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「関東鉄道キハ2000形気動車」の版間の差分

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| 画像説明 = キハ2000形車両(入地竜ヶ崎)
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| 画像説明 = キハ2000形2001(入地 - 竜ヶ崎)
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| 運用範囲 = [[関東鉄道竜ヶ崎線|竜ヶ崎線]]
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| 軌間 = 1,067 mm ([[狭軌]])
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| 最高運転速度 = 90 km/h
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| 設計最高速度 = 95 km/h
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| 全高 = 3,835<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/><ref name="RP644-174"/>
| 動力伝達方式 = 液体式
| 車体長 = 19,500<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>
| 機関 = [[DMF13系エンジン (2代)|DMF13HZ]] × 1
| 車体幅 = 2,800<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>
| 機関出力 = {{要出典範囲|330PS/2,000rpm|date=2022年12月}}
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| 変速機 = {{要出典範囲|TACN-22-1607C形|date=2022年12月}}
| 床面高さ = 1,140 mm<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>
| 変速段 = 変速1段・直結2段
| 車体 = [[炭素鋼|普通鋼]]<ref name="RF434-60"/>
| 制動装置 = [[自動空気ブレーキ]]
| 台車 = [[鉄道車両の台車#車体支持方式|ボルスタレス空気ばね台車]]<br />NP128D形(動台車)・NP128T形(付随台車)<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-174"/>
| 保安装置 =
| 動力伝達方式 = [[気動車・ディーゼル機関車の動力伝達方式#液体式(流体式)|液体式]]<ref name="RF434-61"/>
| 車輪径 = 860 mm<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>
| 固定軸距 = 2,100 mm<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>
| 台車間距離 = 13,700 mm<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>
| 機関 = [[DMF13系エンジン (2代)|DMF13HZ]] × 1<ref name="RF434-61"/>
| 機関出力 = 243 k[[ワット|W]] (330 [[馬力|PS]]) / 2,000 [[rpm (単位)|rpm]]<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-174"/>
| 変速機 = TACN-22-1607<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-174"/>
| 変速段 = 変速1段・直結2段<ref name="RF434-61"/>
| 制動装置 = DE1A形[[自動空気ブレーキ]](応荷重装置付)<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-174"/>
| 保安装置 = [[自動列車停止装置#国鉄・JR(一部私鉄)のATS |ATS]](2009年11月 -)<ref name="KT-ATS" /><br />[[緊急停止装置|EB装置]]<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>
| 備考 = ワンマン運転対応
| 備考 = ワンマン運転対応
}}
}}
'''関東鉄道キハ2000形気動車'''(かんとうてつどうキハ2000がたきどうしゃ)は、[[関東鉄道]][[関東鉄道竜ヶ崎線|竜ヶ崎線]]の通勤型[[気動車]]。


'''関東鉄道キハ2000形気動車'''(かんとうてつどうキハ2000がたきどうしゃ)は、[[関東鉄道]][[関東鉄道竜ヶ崎線|竜ヶ崎線]]の通勤型[[気動車]]である<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-108"/>。
==概要==
[[1997年]]、竜ヶ崎線用として[[新潟鐵工所]]<ref>寺田裕一『ローカル私鉄車輌20年 東日本編』(JTB)2001年、p.170</ref>で2001と2002の2両が製造された。[[関東鉄道常総線|常総線]]配置の[[関東鉄道キハ2100形気動車|キハ2100形]]をベースとしている。


== 概要 ==
竜ヶ崎線は各駅のホームが[[竜ヶ崎駅|竜ヶ崎]]方に向かってすべて右側に設置されているため、竜ヶ崎方の運転台は進行方向右側に、[[龍ケ崎市駅|佐貫]]方の運転台は進行方向左側に設置されている。
[[江若鉄道]]から転入してきたキハ520形(キハ521・キハ522)が在籍していたが、車両の老朽化が進んでおり、老朽化した車両の淘汰、安全性・快適性とサービス向上を図るために[[1997年]]([[平成]]9年)2月、竜ヶ崎線用として[[新潟鐵工所]]で2001と2002の2両が製造された<ref name="RF434-60"/ <ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-176"/>。


