(Go: >> BACK << -|- >> HOME <<)
コンテンツにスキップ

「小野寺五典」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
履歴の双方向閲覧
← 古い編集
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
←ページの白紙化
タグ: 白紙化 差し戻し済み Refタグつき記述の除去 サイズの大幅な増減 モバイル編集 モバイルウェブ編集
m 外部リンクの修正 http:// -> https:// (www.nikkei.com) (Botによる編集)
 
(41人の利用者による、間の65版が非表示)
1行目: 1行目:
{{政治家
| 人名 = 小野寺 五典
| 各国語表記 = おのでら いつのり
| 国略称 = {{JPN}}
| 画像 = Itsunori Onodera 20170803 2.jpg
| 画像説明 = [[防衛大臣]]就任時に公表された肖像
| 画像サイズ = 200px
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1960|5|5}}
| 出生地 = {{JPN}} [[宮城県]][[気仙沼市]]
| 没年月日 =
| 死没地 =
| 出身校 = [[東京海洋大学#東京水産大学|東京水産大学]][[水産学部]]（現：[[東京海洋大学]]海洋生命科学部）<br />[[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学大学院法学政治学研究科]]修士課程修了
| 前職 = [[宮城県|宮城県職員]]<br />[[東北福祉大学]]助教授
| 現職 =
| 所属政党 = [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]（[[宏池会|岸田派]]→無派閥）
| 称号・勲章 = [[修士（法学）]]<!-- 大学院を出てはいますが、修士号は取得しておりません -->
| 親族（政治家） = 義父・[[小野寺信雄]]（元気仙沼市長）
| 配偶者 =
| サイン = Itsunori Onodera signature.svg
| ウェブサイト = http://www.itsunori.com/
| サイトタイトル = 小野寺 五典 公式ホームページ
| 国旗 = JPN
| 職名 = 第12・17-18代 [[防衛大臣]]
| 内閣 = [[第2次安倍内閣]]<hr />[[第3次安倍内閣 (第3次改造)|第3次安倍第3次改造内閣]]<br />[[第4次安倍内閣]]
| 就任日 = [[2012年]]12月26日 - [[2014年]]9月3日<hr />[[2017年]]8月3日
| 退任日 = [[2018年]]10月2日
| 国旗2 =
| 職名2 =
| 内閣2 =
| 就任日2 =
| 退任日2 =
| 国旗3 = JPN
| 職名3 = [[衆議院議員]]
| 選挙区3 = [[宮城県第6区|宮城6区]]
| 当選回数3 = 8回
| 就任日3 = [[1997年]]12月 - [[2000年]]1月20日<ref>[https://kokkai.ndl.go.jp/#/detail?minId=114705254X00120000120 衆議院会議録情報 第147回国会 本会議 第1号]</ref><br />[[2003年]]11月10日
| 退任日3 = 現職
}}
'''小野寺 五典'''（おのでら いつのり、[[1960年]]〈[[昭和]]35年〉[[5月5日]] - ）は、日本の[[政治家]]。[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]所属の[[衆議院議員]]（8期）、衆議院[[予算委員会|予算委員長]]。旧姓は'''熊谷'''<ref>{{Cite news
|url = https://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx/?id=20040917000479
|title = 熊谷安統氏死去/小野寺五典自民党衆院議員の実父
|publisher = [[四国新聞]]
|date = 2004-09-17
|accessdate = 2017-08-04
}}</ref>。

[[外務大臣政務官]]（[[第3次小泉内閣]]）、[[外務副大臣]]（[[第1次安倍内閣_(改造)|第1次安倍改造内閣]]・[[福田康夫内閣]]）、[[防衛大臣]]（[[第2次安倍内閣|第12代]]・[[第3次安倍内閣 (第3次改造)|第17代]]・[[第4次安倍内閣|第18代]]）、[[衆議院]][[沖縄及び北方問題に関する特別委員会|沖縄及び北方問題に関する特別委員長]]、[[自由民主党政務調査会|自由民主党政務調査会長代理]]、衆議院情報監視審査会長、自由民主党宮城県連会長等を歴任した。

[[気仙沼市]]長を務めた[[小野寺信雄]]は義父。

== 来歴 ==
[[宮城県]][[気仙沼市]]で生まれ。[[宮城県気仙沼高等学校]]、[[東京海洋大学#東京水産大学|東京水産大学]][[水産学部]]海洋環境工学科卒業。1983年に[[宮城県庁]]へ入庁し水産資源の仕事に携わる。

