「エレニ・ダニリドゥ」の版間の差分
Rain night (会話 | 投稿記録) 2013年全米結果の反映 |
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|バックハンド=片手打ち |
|バックハンド=片手打ち |
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|デビュー年=1996年 |
|デビュー年=1996年 |
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|引退年= |
|引退年=2018年(最終出場年) |
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|ツアー通算=8勝 |
|ツアー通算=8勝 |
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|シングルス=5勝 |
|シングルス=5勝 |
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|ダブルス=3勝 |
|ダブルス=3勝 |
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|生涯通算成績= |
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|シングルス通算= |
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|全豪オープン=4回戦(2003) |
|全豪オープン=4回戦(2003) |
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|全仏オープン=3回戦(2003) |
|全仏オープン=3回戦(2003) |
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|ダブルス優勝回数= |
|ダブルス優勝回数= |
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|全豪オープン混合ダブルス=準優勝(2003) |
|全豪オープン混合ダブルス=準優勝(2003) |
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|全仏オープン混合ダブルス= |
|全仏オープン混合ダブルス=1回戦(2007) |
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|ウィンブルドン混合ダブルス= |
|ウィンブルドン混合ダブルス=2回戦(2006) |
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|全米オープン混合ダブルス=2回戦(2003) |
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|混合ダブルス優勝回数= |
|混合ダブルス優勝回数= |
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|フェドカップ = |
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|ホップマンカップ = |
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|シングルス最高=14位(2003年5月12日) |
|シングルス最高=14位(2003年5月12日) |
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|ダブルス最高=21位(2007年1月29日) |
|ダブルス最高=21位(2007年1月29日) |
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|更新日時= |
|更新日時=2020年3月26日 |
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'''エレニ・ダニリドゥ'''('''Eleni Daniilidou''', {{lang-el|''Λένα Δανιηλίδου''}}, [[1982年]][[9月19日]] - )は、[[ギリシャ]]・[[クレタ島]]生まれの女子プロ[[テニス]]選手。[[2003年]]の[[全豪オープン]]混合ダブルスで、[[トッド・ウッドブリッジ]]([[オーストラリア]])とペアを組んで準優勝した。 |
'''エレニ・ダニリドゥ'''('''Eleni Daniilidou''', {{lang-el|''Λένα Δανιηλίδου''}}, [[1982年]][[9月19日]] - )は、[[ギリシャ]]・[[クレタ島]]生まれの女子プロ[[テニス]]選手。[[2003年]]の[[全豪オープン]]混合ダブルスで、[[トッド・ウッドブリッジ]]([[オーストラリア]])とペアを組んで準優勝した。[[女子テニス協会|WTA]]ツアーでシングルス5勝、ダブルス3勝を挙げた。シングルス自己最高ランキングは14位で(2003年5月12日付)、当地の女子テニス選手としては最高位を記録している。身長182cmの長身を生かしたサービス・アンド・ボレーを武器にする選手。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。 |
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== 来歴 == |
== 来歴 == |