== 構造 ==
乗務員室は完全な半室構造となっており、ホームが設置されている側しか乗務員室扉が設置されていない(ホームが設置されていない側には窓があるのみ)。客室ドアはホームが設置されていない側にもあるが、非常用として通常は開くことはなく、窓に「ドアにご注意」の[[シール|ステッカー]]も貼られていない。
=== 車体 ===
車体は全長20 m<ref group="注">車体長19.5 m</ref>、全幅2.85 m<ref group="注">車体幅2.8 m</ref>の[[炭素鋼|普通鋼]]で両運転台の前面強化構造で前面に貫通扉と幌があり、[[関東鉄道常総線|常総線]]配置の[[関東鉄道キハ2100形気動車|キハ2100形]]をベースとし、[[ワンマン運転]]に対応した <ref name="RF434-60"/><ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/><ref name="RP644-174"/>。


貫通扉上に行先表示器を設置し、前面表示は両駅一括の「竜ヶ崎⇔佐貫」に固定とした<ref name="RF434-60"/> <ref name="RP644-109"/>。
[[ワンマン運転]]に対応しており[[車内放送|自動放送]]も設置されているが、中間駅が[[入地駅]]のみであるため、同線の予備車両である[[関東鉄道キハ532形気動車|キハ532形]]と同様に[[乗車整理券|整理券発行機]]や[[運賃表示器]]、[[運賃箱]]などは設置されていない。


前面下部両裾には[[前照灯]](前部標識灯)と後部標識灯(尾灯)をそれぞれ両端に2箇所ずつ設置しており、空気笛と電気笛はそれぞれ両端に1箇所ずつ設置している<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>。車体両側面には戸閉車側表示灯が2灯、機関異常車側表示灯が2灯、非常通報車側灯が2灯設置している<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>。乗務員室扉は設けず客室から運転室に出入りする形とした<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>。
常総線のキハ2100形、[[関東鉄道キハ2300形気動車|キハ2300形]]と異なり、側面に[[方向幕]]が設置されておらず、前面表示は「竜ヶ崎⇔佐貫」に固定されている。各ドア上部の駅名案内表示器(LED)が設置されていないほか、竜ヶ崎線の低いホームに合わせ、各ドア下部にはステップが設置されている。


車体塗色はキハ2100形と同等で、クリーム色をベースとし、赤色と青色の帯を入れており、両運転台としてバランスが取れる配色とした<ref name="RF434-60"/>。
2014年には2002が[[龍ケ崎市]]の[[竜]]([[ドラゴン]])をイメージしたマスコットキャラクター「まいりゅう」のイベントカラーに変更されており、「まいりゅう号」として運行されている。また、2016年9月からは同車両の[[つり革]]に、龍ケ崎市の[[B級グルメ]]として著名な[[コロッケ]]の[[食品サンプル]]を取り付けている<ref>{{Cite news |title=つり革になぜコロッケが!? 関東鉄道に「コロッケトレイン」登場 トレインとフェスで景気も「揚げ揚げ」|newspaper=[[産経新聞]]|date=2016年9月24日|url=https://www.sankei.com/article/20160924-4VBQBMCLUVOOJCABHFMSJ6E6JY/|accessdate=2017-08-13}}</ref>。当初は2017年2月までの予定だったが、引き続きコロッケがついたつり革のまま運用されていた。「まいりゅう号」は、2017年9月11日で運行を終了。ラッピングのリニューアルのため運用から一度外れたのち<ref>{{Cite press release |和書 |title=「まいりゅう号」が11日で運行終了へ。感謝を伝えよう!|publisher=[[龍ケ崎市]]|date=2017年9月6日|url=http://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/news/2017090500325/|accessdate=2017-09-12}}</ref>、同年10月22日に2代目となる「まいりゅう号」が運行を開始した。2代目の「まいりゅう号」は、龍ケ崎市内の中学生のデザインを基に、市内の名物([[龍ヶ崎の撞舞]]、[[牛久沼]]の[[ハクチョウ|白鳥]]など)を盛り込んだデザインとなっており、引き続きコロッケのつり革も使用されている<ref>{{Cite news |title=関東鉄道・竜ケ崎線の新「まいりゅう号」がお披露目 キャラをラッピング 中学生原案のデザインも|newspaper=[[産経新聞]]|date=2017年10月22日|url=https://www.sankei.com/article/20171022-3AJY2E5PKFL5XMO4CF7GH3R53U/|accessdate=2017-10-24}}</ref>。

