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: 鹿児島本線貨物支線(博多臨港線) |
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::: '''香椎駅''' - (千早駅) - [[千早操車場]] |
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2020年6月16日 (火) 11:49時点における版
香椎駅 | |
---|---|
出口・香椎駅ビル(えきマチ1丁目) | |
かしい Kashii | |
所在地 | 福岡市東区香椎駅前一丁目11-1 |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
電報略号 | カシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面5線 |
乗車人員 -統計年度- |
12,632人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1890年(明治23年)9月28日[1][2] |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 |
|
駅番号 | JA 04 |
キロ程 | 69.8 km(門司港起点) |
◄JA05 九産大前 (1.7 km) (1.2 km) 千早 JA03► | |
所属路線 |
|
駅番号 | JD 06 |
キロ程 | 12.9 km(西戸崎起点) |
◄JD05 和白 (3.7 km) (1.3 km) 香椎神宮 JD07► | |
所属路線 | 鹿児島本線貨物支線(博多臨港線)* |
キロ程 | 0.0 km(香椎起点) |
(1.5km) 千早(操)► | |
乗換 | 西鉄香椎駅(西鉄貝塚線) |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
* 日本貨物鉄道(JR貨物)の第一種鉄道事業区間 |
香椎駅(かしいえき)は、福岡県福岡市東区香椎駅前一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。駅番号は鹿児島本線がJA04、香椎線がJD06。
概要
JR線における福岡市東区の中心となる駅で、普通・快速列車のほかに一部の特急列車が停車している。鹿児島本線と香椎線の2路線が乗り入れており、このうち鹿児島本線を当駅の所属線としている[3]。このほか、日本貨物鉄道(JR貨物)の第一種鉄道事業区間である鹿児島本線貨物支線(博多臨港線)の登記上の起点でもあるが、実際に分岐するのは千早操車場である。
当駅に停車する特急列車は基本的に停車駅の多いタイプの「ソニック」のみであるが、小倉駅方面への8時台までの列車と、博多駅行きの20時台以降の列車はすべて停車する。逆に小倉駅方面への18時台以降の列車と、博多駅行きの8時台までの列車はすべて通過となる。なお鹿児島本線内で完結する特急「きらめき」は、近隣の赤間駅に全列車停車することもあり当駅には夜間の博多駅行き2本しか停車しない。
歴史
- 1890年(明治23年)9月28日 - 九州鉄道(初代)博多駅 - 赤間駅間の開通に伴い、開業[1][2]。
- 1904年(明治37年)1月1日 - 博多湾鉄道(1920年、博多湾鉄道汽船に改称。現在の香椎線)が開業[1]。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化[2][4]。官設鉄道に移管。
- 1910年(明治43年) - 当駅の部材を用いて古賀駅の駅舎が改築される[5][6]。
- 1942年(昭和17年)9月22日 - 博多湾鉄道汽船が5社合併して西日本鉄道を設立し[2][5]、同社糟屋線となる。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 西日本鉄道の西戸崎駅 - 宇美駅間が戦時買収により国有化され運輸通信省が継承[7]。(香椎線)
- 1961年(昭和36年)6月1日 - 門司港駅 - 久留米駅間が電化[8]。
- 1975年(昭和50年)3月10日 - 貨物取扱廃止[9]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[10][11]。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 4階建ての駅ビルが完成[12][13]。(3代目駅舎)
- 2009年(平成21年)3月1日 - ICカード「SUGOCA」の利用が可能となる[14]。
- 2018年(平成30年)9月28日 - 駅ナンバリングを導入[15]。
- 2019年(平成31年)3月12日 - 駅前広場が完成し、供用開始される[16]。
駅構造
初代の駅舎は古賀駅の駅舎として移築され、その後八代駅駅舎を移築した駅舎が用いられた。 1996年(平成8年)3月に4階建ての駅舎となり[12][13]、その際にフレスタ香椎(店舗面積約3,830m2[17]、延べ床面積約6,586m2[17])が入居した。 その後、2014年(平成26年)10月14日にJR九州の中小型駅ビルの名称変更に伴い[18]、えきマチ1丁目香椎となった。
相対式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線のホームを有する地上駅。ホーム間は跨線橋で結ばれ、全てのホームにエレベーター・エスカレーターが設置されている[19]。
改札口は全部で3カ所あり、1番のりばに直接つながるものと、跨線橋からえきマチ1丁目につながる「えきマチ1丁目2階改札口」、そして跨線橋の反対側にある「九州高校口」からなっている[19]。また、1番のりばにつながる改札口の脇にみどりの窓口が設置されている[19]。
JRの特定都区市内制度における「福岡市内」の駅である[20]。
