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大辛荘遺跡(だいしんしょういせき)は、中国の山東省済南市歴城区王舎人街道大辛荘村の東南に位置する殷代の遺構を中心とする遺跡である。遺跡の面積はおよそ30万平方mあまりにおよぶ。
遺跡は1936年にイギリス人のドレイク(F.S.Drake)によって発見された。1950年代以後の数度の調査と試掘を経て、1984年に山東大学と省・市の文博による共同発掘がおこなわれ、殷代の民家や墓や井戸の跡が発見され、あわせて大量の文物が出土した。2003年の発掘では殷代の刻辞卜甲が発見された。