連結器は、密着式小型自動連結器を装備した<ref name="RF434-61"/>。
<gallery widths="200">
Kanto Railway Kiha2000 at Ryugasaki Station 2006.jpg|キハ2000形の前面形状
</gallery>

=== 車内 ===
乗降扉は、幅1,300 mmで片側3箇所であり、竜ヶ崎線の低いホームに合わせ各ドア下部にはステップが設置され、扉開閉時に2秒間予告チャイムが鳴動する<ref name="RF434-60"/><ref name="RP644-109"/>。

客室は、クリーム系の明るい塗色で、天井はフラットタイプとし、オールロングシートが配置され、モケットは[[蘇芳色]]であり、優先座席は明るいパープル色とし他座席との区別をつけている<ref name="RF434-60"/><ref name="RP644-109"/>。また、車椅子スペースを1箇所設けている<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>。

車内照明は、ライン状に[[蛍光灯]]が40W20灯、20W2灯を設置し、客室予備灯は蛍光灯が40W3灯設置している<ref name="RF434-60"/><ref name="RF434-61"/>。なお夜間運用中の際に運転士の視界を確保するために、最前部の蛍光灯1灯は消灯する仕組みとした<ref name="RF434-60"/>。

側窓は、バランサー式1枚下降窓であり、戸袋窓は廃止している<ref name="RF434-60"/>。

乗務員室は[[ワンマン運転]]に対応した完全な半室構造であり、乗務員の視界保護のために乗務員室と客室の間に巻取式の帯テープで仕切る仕組みとし、竜ヶ崎線は各駅のホームが[[竜ヶ崎駅|竜ヶ崎]]方に向かってすべて右側に設置されているため、竜ヶ崎方の運転台は進行方向右側に、[[龍ケ崎市駅|佐貫]]方の運転台は進行方向左側に設置されている<ref name="RF434-60"/><ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-108"/><ref name="RP644-109"/>。また、ホームが設置されている側しか乗務員室扉が設置されていない<ref group="注">ホームが設置されていない側には窓があるのみ</ref><ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>。運転台はカムスイッチ式の横軸の主幹制御器やEB装置、自動放送装置などがあり、各表示灯はLEDを採用、計器類などが見やすいように艶消しブラックを塗布し、機器類も使いやすい配置としている<ref name="RF434-60"/><ref name="RP644-109"/>。

保安装置は、関東鉄道では初めての[[緊急列車停止装置|EB装置]]を備えている<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>。[[自動列車停止装置#国鉄・JR(一部私鉄)のATS |ATS]]は当初導入されていなかったが、2009年11月から使用を開始している<ref name="KT-ATS" />。
<gallery widths="200">
Kanto Railway Kiha2000 inside.jpg|竜ヶ崎方では右側にのみ半室の乗務員室を設置
</gallery>

=== 走行装置 ===
走行用[[ディーゼルエンジン]]は、[[IHI原動機|新潟鐵工所]]製の[[DMF13系エンジン (2代)|DMF13HZ]](243 k[[ワット|W]] (330 [[馬力|PS]]) / 2,000 [[rpm (単位)|rpm]])を1基搭載し、燃料制御は電気式ガバナである<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-174"/>。

[[気動車・ディーゼル機関車の動力伝達方式|液体変速機]]は、変速1段・直結2段[[日立ニコトランスミッション|新潟コンバーター]]製液体式・TACN-22-1607を採用し、減速比は1段1.469・2段1.029、変直切換は手動、直結1段から直結2段へ切換は自動切換である<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-174"/>。またCCS装置を設け、クラッチ同期制御・異常検知装置・表示灯回路の制御なども出来るようになっており、床下にCCSモニタ装置を設置し、検修業務の効率化を図っている<ref name="RF434-61"/>。