自動改札機が設置されている。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 上り | 黒崎・小倉方面 | 大分方面の特急を含む | |
2 | 下り | 博多・久留米方面 | ||
3 | 下り | 長者原・宇美方面 | 日中はこのホームから発車 | |
上り | 雁ノ巣・西戸崎方面 | |||
4 | 上り | 日中はこのホームから発車 | ||
5 | 下り | 長者原・宇美方面 |
利用状況
2018年度の1日平均乗車人員は12,632人であり、JR九州の駅としては第9位である[* 1]。
年度 | 1日平均 乗車人数 |
出典 | 備考 |
---|---|---|---|
1995年(平成7年) | 18,961 | [* 2] | |
1996年(平成8年) | 19,848 | [* 3] | (参考値) |
2008年(平成20年) | 11,603 | [* 4] | |
2009年(平成21年) | 11,478 | [* 5] | |
2010年(平成22年) | 11,482 | [* 6] | |
2011年(平成23年) | 11,559 | [* 7] | |
2012年(平成24年) | 11,732 | [* 8] | |
2013年(平成25年) | 11,846 | [* 9] | |
2014年(平成26年) | 11,560 | [* 10] | |
2015年(平成27年) | 11,891 | [* 11] | |
2016年(平成28年) | 12,172 | [* 12] | |
2017年(平成29年) | 12,660 | [* 13] | |
2018年(平成30年) | 12,632 | [* 1] |
駅周辺
福岡市東の副都心と位置付けられ、駅周辺は小さな繁華街になっている。
- 香椎地区
- 西鉄香椎駅 - 西鉄貝塚線
- 福岡アイランドシティ
- 香椎宮 - 最寄駅は香椎線香椎神宮駅
- 香椎花園 - 最寄駅は西鉄貝塚線香椎花園前駅
- イオンモール香椎浜(2003年(平成15年)11月29日にイオン香椎浜ショッピングセンターとして開業[21]。)
- エディオンアウトレット香椎浜店(デオデオ福岡東香椎浜店を改修して2009年(平成21年)8月28日にアウトレット業態へ転換された[22]。)
- にしてつストア香椎店(2012年(平成24年)5月2日に開業[23]。)
- ベスト電器B!B香椎店(2005年(平成17年)12月2日に開業したが[24]、2009年(平成21年)10月18日に閉店して2009年(平成21年)11月20日にビックカメラ香椎店へ転換された[25]。2011年(平成23年)2月11日に新装開業し、B・B香椎本店へ再転換した[26]。)
- ビッグマートビル(1980年(昭和55年)5月29日に開業したダイエー香椎店が[27]、2005年(平成17年)10月31日に閉店[28]。ヤマダ電機福岡香椎本店を核店舗として、ハローデイやダイソー、サンドラッグなどが入居している。)
- 福岡市東部農業協同組合香椎支店
- 福岡女子大学
- 福岡県立香椎高等学校
- 福岡県立香椎工業高等学校
- 九州産業大学附属九州高等学校
- 福岡市立香椎小学校
- 国道3号
- 香椎出入口 - 福岡高速1号線
- 香椎中央商店街
- 香椎名店街
- キラキラ通りKASHII(博商通り)
- みゆき通り
- 香椎セピア通り
- 香椎参道
路線バス
駅前広場完成に伴い、2019年3月16日より[要出典]下原始発着の路線バスが乗り入れを開始された。
停留所 | 系統 | 経由 | 行き先 |
香椎浜・天神・大濠公園方面 | □無番 | 香椎・香椎浜海岸通 | 香椎浜二丁目 |
■23 | 香椎・名島・昭和通 | 天神三丁目 (15) 大濠公園 | |
■23-B | 香椎・都市高速(香椎浜 - 呉服町)・昭和通 | ||
下原方面 | ■23・23-B・□無番 | 下原 |
駅名の由来
開業時の地名(糟屋郡香椎村)が由来。「香椎」は日本古代からの歴史ある地名である。
隣の駅
- 日本貨物鉄道(JR貨物)
- 鹿児島本線貨物支線(博多臨港線)
- 香椎駅 - (千早駅) - 千早操車場
脚注
- ^ a b c 西日本文化協会 福岡県地域史研究所 『福岡県史 産業経済 通史編近代』 福岡県、2001年3月。
- ^ a b c d 宗像市史編纂委員会 『宗像市史 通史編 第三巻 近現代』 宗像市、1999年3月1日。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 廣岡治哉 『近代日本交通史 明治維新から第二次大戦まで』 法政大学出版局、1987年4月15日。ISBN 978-4588600173
- ^ a b 古賀町誌編さん委員会 『古賀町誌』 古賀町、1985年11月1日。
- ^ 近代・現代 古賀の歴史古賀市の魅力 -観光ガイド-古賀市オフィシャルページ
- ^ 財団法人運輸調査局編 『日本国有鉄道版 日本陸運史料 第3巻 日本陸運十年史 戦時交通編』 クレス出版、1990年11月。
- ^ 宗像市史編纂委員会 『むなかた二千年』 宗像市、1999年12月20日。
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』1998年 JTB
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ 今村都南雄 『民営化の效果と現実NTTとJR』 中央法規出版、1997年8月。ISBN 978-4805840863
- ^ a b “駅 すてーしょん 香椎(鹿児島線)”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1996年8月28日)
- ^ a b 原口隆行 『文学の中の駅 文学が描く“もうひとつの”鉄道史』 国書刊行会、2006年7月1日。ISBN 978-4-336-04785-4
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日)