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[[2003年]]の[[2003年全豪オープン|全豪オープン]]で、ダニリドゥは自身2度目の4回戦で[[セリーナ・ウィリアムズ]]に 4-6, 1-6 で敗れた。この大会の混合ダブルスで、彼女は[[オーストラリア]]の[[トッド・ウッドブリッジ]]とペアを組み、ギリシャの女子選手として最初の[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]決勝進出者になった。2人は決勝で[[リーンダー・パエス]]([[インド]])と[[マルチナ・ナブラチロワ]]のペアに 4-6, 5-7 で敗れ、ダニリドゥはテニス経歴で最大のチャンスを逃した。 |
[[2003年]]の[[2003年全豪オープン|全豪オープン]]で、ダニリドゥは自身2度目の4回戦で[[セリーナ・ウィリアムズ]]に 4-6, 1-6 で敗れた。この大会の混合ダブルスで、彼女は[[オーストラリア]]の[[トッド・ウッドブリッジ]]とペアを組み、ギリシャの女子選手として最初の[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]決勝進出者になった。2人は決勝で[[リーンダー・パエス]]([[インド]])と[[マルチナ・ナブラチロワ]]のペアに 4-6, 5-7 で敗れ、ダニリドゥはテニス経歴で最大のチャンスを逃した。 |
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ダニリドゥは[[2003年]]と[[2004年]]の年頭に、[[ニュージーランド]]・[[オークランド (ニュージーランド)|オークランド]]の大会で2連覇を果たし、これで彼女のツアー優勝は3勝となった。[[2004年]]に故国[[ギリシャ]]で行われた[[アテネオリンピック |
ダニリドゥは[[2003年]]と[[2004年]]の年頭に、[[ニュージーランド]]・[[オークランド (ニュージーランド)|オークランド]]の大会で2連覇を果たし、これで彼女のツアー優勝は3勝となった。[[2004年]]に故国[[ギリシャ]]で行われた[[2004年アテネオリンピックのテニス競技|アテネ五輪]]では、女子シングルス3回戦で[[アナスタシア・ミスキナ]](当年度の[[2004年全仏オープン|全仏オープン]]優勝者)に敗れた。五輪に続く[[2004年全米オープン (テニス)|全米オープン]]で、ダニリドゥは自身3度目の4大大会4回戦進出を果たすが、[[日本]]の[[浅越しのぶ]]に 6-7, 6-4, 3-6 で敗れている。 |
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[[2005年]]は[[2005年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]1回戦で、先の[[2005年全仏オープン|全仏オープン]]に2勝目を挙げたばかりの[[ジュスティーヌ・エナン|ジュスティーヌ・エナン=アーデン]]を 7-6, 2-6, 7-5 で破る活躍があり、自身2度目のウィンブルドン3回戦に勝ち進んだ。しかしシーズン後半に入ってから、右手首の故障に悩むようになり、[[2005年全米オープン (テニス)|全米オープン]]では1回戦で[[マリア・シャラポワ]]に完敗してしまった。 |
[[2005年]]は[[2005年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]1回戦で、先の[[2005年全仏オープン|全仏オープン]]に2勝目を挙げたばかりの[[ジュスティーヌ・エナン|ジュスティーヌ・エナン=アーデン]]を 7-6, 2-6, 7-5 で破る活躍があり、自身2度目のウィンブルドン3回戦に勝ち進んだ。しかしシーズン後半に入ってから、右手首の故障に悩むようになり、[[2005年全米オープン (テニス)|全米オープン]]では1回戦で[[マリア・シャラポワ]]に完敗してしまった。 |
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その後しばらく体調不良の時期が続いたが、[[2006年]]夏に4大大会女子ダブルスで好成績を出した。[[2006年全仏オープン|全仏オープン]]と[[2006年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]女子ダブルスで、ダニリドゥは[[アナベル・メディナ・ガリゲス]]([[スペイン]])とペアを組み、全仏ベスト4・ウィンブルドンベスト8を記録した。それから、10月に[[大韓民国|韓国]]・[[ソウル特別市|ソウル]]大会の決勝で[[日本]]の[[杉山愛]]を 6-3, 2-6, 7-6 で破り、2年9ヶ月ぶりの女子ツアー4勝目を挙げる。[[2008年]]1月に[[オーストラリア]]・ホバート大会で優勝し、ダニリドゥの女子ツアーシングルス優勝は5つになった。 |
その後しばらく体調不良の時期が続いたが、[[2006年]]夏に4大大会女子ダブルスで好成績を出した。[[2006年全仏オープン|全仏オープン]]と[[2006年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]女子ダブルスで、ダニリドゥは[[アナベル・メディナ・ガリゲス]]([[スペイン]])とペアを組み、全仏ベスト4・ウィンブルドンベスト8を記録した。それから、10月に[[大韓民国|韓国]]・[[ソウル特別市|ソウル]]大会の決勝で[[日本]]の[[杉山愛]]を 6-3, 2-6, 7-6 で破り、2年9ヶ月ぶりの女子ツアー4勝目を挙げる。[[2008年]]1月に[[オーストラリア]]・ホバート大会で優勝し、ダニリドゥの女子ツアーシングルス優勝は5つになった。 |
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2014年以降はランキングが下がり、女子ツアー下部大会でプレーしていた。2018年12月イタリアの下部大会に出場したのを最後に公式戦出場から遠ざかっている。 |
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== WTAツアー決勝進出結果 == |
== WTAツアー決勝進出結果 == |