[[鉄道のブレーキ|制動装置]]は、E制御弁・応荷重装置付きのDE1A形[[自動空気ブレーキ]]であり、[[関東鉄道キハ532形気動車|キハ532形]]との併結運転が可能である<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-174"/><ref name="RF20220222"/>。保安ブレーキ装置は、電気指令式直通予備ブレーキを採用している<ref name="RF434-61"/>。

台車は空気ばね式ボルスタレス台車で、動力台車形式はNP128D、付随台車形式はNP128Tであり、軽量化や乗り心地の向上、保守費の低減や信頼性の向上を図っている<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-174"/>。[[鉄道車両の台車#ブレーキ装置|基礎ブレーキ装置]]は片押し式[[踏面ブレーキ]]を採用し、竜ヶ崎線の最小曲線がR = 207 mときついことから曲線通過時の際に車輪フランジの偏摩耗防止のためにフランジ塗油器を設けており、運転台にあるスイッチを押すとノズルから霧状に油が吹き出し直接フランジに吹き付ける仕組みである<ref name="RF434-60"/><ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-108"/><ref name="RP644-109"/>。

=== 空調装置 ===
[[エア・コンディショナー|冷房装置]]は、[[機関直結式冷房装置|エンジン直結式]]で分散型パッケージユニットが2基あり、能力は36.1k[[ワット|W]](31,000 k[[カロリー|cal]]/h) である<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/><ref name="RP644-174"/>。室内にあるラインフローファンで均一に冷風を送る仕組みであり、力行区間が短い路線のため、運転台に機関回転を上げるアイドルアップスイッチがあり、更に冷房効果を高めるために横流ファンを6箇所設置している<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>。

暖房装置は、機関廃熱を利用した温水温風暖房式であり、室内にあるファンヒーターを介して温風を送風している<ref name="RF434-61"/>。また、冷暖房使用中に折り返し停車中に外気の流入を防ぐために、戸閉め締切スイッチを押すと最後部の扉だけを開ける仕組みとした<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/>。


== 運用 ==
== 運用 ==
1997年3月11日に新潟鐵工所より陸送で竜ヶ崎に到着し、同月26日から運用を開始した<ref name="RF434-61"/><ref name="RP644-109"/> 。朝のラッシュ時の対応は2両編成であるが、2001・2002のいずれかが運用から外れた場合は、キハ532形と連結することがある<ref name="RF20220222"/>。
2001と2002の2両が在籍し、主軸としてどちらかが終日にわたり使用される(日曜は基本として2002号が充当される)。通勤時間帯や、毎年7月に開催される龍ヶ崎の撞舞(八坂神社祇園祭)開催日には、両車両を連結した2両連結で運用される。なお、前述の2002のリニューアル期間は、2001のみの運用であった。


=== ラッピング ===
尚、予備車であるキハ532形との連結も可能で、2001・2002のどちらかが入場しているときにはキハ532形との連結運転を実施している(その場合佐貫寄りに本形式が連結される)。運転室内には[[閉塞 (鉄道)|タブレット]]掛けもある。
2014年(平成26年)3月、2002が[[龍ケ崎市]]の[[竜]]([[ドラゴン]])をイメージしたマスコットキャラクター「まいりゅう」のイベントカラーとなり、「まいりゅう号」として運行を開始した<ref name="RF20140318"/>。また、2016年(平成28年)9月からは同車両の[[つり革]]に、龍ケ崎市の[[B級グルメ]]として著名な[[コロッケ]]の[[食品サンプル]]を取り付けている<ref name="SS20160924"/>。その後、「まいりゅう号」は、2017年(平成29年)9月11日で運行を終了した<ref name="RS20170905"/>。


同年10月22日に2代目となる「まいりゅう号」が運行を開始し、龍ケ崎市内の中学生のデザインを基に、市内の名物([[龍ヶ崎の撞舞]]、[[牛久沼]]の[[ハクチョウ|白鳥]]など)を盛り込んだデザインとなっており、引き続きコロッケのつり革も使用されている<ref name="SS20171022"/>。
2022年3月12日のダイヤ改正以降、2002の日曜日運行指定は解除された。
同改正以降は、在籍する3両のうち2両が交互に終日運用に就き、うち1両は平日朝の2連運用時にのみ運用される形となった。2連での運行にキハ532が充当される場合でも、キハ532の連結位置は固定されず、隔日で竜ヶ崎側と佐貫側に交互に連結される。