1990年に宮城県庁を退職して[[松下政経塾]]に11期生として入塾する。1993年に[[東京大学大学院法学政治学研究科・法学部|東京大学大学院法学政治学研究科]][[大学院#修士課程・博士前期課程|修士課程]]を修了。[[東北福祉大学]]専任講師を経て1996年に同大助教授に昇格。

1997年、[[衆議院]][[宮城県第6区|宮城6区]]で[[補欠選挙]]が行われ、小野寺は[[自由民主党_(日本)|自由民主党]]公認で立候補して初当選するが、選挙区内の有権者へ線香セットを配布した行為が公職選挙法で禁止される「寄付行為」に該当し、[[仙台地方検察庁]]に[[書類送検]]されて2000年に衆議院議員を辞職<ref name="s1">[http://www5.sdp.or.jp/comment/2000/01/06/%E5%B0%8F%E9%87%8E%E5%AF%BA%E4%BA%94%E5%85%B8%E8%A1%86%E8%AD%B0%E9%99%A2%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%AE%E8%BE%9E%E8%81%B7%E8%A1%A8%E6%98%8E%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%88%E8%AB%87%E8%A9%B1/ 社民党オフィシャルページ]</ref><ref name="s2">週刊ポスト2013年3月8日号</ref><ref>[https://www.sankei.com/article/20141016-AESC3CXP2FKDJOW5RLWDQE5ZM4/ うちわ問題で松島法相、「雑音」発言撤回　野党一気「進退」迫る　政府・与党は火消し躍起]産経ニュース2014.10.16</ref><ref>[http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018013001001881.html 希望幹部、茂木氏の議員辞職要求　有権者への線香配布巡り]東京新聞2018.1.30</ref>し、[[略式命令]]による[[罰金]]40万円の有罪判決を受けて[[公民権]]が3年間停止された<ref name="s1" /><ref name="s2" />。[[ジョンズ・ホプキンス大学]][[SAIS|高等国際問題研究所]]客員研究員を経て、学校法人増子学園理事長と東北福祉大学特任教授を務めた。

2003年、[[第43回衆議院議員総選挙]]に自民党公認で宮城6区から再び立候補し、[[民主党_(日本_1998-2016)|民主党]]前職の大石正光、[[社会民主党_(日本_1996-)|社会民主党]]前職の[[菅野哲雄]]を破り、当選した。2005年の[[第44回衆議院議員総選挙]]では、社会民主党公認の菅野哲雄を宮城6区で破り、 3選（菅野も[[比例復活]]当選）。選挙後に発足した[[第3次小泉内閣]]で[[外務大臣政務官]]に任命された。2007年、[[第1次安倍内閣_(改造)|第1次安倍改造内閣]]で[[外務副大臣]]に任命され、[[福田康夫内閣]]でも再任された。

2009年[[第45回衆議院議員総選挙]]で、宮城6区で社民党の菅野哲雄を比例復活させずに4回目の当選となる。この総選挙は自民党が大敗し、宮城県内の6選挙区で小野寺だけが議席を獲得し、選挙後に自由民主党宮城県連会長に選出された。同年の[[2009年自由民主党総裁選挙]]では一時立候補に向けた準備を行ったものの、中堅・若手の票の分裂を懸念し、最終的には立候補を断念した<ref>{{Cite news
|url = https://web.archive.org/web/20090923032910/http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091701000453.html
|title = 自民総裁選、河野氏が正式表明へ 小野寺氏は出馬断念
|publisher = [[共同通信]]
|date = 2009-09-17
|accessdate = 2015-06-04
|archiveurl = https://archive.fo/20150604050426/http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091701000453.html
|archivedate = 2015年6月4日
}}</ref>。総裁選で自身が所属する[[宏池会]]の[[谷垣禎一]]ではなく、[[志公会|麻生派]]の[[河野太郎]]に投票した。翌年10月に設置された[[自由民主党シャドウ・キャビネット]]で「影の外務大臣」、及び党外交部会長に起用される。

[[2011年]][[3月11日]]に発生した[[東日本大震災]]で、小野寺の選出選挙区である宮城6区も津波の被害を受け、小野寺の実家や自宅も全壊した<ref>[https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigirokua.nsf/html/kaigirokua/001817720110426019.htm 第177回国会 予算委員会 第19号（平成23年4月26日（火曜日））]</ref>。