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=== シングルス: 6回 (5勝1敗) === |
=== シングルス: 6回 (5勝1敗) === |
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!大会グレード |
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!2008年以前!!2009年以後 |
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|- |
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|bgcolor="# |
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|- |
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⚫ | |||
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| 2002年6月22日 |
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| 芝 |
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| 3–6, 6–2, 6–3 |
| 3–6, 6–2, 6–3 |
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| 1. |
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| 2002年9月14日 |
| 2002年9月14日 |
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| 3–6, 6–0, 2–6 |
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| 2. |
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| 2003年1月5日 |
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| 6–4, 4–6, 7–6 |
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| 3. |
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| 2004年1月10日 |
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| 2006年10月1日 |
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| 6–3, 4–6, 2–6 |
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| bgcolor="FFA07A"|準優勝 |
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| 2. |
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| 2004年2月22日 |
| 2004年2月22日 |
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| カーペット (室内) |
| カーペット (室内) |
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| {{flagicon|SUI}} [[ミリアム・カサノバ]] |
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| 1–6, 2–6 |
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| 2007年9月30日 |
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| 2008年1月11日 |
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| 2010年8月2日 |
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| 6–4, 1–6, [11–9] |
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| 3. |
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| 2011年9月17日 |
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| {{flagicon|UKR}} [[リュドミラ・キチェノク]]<br/> {{flagicon|UKR}} [[ナディヤ・キチェノク]] |
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| 6–4, 6–3 |
| 6–4, 6–3 |
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| 1–6, 4–6 |
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! 大会 !! 2001 !! 2002 !! 2003 !! 2004 !! 2005 !! 2006 !! 2007 !! 2008 !! 2009 !! [[2010年のWTAツアー|2010]] !! [[2011年のWTAツアー|2011]] !! [[2012年のWTAツアー|2012]] !! [[2013年のWTAツアー|2013]] !! 通算成績 |