2023年([[令和]]5年)1月28日からは3代目となる「まいりゅう号」が運行を開始し、龍ケ崎市内の高校生のデザインを基に、春夏秋冬の四季を表現したデザインとなっている<ref name="RS20230208"/>。
== ギャラリー ==
<gallery widths="200">
{{commonscat|Kanto Railway Kiha2000 series}}
<gallery>
ファイル:Kanto Railway Kiha2000 at Ryugasaki Station 2006.jpg|竜ヶ崎駅に停車中の2000形
ファイル:Ryugasaki Station Platform.JPG|竜ヶ崎駅に停車中の2000形
ファイル:Kanto_railway_kiha-2000_for_Ryugasaki_line_001.jpg|竜ヶ崎機関区に入庫中の2000形
ファイル:Kanto Railway Kiha2000 inside.jpg|竜ヶ崎方では右側にのみ半室の乗務員室を設置
ファイル:Kantetsu 2002.JPG|初代「まいりゅう号」(2017年9月11日運行終了)
ファイル:Kantetsu 2002.JPG|初代「まいりゅう号」(2017年9月11日運行終了)
ファイル:Korokke tsurikawa.jpg|コロッケの装飾が施されたつり革
ファイル:Korokke tsurikawa.jpg|コロッケの装飾が施されたつり革
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</gallery>


== 注 ==
== 注 ==
<references />
<references group="注" />

== 出典 ==
{{Reflist|refs=
<ref name= RP644-108>[[#RP644-108109| RP644 和田 p.108]]</ref>

<ref name= RP644-109>[[#RP644-108109| RP644 和田 p.109]]</ref>

<ref name= RP644-174>[[#RP644-174| RP644 車両諸元 p.174]]</ref>

<ref name= RP644-176>[[#RP644-176| RP644 車両動向 p.176]]</ref>

<ref name= RF434-60>[[#RF434-6061| RF434 鉄道部 車両課 p.60]]</ref>

<ref name= RF434-61>[[#RF434-6061| RF434 鉄道部 車両課 p.61]]</ref>

<ref name= RF20140318>[[#RF20140318 | 関東鉄道竜ヶ崎線ラッピング車両「まいりゅう号」運転開始]]</ref>

<ref name= SS20160924>[[#SS20160924 | つり革になぜコロッケが!? 関東鉄道に「コロッケトレイン」登場 トレインとフェスで景気も「揚げ揚げ」]]</ref>

<ref name= RS20170905>[[#RS20170905 | 「まいりゅう号」が11日で運行終了へ。感謝を伝えよう! ]]</ref>

<ref name= SS20171022>[[#SS20171022 | 関東鉄道・竜ケ崎線の新「まいりゅう号」がお披露目 キャラをラッピング 中学生原案のデザインも]]</ref>

<ref name= RF20220222>[[#RF20220222 | 関東鉄道竜ヶ崎線 キハ532 + キハ2002が朝のラッシュ輸送に充当される]]</ref>

<ref name= RS20230208>[[#RS20230208 | 【1月28日から】リニューアルした「まいりゅう号」が運行開始]]</ref>


<ref name= KT-ATS>[[#KT-ATS | 鉄道事業(ATS使用開始に関して記載有)]]</ref>
}}


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* [[電気車研究会]]『鉄道ピクトリアル』通巻644号(1997年10月臨時増刊号)
{{参照方法|date=2022年12月|section=1}}
** {{Cite journal ja-jp|和書|author=関東鉄道(株) 鉄道部 車両課 和田務|year= |month= |title=関東鉄道キハ2000形|journal= |issue= |pages= 108- 109|publisher= | ref=RP644-108109}}
寺田裕一『私鉄気動車30年』、[[JTBパブリッシング]]、2006年。ISBN 4-533-06532-5
** {{Cite journal ja-jp|和書|author=|year= |month= |title=II 民鉄車両 II-1 車両諸元表|journal= |issue= |pages= 174- 176|publisher= | ref=RP644-174}}
** {{Cite journal ja-jp|和書|author=|year= |month= |title=II-2 1996年度車両動向 (1)新造車|journal= |issue= |pages= 176- 179|publisher= | ref=RP644-176}}