[[ファイル:Itsunori Onodera 20121226.jpg|サムネイル|2012年、入閣時の記者会見にて]]
2012年、[[衆議院]][[沖縄及び北方問題に関する特別委員会|沖縄及び北方問題に関する特別委員長]]に就任する。同年12月の[[第46回衆議院議員総選挙]]で、民主党元職の[[鎌田さゆり]]に7万票超の大差をつけて5回目の当選となる。外交関係のポストを多く務め、「外交族」として知られていたが、選挙後に発足した[[第2次安倍内閣]]で[[防衛大臣]]に任命されて初入閣した<ref>{{Cite web|和書|title=小野寺五典氏｢ウクライナの惨状が専守防衛の姿｣ |url=https://toyokeizai.net/articles/-/684215 |website=東洋経済オンライン |date=2023-07-12 |access-date=2023-09-24 |language=ja}}</ref>。第2次安倍改造内閣の発足により退任して[[自由民主党政務調査会|自由民主党政務調査会長代理]]に就任<ref>{{Cite news
|url = https://web.archive.org/web/20160304094804/http://www.sankei.com/politics/news/140905/plt1409050039-n1.html
|title = 自民政調代理に小野寺、岩屋両氏
|publisher = [[産経新聞]]
|date = 2014-09-05
|accessdate = 2015-06-04
}}</ref>する。2014年の[[第47回衆議院議員総選挙]]で、宮城6区で再び民主党の鎌田さゆりを破り、6回目の当選となる。

2017年8月3日、[[第3次安倍内閣 (第3次改造)|第3次安倍第3次改造内閣]]で再び防衛大臣に起用された<ref>{{cite news
| url = http://www.47news.jp/movie/general_politics_economy/post_16781/
| title = 防衛相に小野寺五典氏
| newspaper = 47NEWS（共同通信）
| date = 2017-08-04
| accessdate = 2017-08-10
}}</ref>。防衛大臣は[[稲田朋美]]の辞任後に[[外務大臣 (日本)|外務大臣]]の[[岸田文雄]]が兼務していたが、「[[自衛隊南スーダン派遣#日報隠蔽問題|日報隠蔽問題]]」などで揺れる[[防衛省]]を立て直すため防衛大臣経験者の起用が検討され<ref>{{cite news
| url = https://news.ntv.co.jp/category/politics/368434
| title = 稲田氏、防衛省で離任式　隊員に何語る？
| newspaper = 日テレNEWS24
| date = 2017-07-31
| accessdate = 2017-08-10
}}</ref>、小野寺が選ばれた<ref>{{cite news
| url = https://web.archive.org/web/20170810130313/https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080301094&g=soc
| title = 小野寺氏「職責重み痛感」＝防衛省幹部、立て直し期待－内閣改造
| newspaper = 時事ドットコム（時事通信）
| date = 2017-08-03
| accessdate = 2017-08-10
}}</ref>。同年の[[第48回衆議院議員総選挙]]で大勝して7回目の当選となる。2018年10月2日の[[第4次安倍改造内閣]]発足により大臣を退任、自民党の安全保障調査会長、及び防衛大綱を議論するワーキングチームの座長を務める<ref name="wt2018">{{Cite web|和書|url=https://www.asahi.com/articles/ASLCJ334XLCJUTFK002.html|title=防衛大綱、見直しへ議論　サイバーなど　与党ＷＴ初会合|accessdate=2018年11月19日}}</ref>。こうして防衛関係のポストを多く歴任したことで、今日では防衛族（国防族）議員としても知られるようになっている<ref>{{Cite web|和書|title=岸田政調改革本格始動 国防族は世代交代？（1/2ページ） |url=https://www.sankei.com/article/20181108-DIVWVUQEFNPNBGAL7RVWA52TXI/ |website=産経ニュース |date=2018-11-08 |access-date=2023-09-24 |language=ja |first=SANKEI DIGITAL |last=INC}}</ref>。

2021年10月31日の[[第49回衆議院議員総選挙]]においても大差で8選。

2023年10月20日、衆議院[[予算委員会|予算委員長]]に就任した<ref>{{Cite news|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231020/amp/k10014231841000.html|title=衆議院 常任委員長・特別委員長など決まる|newspaper=NHK|date=2023-10-20|accessdate=2024-03-02}}</ref>。

