュラー、パーソナリティ出演のみ記載

外部リンク

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脚注

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  1. ^ a b c d "geek sleep sheep、人気バンドの3人が新バンドを始めた理由". CINRA. 21 May 2015. 2023年5月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月29日閲覧
  2. ^ a b 【インタビュー】ラルクのyukihiro、時雨の345、モーサムの百々からなるgeek sleep sheep、結成前夜から現在までを語るロングインタビュー「ドラムがやりたかったんですよね」 - BARKS(2013年10月27日)
  3. ^ geek sleep sheep - ナタリー
  4. ^ 【ライヴレポート】geek sleep sheep、洋楽カバー含む主催イベントで「オリジナルの新曲も増えている」 - BARKS(2014年7月21日)