* [[交友社]]『[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]』通巻434号(1997年6月号)
** {{Cite journal ja-jp|和書|author= 関東鉄道(株) 鉄道部 車両課 |title= 竜ヶ崎線用新形式車 関東鉄道2000形 |journal=|publisher=|issue=|year=|month=|pages= 60 - 61|ref=RF434-6061}}

=== Web資料 ===
{{Cite web|和書|title= 関東鉄道竜ヶ崎線ラッピング車両「まいりゅう号」運転開始|url= https://railf.jp/news/2014/03/18/120000.html | newspaper=railf.jp(鉄道ニュース) |date=2014-03-18|accessdate=2024-02-29|archiveurl= https://web.archive.org/web/20230427050113/https://railf.jp/news/2014/03/18/120000.html |archivedate=2023-04-27 |language=ja|ref= RF20140318}}

{{Cite web|和書|title= つり革になぜコロッケが!? 関東鉄道に「コロッケトレイン」登場 トレインとフェスで景気も「揚げ揚げ」 |url= https://www.sankei.com/article/20160924-4VBQBMCLUVOOJCABHFMSJ6E6JY/ | newspaper= [[産経新聞]] |date=2016-09-24|accessdate=2024-03-28|archiveurl= https://web.archive.org/web/20221127082423/https://www.sankei.com/article/20160924-4VBQBMCLUVOOJCABHFMSJ6E6JY/ |archivedate=2022-11-27 |language=ja|ref= SS20160924}}

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{{Cite web|和書|title= 関東鉄道竜ヶ崎線 キハ532 + キハ2002が朝のラッシュ輸送に充当される|url= https://railf.jp/news/2022/02/22/193000.html | newspaper=railf.jp(鉄道ニュース) |date=2022-02-22|accessdate=2024-03-28|language=ja|ref= RF20220222}}

{{Cite web|和書|title= 【1月28日から】リニューアルした「まいりゅう号」が運行開始 |url= https://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/kurashi/seikatsu/kokyokotsu/oshirase/3rd_mairyu_train.html | newspaper= 竜ヶ崎市 |date=2023-02-08|accessdate=2024-03-28|language=ja|ref= RS20230208}}

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2024年3月28日 (木) 08:05時点における最新版

関東鉄道キハ2000形気動車
キハ2000形2001(入地 - 竜ヶ崎)
基本情報
運用者 関東鉄道[1][2]
製造所 新潟鐵工所[3][4]
製造年 1997年(平成9年)2月12日[4]
製造数 2両[3][4]
運用開始 1997年3月26日[3]
投入先 竜ヶ崎線[3][2]
主要諸元
軌間 1,067[3][5] mm
車両定員 139(40)名[3][6]
()内は座席定員
車両重量 32 t[3][6]
全長 20,000[3][5][6] mm
車体長 19,500[3][5] mm
全幅 2,850[3][5][6] mm
車体幅 2,800[3][5] mm
全高 3,835[3][5][6] mm
車体高 3,610[3][5] mm
床面高さ 1,140 mm[3][5]
車体 普通鋼[1]
台車 ボルスタレス空気ばね台車
NP128D形(動台車)・NP128T形(付随台車)[3][6]
車輪径 860 mm[3][5]
固定軸距 2,100 mm[3][5]
台車中心間距離 13,700 mm[3][5]
動力伝達方式 液体式[3]
機関 DMF13HZ × 1[3]
機関出力 243 kW (330 PS) / 2,000 rpm[3][6]
変速機 TACN-22-1607[3][6]
変速段 変速1段・直結2段[3]
制動装置 DE1A形自動空気ブレーキ(応荷重装置付)[3][6]
保安装置 ATS(2009年11月 -)[7]
EB装置[3][5]
備考 ワンマン運転対応
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関東鉄道キハ2000形気動車(かんとうてつどうキハ2000がたきどうしゃ)は、関東鉄道竜ヶ崎線の通勤型気動車である[3][2]

概要[編集]