== ギャラリー ==
<gallery widths="240px" heights="180px">

File:2013 U.S. Secretary of Defense Chuck Hagle, Japanese Minister of Defense Itsunori Onodera & Korean Minister of National Defense Kim Kwan-jin 美國國防部長黑格,日本防衛大臣小野寺五典與韓國國防部長金寬鎮.jpg|<small>左から小野寺、米国の[[チャック・ヘーゲル]][[アメリカ合衆国国防長官|国防長官]]、韓国の[[金寛鎮]][[国防部 (大韓民国)|国防部]]長官（2013年6月1日）</small>
File:From left, U.S. Secretary of Defense Chuck Hagel, U.S. Secretary of State John Kerry, Japanese Prime Minister Shinzo Abe, Japanese Minister of Foreign Affairs Fumio Kishida and Minister of Defense Tsunori 131003-D-BW835-1140.jpg|<small>左から米国のヘーゲル国防長官、[[ジョン・フォーブズ・ケリー]][[アメリカ合衆国国務長官|国務長官]]、[[安倍晋三]]首相、[[岸田文雄]]外相、小野寺（2013年10月3日）</small>
File:2014 U.S. Secretary of Defense Chuck Hagle & Japan's Minister of Defense Itsunori Onodera at the Pentagon 美國國防部長黑格與日本防衛大臣小野寺五典在五角大廈.jpg|<small>ヘーゲル国防長官と（2014年7月11日）</small>
File:Secretaries Tillerson and Mattis Shake Hands With Their Japanese Counterparts, Ministers Kono and Onodera (36461782312).jpg|<small>左から小野寺、[[河野太郎]]外相、米国の[[レックス・ティラーソン]]国務長官、[[ジェームズ・マティス]]国防長官（2017年8月17日）</small>
</gallery>

== 政策・主張 ==
* [[日本国憲法]]の[[憲法改正論議|改正]]、[[集団的自衛権]]の行使を禁じた[[内閣法制局]]の[[法解釈|憲法解釈]]の見直しに賛成<ref name="mainichi2012">{{Cite news | url = http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A04006001001 | title = 2012衆院選 宮城6区 小野寺五典 | newspaper = [[毎日jp]] | publisher = [[毎日新聞社]] | date = | accessdate = 2013-01-18 }}</ref>。
* [[女性宮家]]の創設に反対<ref name="mainichi2012"/>。
* 日本の[[環太平洋パートナーシップ協定|環太平洋戦略的経済連携協定（TPP）]]参加に反対<ref name="mainichi2012"/>。
* [[日本の核武装論|日本の核武装]]について「将来にわたって検討すべきでない」としている<ref name="mainichi2012"/>。
* 選択的[[夫婦別姓]]制度の導入について「どちらともいえない」としている<ref>朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。</ref>。
* 2010年に発生した[[尖閣諸島中国漁船衝突事件]]に際し、あたかも日中間に領土問題が存在するかのような、[[グーグルマップ]]における[[尖閣諸島]]・[[魚釣島]]の中国側呼称（釣魚群島、釣魚島）の併記について、[[Google]]の日本法人を訪れ、中国側表記の削除を要求した<ref>{{Cite news
|url = https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS13033_T11C10A0PE8000/
|title = 尖閣の中国呼称の削除、グーグルに自民が申し入れ
|publisher = [[日本経済新聞]]
|date = 2010-10-13
|accessdate = 2015-06-04
}}</ref>。
* 2013年11月26日、[[特定秘密の保護に関する法律|特定秘密保護法案]]の採決で賛成票を投じた。
*2022年1月16日、[[2022年のフンガ・トンガ噴火|フンガ・トンガの噴火]]に伴う津波被害について気象庁が警報発令の対応を切り替えた件に対し、「場当たり的」「東日本大震災時にも同様で被害を大きくしました」等と述べて非難している。<ref>{{Cite web|和書|url = https://twitter.com/itsunori510/status/1482486674064285696 |title = 2022年1月16日のツイート |accessdate = 2022-1-16}}</ref>