! 大会 !! 2001 !! 2002 !! 2003 !! 2004 !! 2005 !! 2006 !! 2007 !! 2008 !! [[2009年のWTAツアー|2009]] !! [[2010年のWTAツアー|2010]] !! [[2011年のWTAツアー|2011]] !! [[2012年のWTAツアー|2012]] !! [[2013年のWTAツアー|2013]] !! [[2014年のWTAツアー|2014]] !! 通算成績 |
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334行目: | 347行目: | ||
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* [http://eleni-daniilidou.com/ エレニ・ダニリドゥ公式サイト] |
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[[Category: |
[[Category:オリンピックテニスギリシャ代表選手]] |
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[[Category:2000年シドニーオリンピックテニス出場選手]] |
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[[Category:2004年アテネオリンピックテニス出場選手]] |
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[[Category:2008年北京オリンピックテニス出場選手]] |
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[[Category:レズビアンの人物]] |
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2024年2月14日 (水) 12:46時点における最新版
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---|---|---|---|---|
エレニ・ダニリドゥ | ||||
基本情報 | ||||
国籍 |
| |||
出身地 | 同・クレタ島 | |||
生年月日 | 1982年9月19日(41歳) | |||
身長 | 182cm | |||
体重 | 72kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 片手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 1996年 | |||
引退年 | 2018年(最終出場年) | |||
ツアー通算 | 8勝 | |||
シングルス | 5勝 | |||
ダブルス | 3勝 | |||
生涯通算成績 | 807勝708敗 | |||
シングルス | 509勝431敗 | |||
ダブルス | 298勝277敗 | |||
生涯獲得賞金 | $2,929,165 | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 4回戦(2003) | |||
全仏 | 3回戦(2003) | |||
全英 | 4回戦(2002) | |||
全米 | 4回戦(2004) | |||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||
全豪 | ベスト8(2005) | |||
全仏 | ベスト4(2006) | |||
全英 | ベスト8(2006) | |||
全米 | 2回戦(2004・07・11) | |||
4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||
全豪 | 準優勝(2003) | |||
全仏 | 1回戦(2007) | |||
全英 | 2回戦(2006) | |||
全米 | 2回戦(2003) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 14位(2003年5月12日) | |||
ダブルス | 21位(2007年1月29日) | |||
2020年3月26日現在 |
エレニ・ダニリドゥ(Eleni Daniilidou, ギリシア語: Λένα Δανιηλίδου, 1982年9月19日 - )は、ギリシャ・クレタ島生まれの女子プロテニス選手。2003年の全豪オープン混合ダブルスで、トッド・ウッドブリッジ(オーストラリア)とペアを組んで準優勝した。WTAツアーでシングルス5勝、ダブルス3勝を挙げた。シングルス自己最高ランキングは14位で(2003年5月12日付)、当地の女子テニス選手としては最高位を記録している。身長182cmの長身を生かしたサービス・アンド・ボレーを武器にする選手。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。
来歴[編集]
女子テニスツアー下部組織の大会での下積み生活を経て、2001年から女子テニスツアーに本格参戦を開始する。同年の全仏オープンで4大大会にデビューし、全仏オープンでは予選の3回戦で止まったが、ウィンブルドンで予選3試合を勝ち上がって初の本戦出場を果たし、本戦2回戦で第6シードのアメリ・モレスモに挑戦した。続く全米オープンも予選を勝ち抜き、モニカ・セレシュとの3回戦まで勝ち進んだ。全米オープンの後、ダニリドゥは初めて世界ランキング100位以内に入る。
2002年にダニリドゥは急成長を遂げ、全豪オープンでは(4大大会で)2大会連続の3回戦に進出した。同年6月22日、ウィンブルドンの前哨戦であるオランダ・スヘルトーヘンボス大会でツアー初優勝を果たす。続くウィンブルドンで、エレニ・ダニリドゥはギリシャ人女子選手として初の4回戦進出を決めたが、第3シードのジェニファー・カプリアティに 1-6, 6-3, 1-6 で惜敗している。