江若鉄道から転入してきたキハ520形(キハ521・キハ522)が在籍していたが、車両の老朽化が進んでおり、老朽化した車両の淘汰、安全性・快適性とサービス向上を図るために1997年平成9年)2月、竜ヶ崎線用として新潟鐵工所で2001と2002の2両が製造された[3][4]

構造[編集]

車体[編集]

車体は全長20 m[注 1]、全幅2.85 m[注 2]普通鋼で両運転台の前面強化構造で前面に貫通扉と幌があり、常総線配置のキハ2100形をベースとし、ワンマン運転に対応した [1][3][5][6]

貫通扉上に行先表示器を設置し、前面表示は両駅一括の「竜ヶ崎⇔佐貫」に固定とした[1] [5]

前面下部両裾には前照灯(前部標識灯)と後部標識灯(尾灯)をそれぞれ両端に2箇所ずつ設置しており、空気笛と電気笛はそれぞれ両端に1箇所ずつ設置している[3][5]。車体両側面には戸閉車側表示灯が2灯、機関異常車側表示灯が2灯、非常通報車側灯が2灯設置している[3][5]。乗務員室扉は設けず客室から運転室に出入りする形とした[3][5]

車体塗色はキハ2100形と同等で、クリーム色をベースとし、赤色と青色の帯を入れており、両運転台としてバランスが取れる配色とした[1]

連結器は、密着式小型自動連結器を装備した[3]

車内[編集]

乗降扉は、幅1,300 mmで片側3箇所であり、竜ヶ崎線の低いホームに合わせ各ドア下部にはステップが設置され、扉開閉時に2秒間予告チャイムが鳴動する[1][5]

客室は、クリーム系の明るい塗色で、天井はフラットタイプとし、オールロングシートが配置され、モケットは蘇芳色であり、優先座席は明るいパープル色とし他座席との区別をつけている[1][5]。また、車椅子スペースを1箇所設けている[3][5]

車内照明は、ライン状に蛍光灯が40W20灯、20W2灯を設置し、客室予備灯は蛍光灯が40W3灯設置している[1][3]。なお夜間運用中の際に運転士の視界を確保するために、最前部の蛍光灯1灯は消灯する仕組みとした[1]

側窓は、バランサー式1枚下降窓であり、戸袋窓は廃止している[1]

乗務員室はワンマン運転に対応した完全な半室構造であり、乗務員の視界保護のために乗務員室と客室の間に巻取式の帯テープで仕切る仕組みとし、竜ヶ崎線は各駅のホームが竜ヶ崎方に向かってすべて右側に設置されているため、竜ヶ崎方の運転台は進行方向右側に、佐貫方の運転台は進行方向左側に設置されている[1][3][2][5]。また、ホームが設置されている側しか乗務員室扉が設置されていない[注 3][3][5]。運転台はカムスイッチ式の横軸の主幹制御器やEB装置、自動放送装置などがあり、各表示灯はLEDを採用、計器類などが見やすいように艶消しブラックを塗布し、機器類も使いやすい配置としている[1][5]

保安装置は、関東鉄道では初めてのEB装置を備えている[3][5]ATSは当初導入されていなかったが、2009年11月から使用を開始している[7]

走行装置[編集]

走行用ディーゼルエンジンは、新潟鐵工所製のDMF13HZ(243 kW (330 PS) / 2,000 rpm)を1基搭載し、燃料制御は電気式ガバナである[3][6]

液体変速機は、変速1段・直結2段新潟コンバーター製液体式・TACN-22-1607を採用し、減速比は1段1.469・2段1.029、変直切換は手動、直結1段から直結2段へ切換は自動切換である[3][6]。またCCS装置を設け、クラッチ同期制御・異常検知装置・表示灯回路の制御なども出来るようになっており、床下にCCSモニタ装置を設置し、検修業務の効率化を図っている[3]

制動装置は、E制御弁・応荷重装置付きのDE1A形自動空気ブレーキであり、キハ532形との併結運転が可能である[3][6][8]。保安ブレーキ装置は、電気指令式直通予備ブレーキを採用している[3]