==選挙歴==
{{選挙歴
||当落1=当|選挙名1=[[1997年日本の補欠選挙#12月14日実施補選|第41回衆議院議員補欠選挙]]|選挙区1=[[宮城県第6区|宮城6区]]|政党名1=[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]|得票数1=73,881|得票率1=49.42%|定数1=1|得票順1=1|候補者1=3|年齢1=37|執行日1=1997年12月14日
|衆|当落2=当|選挙名2=43|選挙区2=宮城6区|政党名2=自由民主党|得票数2=82,750|得票率2=50.71%|定数2=1|得票順2=1|候補者2=4|年齢2=43
|衆|当落3=当|選挙名3=44|選挙区3=宮城6区|政党名3=自由民主党|得票数3=100,359|得票率3=63.53%|定数3=1|得票順3=1|候補者3=3|年齢3=45
|衆|当落4=当|選挙名4=45|選挙区4=宮城6区|政党名4=自由民主党|得票数4=100,832|得票率4=63.69%|定数4=1|得票順4=1|候補者4=3|年齢4=49
|衆|当落5=当|選挙名5=46|選挙区5=宮城6区|政党名5=自由民主党|得票数5=97,405|得票率5=78.10%|定数5=1|得票順5=1|候補者5=3|年齢5=52
|衆|当落6=当|選挙名6=47|選挙区6=宮城6区|政党名6=自由民主党|得票数6=101,223|得票率6=70.60%|定数6=1|得票順6=1|候補者6=3|年齢6=54
|衆|当落7=当|選挙名7=48|選挙区7=宮城6区|政党名7=自由民主党|得票数7=123,871|得票率7=85.72%|定数7=1|得票順7=1|候補者7=2|年齢7=57
|衆|当落8=当|選挙名8=49|選挙区8=宮城6区|政党名8=自由民主党|得票数8=119,555|得票率8=83.24%|定数8=1|得票順8=1|候補者8=2|年齢8=61
}}

== 所属団体・議員連盟 ==
* 自民党・公明党 政府が年末に改定する防衛計画の大綱（防衛大綱）を議論するワーキングチーム（略称:ＷＴ、座長）<ref name="wt2018" />
* [[自民党たばこ議員連盟]]<ref name="attendance20170307">{{Cite web|和書|url=http://notobacco.jp/pslaw/giren170307syusseki.pdf|title=自民党たばこ議員連盟臨時総会（出席者）|accessdate=2018年4月11日}}</ref>
* [[神道政治連盟国会議員懇談会]]<ref name="tawara2016">俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年</ref>
* [[みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会]]<ref name="tawara2016" />
* [[創生「日本」]]<ref name="tawara2016" />
* [[日本会議国会議員懇談会]]
* [[速やかな政策実現を求める有志議員の会]]
* [[北京オリンピックを支援する議員の会]]
* 対北朝鮮外交カードを考える会
* [[自民党動物愛護管理推進議員連盟]]
* [[TPP交渉における国益を守り抜く会]]

== 著書 ==
* 「一票の値段－有権者の権利が危ない! 棄権しても政治のツケは払わされる－」三天書房、1996年2月、ISBN 4883460029

== 論文 ==
* [https://cir.nii.ac.jp/all?q=%E5%B0%8F%E9%87%8E%E5%AF%BA%E4%BA%94%E5%85%B8&count=100&sortorder=3 CiNii収録論文] [[国立情報学研究所]]

== 出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
{{Commonscat|Itsunori Onodera}}
* {{Official website}}
* {{Twitter|itsunori510}}

{{S-start}}
{{s-off}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[防衛大臣]]
| years = 第12代：2012年 - 2014年<br/>第17・18代：2017年 - 2018年
| before = [[森本敏]]<br/>[[岸田文雄]]
| after = [[江渡聡徳]]<br/>[[岩屋毅]]
}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[外務副大臣]]
| titlenote = [[木村仁]]と共同
| years = 2007年 - 2008年
| before = [[岩屋毅]]<br />[[浅野勝人]]
| after = [[伊藤信太郎]]<br />[[山本一太]]
}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[外務大臣政務官]]
| titlenote = [[福島啓史郎]]<br />[[河井克行]]と共同
| years = 2004年 - 2005年
| before = [[松宮勲]]<br />[[荒井正吾]]<br />[[田中和徳]]
| after = [[山中燁子]]<br />[[伊藤信太郎]]<br />[[遠山清彦]]
}}
{{s-par}}
{{Succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[予算委員会|衆議院予算委員長]]
| years = 2023年 -
| before = [[根本匠]]
| after = 現職
}}
{{succession box
| title = {{Flagicon|JPN}} [[特定秘密の保護に関する法律|衆議院情報監視審査会会長]]
| before = [[松野博一]]
| years = 2021年 - 2023年
| after = [[浜田靖一]]
}}
{{S-end}}
{{職種|官職|
{{防衛大臣|2012年-2014年/2017年-2018年}}
{{外務副大臣|2007年-2008年}}
{{外務大臣政務官|2004年-2005年}}
{{衆議院予算委員長|2023年-}}
{{衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長|2012年}}
}}
{{宮城小選挙区選出衆議院議員(1996-)}}
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:おのてら いつのり}}
[[Category:日本の防衛大臣]]
[[Category:平成時代の閣僚]]
[[Category:日本の副大臣経験者]]
[[Category:日本の大臣政務官経験者]]
[[Category:自由民主党の衆議院議員]]
[[Category:宮城県選出の衆議院議員]]
[[Category:令和時代の衆議院議員]]
[[Category:平成時代の衆議院議員]]
[[Category:東北福祉大学の教員]]
[[Category:日本の学校法人の理事長]]
[[Category:松下政経塾の塾生]]
[[Category:日本会議国会議員懇談会の人物]]
[[Category:神道政治連盟国会議員懇談会の人物]]
[[Category:自由民主党の都道府県支部連合会会長]]
[[Category:世襲政治家]]
[[Category:有罪判決を受けた日本の政治家]]