- ^ “訪日外国人のお客さまに、安心してご利用いただけるご案内を目指します!北部九州エリア157駅に「駅ナンバリング」を導入します” (PDF). 九州旅客鉄道. 2018年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月28日閲覧。
- ^ “香椎宮拝殿イメージ JR駅前広場が完成”. 西日本新聞 (西日本新聞社): p. 20. (2019年3月15日)
- ^ a b 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2007年版』 東洋経済新報社、2007年。
- ^ 生野貴紀(2014年10月24日). “JR九州:佐賀、唐津駅ビルの名称統一 「えきマチ1丁目」”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ a b c 香椎駅構内図 (PDF) 九州旅客鉄道、2016年1月現在(2016年5月18日閲覧)。
- ^ きっぷのルール - 特定の都区市内駅を発着する場合の特例 九州旅客鉄道、2016年5月18日閲覧。
- ^ “イオン九州、 福岡市初のモール型SC「イオン香椎浜SC」オープン”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2003年12月3日)
- ^ “香椎浜店をアウトレット店に改装オープン デオデオ 通常価格の2~3割安に”. 週刊経済 2009年9月8日発行 No.1120 (地域経済センター) (2009年9月8日).
- ^ “にしてつストア香椎店 福岡市東区香椎駅前”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2012年5月17日)
- ^ “福岡市東区千早5丁目に大型店を出店 ベスト電器 東地区3店舗を集約”. 週刊経済 2005年7月5日発行 No.913 (地域経済センター) (2005年7月5日).
- ^ “11月20日にビックカメラ香椎店をオープン B&B 山口、北九州に次いで3店舗目”. 週刊経済 2009年11月4日発行 No.1127 (地域経済センター) (2009年11月4日).
- ^ “環境関連商品勢ぞろい、ベスト電器、福岡の店舗で”. 日経産業新聞(日本経済新聞社). (2011年2月11日)
- ^ 堀田真康 『ダイエー 燃える流通革命軍団』 朝日ソノラマ、1981年7月。ISBN 978-4257060871
- ^ “14店舗きょう閉鎖/ダイエー 水戸店など”. 東京新聞 (中日新聞社). (2005年10月31日)
利用状況の出典
- ^ a b “駅別乗車人員上位300駅(2018年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年7月23日閲覧。
- ^ “JR九州、95年度の1日乗車人員 民営化前の20万人増”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1996年7月9日)
- ^ “A・Report 総合 10-3 九州旅客鉄道駅別乗車人員 - 福岡県庁ホームページ”. www.pref.fukuoka.lg.jp. 2019年12月10日閲覧。
- ^ “JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成20年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
- ^ “JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成21年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
- ^ “JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成22年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
- ^ “JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成23年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
- ^ “JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成24年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
- ^ “JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成25年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
- ^ “交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成26年度)”. 2015年10月31日閲覧。
- ^ “交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成27年度)”. 2016年8月21日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成28年度)” (PDF). 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月1日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(平成29年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年3月5日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 香椎駅(駅情報) - 九州旅客鉄道