台車は空気ばね式ボルスタレス台車で、動力台車形式はNP128D、付随台車形式はNP128Tであり、軽量化や乗り心地の向上、保守費の低減や信頼性の向上を図っている[3][6]基礎ブレーキ装置は片押し式踏面ブレーキを採用し、竜ヶ崎線の最小曲線がR = 207 mときついことから曲線通過時の際に車輪フランジの偏摩耗防止のためにフランジ塗油器を設けており、運転台にあるスイッチを押すとノズルから霧状に油が吹き出し直接フランジに吹き付ける仕組みである[1][3][2][5]

空調装置[編集]

冷房装置は、エンジン直結式で分散型パッケージユニットが2基あり、能力は36.1kW(31,000 kcal/h) である[3][5][6]。室内にあるラインフローファンで均一に冷風を送る仕組みであり、力行区間が短い路線のため、運転台に機関回転を上げるアイドルアップスイッチがあり、更に冷房効果を高めるために横流ファンを6箇所設置している[3][5]

暖房装置は、機関廃熱を利用した温水温風暖房式であり、室内にあるファンヒーターを介して温風を送風している[3]。また、冷暖房使用中に折り返し停車中に外気の流入を防ぐために、戸閉め締切スイッチを押すと最後部の扉だけを開ける仕組みとした[3][5]

運用[編集]

1997年3月11日に新潟鐵工所より陸送で竜ヶ崎に到着し、同月26日から運用を開始した[3][5] 。朝のラッシュ時の対応は2両編成であるが、2001・2002のいずれかが運用から外れた場合は、キハ532形と連結することがある[8]

ラッピング[編集]

2014年(平成26年)3月、2002が龍ケ崎市ドラゴン)をイメージしたマスコットキャラクター「まいりゅう」のイベントカラーとなり、「まいりゅう号」として運行を開始した[9]。また、2016年(平成28年)9月からは同車両のつり革に、龍ケ崎市のB級グルメとして著名なコロッケ食品サンプルを取り付けている[10]。その後、「まいりゅう号」は、2017年(平成29年)9月11日で運行を終了した[11]

同年10月22日に2代目となる「まいりゅう号」が運行を開始し、龍ケ崎市内の中学生のデザインを基に、市内の名物(龍ヶ崎の撞舞牛久沼白鳥など)を盛り込んだデザインとなっており、引き続きコロッケのつり革も使用されている[12]

2023年(令和5年)1月28日からは3代目となる「まいりゅう号」が運行を開始し、龍ケ崎市内の高校生のデザインを基に、春夏秋冬の四季を表現したデザインとなっている[13]

注釈[編集]

  1. ^ 車体長19.5 m
  2. ^ 車体幅2.8 m
  3. ^ ホームが設置されていない側には窓があるのみ

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』通巻644号(1997年10月臨時増刊号)
    • 関東鉄道(株) 鉄道部 車両課 和田務「関東鉄道キハ2000形」 pp. 108- 109
    • 「II 民鉄車両 II-1 車両諸元表」 pp. 174- 176
    • 「II-2 1996年度車両動向 (1)新造車」 pp. 176- 179
  • 交友社鉄道ファン』通巻434号(1997年6月号)
    • 関東鉄道(株) 鉄道部 車両課「竜ヶ崎線用新形式車 関東鉄道2000形」 pp. 60 - 61

Web資料[編集]

関東鉄道竜ヶ崎線ラッピング車両「まいりゅう号」運転開始” (2014年3月18日). 2023年4月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月29日閲覧。

つり革になぜコロッケが!? 関東鉄道に「コロッケトレイン」登場 トレインとフェスで景気も「揚げ揚げ」” (2016年9月24日). 2022年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月28日閲覧。

「まいりゅう号」が11日で運行終了へ。感謝を伝えよう!” (2017年9月5日). 2017年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月28日閲覧。

関東鉄道・竜ケ崎線の新「まいりゅう号」がお披露目 キャラをラッピング 中学生原案のデザインも” (2017年10月22日). 2022年9月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月28日閲覧。

関東鉄道竜ヶ崎線 キハ532 + キハ2002が朝のラッシュ輸送に充当される” (2022年2月22日). 2024年3月28日閲覧。

【1月28日から】リニューアルした「まいりゅう号」が運行開始” (2023年2月8日). 2024年3月28日閲覧。

鉄道事業”. 関東鉄道株式会社. 2024年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月27日閲覧。