[[Category:修士（法学）取得者]]
[[Category:水産学士取得者]]
[[Category:東京大学出身の人物]]
[[Category:東京水産大学出身の人物]]
[[Category:宮城県気仙沼高等学校出身の人物]]
[[Category:宮城県出身の人物]]
[[Category:1960年生]]
[[Category:存命人物]]

2024年6月22日 (土) 18:47時点における最新版

小野寺 五典
おのでら いつのり
防衛大臣就任時に公表された肖像
生年月日 (1960-05-05) 1960年5月5日（64歳）
出生地 日本の旗 日本 宮城県気仙沼市
出身校 東京水産大学水産学部（現：東京海洋大学海洋生命科学部）
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了
前職 宮城県職員
東北福祉大学助教授
所属政党 自由民主党（岸田派→無派閥）
称号 修士（法学）
親族 義父・小野寺信雄（元気仙沼市長）
サイン
公式サイト 小野寺 五典 公式ホームページ
日本の旗 第12・17-18代 防衛大臣
内閣 第2次安倍内閣
第3次安倍第3次改造内閣
第4次安倍内閣
在任期間 2012年12月26日 - 2014年9月3日
2017年8月3日 - 2018年10月2日
選挙区 宮城6区
当選回数 8回
在任期間 1997年12月 - 2000年1月20日[1]
2003年11月10日 - 現職
テンプレートを表示

小野寺 五典（おのでら いつのり、1960年〈昭和35年〉5月5日 - ）は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員（8期）、衆議院予算委員長。旧姓は熊谷[2]。

外務大臣政務官（第3次小泉内閣）、外務副大臣（第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣）、防衛大臣（第12代・第17代・第18代）、衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長、自由民主党政務調査会長代理、衆議院情報監視審査会長、自由民主党宮城県連会長等を歴任した。

気仙沼市長を務めた小野寺信雄は義父。

来歴[編集]

宮城県気仙沼市で生まれ。宮城県気仙沼高等学校、東京水産大学水産学部海洋環境工学科卒業。1983年に宮城県庁へ入庁し水産資源の仕事に携わる。

1990年に宮城県庁を退職して松下政経塾に11期生として入塾する。1993年に東京大学大学院法学政治学研究科修士課程を修了。東北福祉大学専任講師を経て1996年に同大助教授に昇格。

1997年、衆議院宮城6区で補欠選挙が行われ、小野寺は自由民主党公認で立候補して初当選するが、選挙区内の有権者へ線香セットを配布した行為が公職選挙法で禁止される「寄付行為」に該当し、仙台地方検察庁に書類送検されて2000年に衆議院議員を辞職[3][4][5][6]し、略式命令による罰金40万円の有罪判決を受けて公民権が3年間停止された[3][4]。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究所客員研究員を経て、学校法人増子学園理事長と東北福祉大学特任教授を務めた。

2003年、第43回衆議院議員総選挙に自民党公認で宮城6区から再び立候補し、民主党前職の大石正光、社会民主党前職の菅野哲雄を破り、当選した。2005年の第44回衆議院議員総選挙では、社会民主党公認の菅野哲雄を宮城6区で破り、 3選（菅野も比例復活当選）。選挙後に発足した第3次小泉内閣で外務大臣政務官に任命された。2007年、第1次安倍改造内閣で外務副大臣に任命され、福田康夫内閣でも再任された。