2003年の全豪オープンで、ダニリドゥは自身2度目の4回戦でセリーナ・ウィリアムズに 4-6, 1-6 で敗れた。この大会の混合ダブルスで、彼女はオーストラリアのトッド・ウッドブリッジとペアを組み、ギリシャの女子選手として最初の4大大会決勝進出者になった。2人は決勝でリーンダー・パエス(インド)とマルチナ・ナブラチロワのペアに 4-6, 5-7 で敗れ、ダニリドゥはテニス経歴で最大のチャンスを逃した。
ダニリドゥは2003年と2004年の年頭に、ニュージーランド・オークランドの大会で2連覇を果たし、これで彼女のツアー優勝は3勝となった。2004年に故国ギリシャで行われたアテネ五輪では、女子シングルス3回戦でアナスタシア・ミスキナ(当年度の全仏オープン優勝者)に敗れた。五輪に続く全米オープンで、ダニリドゥは自身3度目の4大大会4回戦進出を果たすが、日本の浅越しのぶに 6-7, 6-4, 3-6 で敗れている。
2005年はウィンブルドン1回戦で、先の全仏オープンに2勝目を挙げたばかりのジュスティーヌ・エナン=アーデンを 7-6, 2-6, 7-5 で破る活躍があり、自身2度目のウィンブルドン3回戦に勝ち進んだ。しかしシーズン後半に入ってから、右手首の故障に悩むようになり、全米オープンでは1回戦でマリア・シャラポワに完敗してしまった。
その後しばらく体調不良の時期が続いたが、2006年夏に4大大会女子ダブルスで好成績を出した。全仏オープンとウィンブルドン女子ダブルスで、ダニリドゥはアナベル・メディナ・ガリゲス(スペイン)とペアを組み、全仏ベスト4・ウィンブルドンベスト8を記録した。それから、10月に韓国・ソウル大会の決勝で日本の杉山愛を 6-3, 2-6, 7-6 で破り、2年9ヶ月ぶりの女子ツアー4勝目を挙げる。2008年1月にオーストラリア・ホバート大会で優勝し、ダニリドゥの女子ツアーシングルス優勝は5つになった。
2014年以降はランキングが下がり、女子ツアー下部大会でプレーしていた。2018年12月イタリアの下部大会に出場したのを最後に公式戦出場から遠ざかっている。
WTAツアー決勝進出結果[編集]
シングルス: 6回 (5勝1敗)[編集]
大会グレード | |
---|---|
2008年以前 | 2009年以後 |
グランドスラム (0–0) | |
WTAファイナルズ (0–0) | |
ティア I (0–0) | プレミア・マンダトリー (0-0) |
プレミア5 (0-0) | |
ティア II (0–1) | プレミア (0–0) |
ティア III (1–0) | インターナショナル (0–0) |
ティア IV & V (4–0) |
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 1. | 2002年6月22日 | 芝 | 3–6, 6–2, 6–3 | ||
準優勝 | 1. | 2002年9月14日 | ハード | 3–6, 6–0, 2–6 | ||
優勝 | 2. | 2003年1月5日 | ハード | 6–4, 4–6, 7–6 | ||
優勝 | 3. | 2004年1月10日 | ハード | 6–3, 6–2 | ||
優勝 | 4. | 2006年10月1日 | ハード | 6–3, 2–6, 7–6(3) | ||
優勝 | 5. | 2008年1月11日 | ハード | 不戦勝 |
ダブルス: 12回 (3勝9敗)[編集]
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 1. | 2003年5月4日 | クレー | 6–3, 4–6, 2–6 | |||
準優勝 | 2. | 2004年2月22日 | カーペット (室内) | 1–6, 2–6 | |||
優勝 | 1. | 2004年6月12日 | ハード | 6–2, 6–4 | |||
準優勝 | 3. | 2005年6月12日 | 芝 | 2–6, 3–6 | |||
準優勝 | 4. | 2006年11月5日 | ハード (室内) |
2–6, 3–6 | |||
準優勝 | 5. | 2007年9月30日 | ハード | 2–6, 2–6 | |||
準優勝 | 6. | 2008年1月11日 | ハード | 2–6, 4–6 | |||
優勝 | 2. | 2010年8月2日 | ハード | 6–4, 1–6, [11–9] | |||
準優勝 | 7. | 2011年4月30日 | クレー | 4–6, 2–6 | |||
優勝 | 3. | 2011年9月17日 | ハード | 6–4, 6–3 | |||
準優勝 | 8. | 2013年7月21日 | クレー | 1–6, 4–6 | |||
準優勝 | 9. | 2013年7月28日 | ハード | 6–4, 6–7(3), [4–10] |
4大大会シングルス成績[編集]
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
全豪オープン | A | 3R | 4R | 3R | 1R | 1R | 1R | 1R | LQ | LQ | LQ | 2R | 2R | LQ | 9–9 |
全仏オープン | LQ | 2R | 3R | 1R | 1R | 1R | 1R | A | A | LQ | 1R | 1R | LQ | A | 3–8 |
ウィンブルドン | 2R | 4R | 2R | 1R | 3R | 1R | 2R | A | A | 1R | 2R | 1R | LQ | A | 9–10 |
全米オープン | 3R | 1R | 1R | 4R | 1R | 2R | 2R | 1R | A | LQ | 1R | 1R | 1R | A | 7–11 |
外部リンク[編集]
- エレニ・ダニリドゥ - WTAツアーのプロフィール
- エレニ・ダニリドゥ - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール
- エレニ・ダニリドゥ - 国際テニス連盟
- エレニ・ダニリドゥ公式サイト