2009年第45回衆議院議員総選挙で、宮城6区で社民党の菅野哲雄を比例復活させずに4回目の当選となる。この総選挙は自民党が大敗し、宮城県内の6選挙区で小野寺だけが議席を獲得し、選挙後に自由民主党宮城県連会長に選出された。同年の2009年自由民主党総裁選挙では一時立候補に向けた準備を行ったものの、中堅・若手の票の分裂を懸念し、最終的には立候補を断念した[7]。総裁選で自身が所属する宏池会の谷垣禎一ではなく、麻生派の河野太郎に投票した。翌年10月に設置された自由民主党シャドウ・キャビネットで「影の外務大臣」、及び党外交部会長に起用される。

2011年3月11日に発生した東日本大震災で、小野寺の選出選挙区である宮城6区も津波の被害を受け、小野寺の実家や自宅も全壊した[8]。

2012年、入閣時の記者会見にて

2012年、衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員長に就任する。同年12月の第46回衆議院議員総選挙で、民主党元職の鎌田さゆりに7万票超の大差をつけて5回目の当選となる。外交関係のポストを多く務め、「外交族」として知られていたが、選挙後に発足した第2次安倍内閣で防衛大臣に任命されて初入閣した[9]。第2次安倍改造内閣の発足により退任して自由民主党政務調査会長代理に就任[10]する。2014年の第47回衆議院議員総選挙で、宮城6区で再び民主党の鎌田さゆりを破り、6回目の当選となる。

2017年8月3日、第3次安倍第3次改造内閣で再び防衛大臣に起用された[11]。防衛大臣は稲田朋美の辞任後に外務大臣の岸田文雄が兼務していたが、「日報隠蔽問題」などで揺れる防衛省を立て直すため防衛大臣経験者の起用が検討され[12]、小野寺が選ばれた[13]。同年の第48回衆議院議員総選挙で大勝して7回目の当選となる。2018年10月2日の第4次安倍改造内閣発足により大臣を退任、自民党の安全保障調査会長、及び防衛大綱を議論するワーキングチームの座長を務める[14]。こうして防衛関係のポストを多く歴任したことで、今日では防衛族（国防族）議員としても知られるようになっている[15]。

2021年10月31日の第49回衆議院議員総選挙においても大差で8選。

2023年10月20日、衆議院予算委員長に就任した[16]。

ギャラリー[編集]

政策・主張[編集]

選挙歴[編集]

当落 選挙 執行日 年齢 選挙区 政党 得票数 得票率 定数 得票順位
/候補者数		 政党内比例順位
/政党当選者数
当 第41回衆議院議員補欠選挙 1997年12月14日 37 宮城6区 自由民主党 7万3881票 49.42% 1 1/3 /
当 第43回衆議院議員総選挙 2003年11月09日 43 宮城6区 自由民主党 8万2750票 50.71% 1 1/4 /
当 第44回衆議院議員総選挙 2005年09月11日 45 宮城6区 自由民主党 10万359票 63.53% 1 1/3 /
当 第45回衆議院議員総選挙 2009年08月30日 49 宮城6区 自由民主党 10万832票 63.69% 1 1/3 /
当 第46回衆議院議員総選挙 2012年12月16日 52 宮城6区 自由民主党 9万7405票 78.10% 1 1/3 /
当 第47回衆議院議員総選挙 2014年12月14日 54 宮城6区 自由民主党 10万1223票 70.60% 1 1/3 /
当 第48回衆議院議員総選挙 2017年10月22日 57 宮城6区 自由民主党 12万3871票 85.72% 1 1/2 /
当 第49回衆議院議員総選挙 2021年10月31日 61 宮城6区 自由民主党 11万9555票 83.24% 1 1/2 /

所属団体・議員連盟[編集]

著書[編集]

  • 「一票の値段－有権者の権利が危ない! 棄権しても政治のツケは払わされる－」三天書房、1996年2月、ISBN 4883460029

論文[編集]

出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 衆議院会議録情報 第147回国会 本会議 第1号
  2. ^ “熊谷安統氏死去/小野寺五典自民党衆院議員の実父”. 四国新聞. (2004年9月17日). https://www.shikoku-np.co.jp/national/okuyami/article.aspx/?id=20040917000479 2017年8月4日閲覧。 
  3. ^ a b 社民党オフィシャルページ
  4. ^ a b 週刊ポスト2013年3月8日号
  5. ^ うちわ問題で松島法相、「雑音」発言撤回　野党一気「進退」迫る　政府・与党は火消し躍起産経ニュース2014.10.16
  6. ^ 希望幹部、茂木氏の議員辞職要求　有権者への線香配布巡り東京新聞2018.1.30
  7. ^ “自民総裁選、河野氏が正式表明へ 小野寺氏は出馬断念”. 共同通信. (2009年9月17日). オリジナルの2015年6月4日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/20150604050426/http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091701000453.html 2015年6月4日閲覧。 
  8. ^ 第177回国会 予算委員会 第19号（平成23年4月26日（火曜日））
  9. ^ “小野寺五典氏｢ウクライナの惨状が専守防衛の姿｣”. 東洋経済オンライン (2023年7月12日). 2023年9月24日閲覧。
  10. ^ “自民政調代理に小野寺、岩屋両氏”. 産経新聞. (2014年9月5日). https://web.archive.org/web/20160304094804/http://www.sankei.com/politics/news/140905/plt1409050039-n1.html 2015年6月4日閲覧。 
  11. ^ “防衛相に小野寺五典氏”. 47NEWS（共同通信）. (2017年8月4日). http://www.47news.jp/movie/general_politics_economy/post_16781/ 2017年8月10日閲覧。 
  12. ^ “稲田氏、防衛省で離任式　隊員に何語る？”. 日テレNEWS24. (2017年7月31日). https://news.ntv.co.jp/category/politics/368434 2017年8月10日閲覧。 
  13. ^ “小野寺氏「職責重み痛感」＝防衛省幹部、立て直し期待－内閣改造”. 時事ドットコム（時事通信）. (2017年8月3日). https://web.archive.org/web/20170810130313/https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080301094&g=soc 2017年8月10日閲覧。 
  14. ^ a b “防衛大綱、見直しへ議論　サイバーなど　与党ＷＴ初会合”. 2018年11月19日閲覧。
  15. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年11月8日). “岸田政調改革本格始動 国防族は世代交代？（1/2ページ）”. 産経ニュース. 2023年9月24日閲覧。
  16. ^ “衆議院 常任委員長・特別委員長など決まる”. NHK. (2023年10月20日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231020/amp/k10014231841000.html 2024年3月2日閲覧。 
  17. ^ a b c d “2012衆院選 宮城6区 小野寺五典”. 毎日jp (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A04006001001 2013年1月18日閲覧。 
  18. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
  19. ^ “尖閣の中国呼称の削除、グーグルに自民が申し入れ”. 日本経済新聞. (2010年10月13日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS13033_T11C10A0PE8000/ 2015年6月4日閲覧。 
  20. ^ “2022年1月16日のツイート”. 2022年1月16日閲覧。
  21. ^ “自民党たばこ議員連盟臨時総会（出席者）”. 2018年4月11日閲覧。
  22. ^ a b c 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年

外部リンク[編集]

ウィキメディア・コモンズには、小野寺五典に関連するカテゴリがあります。
公職
先代
森本敏
岸田文雄 		日本の旗 防衛大臣
第12代：2012年 - 2014年
第17・18代：2017年 - 2018年 		次代
江渡聡徳
岩屋毅
先代
岩屋毅
浅野勝人 		日本の旗 外務副大臣
木村仁と共同
2007年 - 2008年 		次代
伊藤信太郎
山本一太
先代
松宮勲
荒井正吾
田中和徳 		日本の旗 外務大臣政務官
福島啓史郎
河井克行と共同
2004年 - 2005年 		次代
山中燁子
伊藤信太郎
遠山清彦
議会
先代
根本匠 		日本の旗 衆議院予算委員長
2023年 - 		次代
現職
先代
松野博一 		日本の旗 衆議院情報監視審査会会長
2021年 - 2023年 		次代
浜田靖一
 
官職
日本の旗 防衛大臣 (2012年-2014年/2017年-2018年)
保安庁移行までの長官等
警察予備隊本部長官
警察予備隊担当国務大臣
海上保安庁長官
防衛大臣旗
保安庁長官
防衛庁長官
防衛大臣
保安庁長官、防衛庁長官は国務大臣としてのもの
日本の旗 外務副大臣（2007年-2008年）
日本の旗 外務大臣政務官（2004年-2005年）
帝国議会
国会
宮城県の旗 宮城県の小選挙区選出衆議院議員(1996年 - ) 国会議事堂
第1区
第2区
第3区
第4区
第5区
第6区
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=小野寺五典&oldid=100817830」から取得