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|英文社名 = ACOM CO., LTD.
|英文社名 = ACOM CO., LTD.
|ロゴ = [[File:アコム株式会社.png|240px]]
|ロゴ = [[File:アコム株式会社.png|240px]]
|画像 = [[ファイル:Picture acom 2104.jpg|240px]]
| 画像 = [[File:Conrad Tokyo 2014 .JPG|230px]]
|画像説明 = 本社が入る明治安田生命ビル(東京都千代田区)
| 画像説明 = 本社が入居す[[東京汐留ビルディング]]
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
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|市場情報 = {{上場情報 | 東証スタンダード | 8572 | 1993年10月1日}}
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|国籍 = {{JPN}}
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|本社郵便番号 = 100-8307
|本社郵便番号 = 105-7315
|本社所在地 = [[東京都]][[千代田区]][[丸の内]]二丁目11<br />明治安田生命ビル
|本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]][[東新橋]]1-9-1<br />[[東京汐留ビルディング]]
|設立 = [[1978年]](昭和53年)[[10月23日]]
|設立 = [[1978年]](昭和53年)[[10月23日]]
|業種 = その他金融業
|業種 = その他金融業
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|SWIFTコード =
|SWIFTコード =
|事業内容 = [[消費者金融]]事業<br />総合あっせん事業([[クレジットカード]]事業)<br />個品あっせん事業([[信販]]事業)<br />信用保証事業
|事業内容 = [[消費者金融]]事業<br />総合あっせん事業([[クレジットカード]]事業)<br />個品あっせん事業([[信販]]事業)<br />信用保証事業
|代表者 = [[木下盛好]]<br />([[代表取締役]][[社長]]兼[[会長]]兼社長[[執行役員]])<br />[[和地薫]]<br />(代表取締役副会長)<br />[[木下政孝]]<br />(代表取締役[[社長]]兼社長執行役員)
|代表者 = 木下盛好([[代表取締役]][[会長]])<br />成瀬浩史(代表取締役副会長)<br />木下政孝([[代表取締役]][[社長]]兼[[社長]][[執行役員]]
|資本金 = 638億3200万円<br />(2021年3月31日現在)
|資本金 = 638億3200万円(2021年3月31日現在)
|発行済株式総数 = 159万6282株<br />(2021年3月31日現在)
|発行済株式総数 = 159万6282株<br />(2021年3月31日現在)
|営業利益 = 連結:988億96百万円<br />単独:739億38百万円<br />(2021年3月31日現在)
|営業利益 = 連結:988億96百万円<br />単独:739億38百万円<br />(2021年3月31日現在)
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|純資産 = 連結:5,151億28百万円<br />単独:4,228億47百万円<br />(2021年3月31日現在)
|純資産 = 連結:5,151億28百万円<br />単独:4,228億47百万円<br />(2021年3月31日現在)
|総資産 = 連結:1兆2,191億09万円<br />単独:1兆348億87百万円<br />(2021年3月31日現在)
|総資産 = 連結:1兆2,191億09万円<br />単独:1兆348億87百万円<br />(2021年3月31日現在)
|従業員数 = 連結:5,335人<br />単独:2,063人<br />(2020年3月31日現在)
|従業員数 = 連結:5,317人<br />単独:2,111人<br />(2022年3月31日現在)
|決算期 = [[3月31日]]
|決算期 = [[3月31日]]
|主要株主 = [[三菱UFJフィナンシャル・グループ]] 36.88%<br />丸糸殖産 17.13%<br />マルイト 7.86%<br />公益財団法人木下記念事業団 5.77%<br />丸糸商店 2.42%<br />木下恭輔 2.04%<br />木下盛好 2.02%<br />[[三菱UFJ信託銀行]](常任代理人[[日本マスタートラスト信託銀行]]) 1.97%<br />暢佳 1.87%<br />[[日本トラスティ・サービス信託銀行]](信託口4)1.65%<br />(2014年3月31日現在)
|主要株主 = [[三菱UFJフィナンシャル・グループ]] 36.88%<br />丸糸殖産 17.13%<br />マルイト 7.86%<br />公益財団法人木下記念事業団 5.77%<br />丸糸商店 2.42%<br />木下恭輔 2.04%<br />木下盛好 2.02%<br />[[三菱UFJ信託銀行]](常任代理人[[日本マスタートラスト信託銀行]]) 1.97%<br />暢佳 1.87%<br />[[日本トラスティ・サービス信託銀行]](信託口4)1.65%<br />(2014年3月31日現在)
|主要子会社 = [[#関係会社|下記参照]]
|主要子会社 = [[#関係会社|下記参照]]
|関係する人物 = [[木下政雄]] (創業者)
|関係する人物 = 木下政雄(創業者)
|外部リンク = [https://www.acom.co.jp/ アコム株式会社]
|外部リンク = [https://www.acom.co.jp/ アコム株式会社]
|特記事項 =
|特記事項 =
}}
}}
[[File:アコム店舗内の写真.png|thumb|消費者金融アコムの無人契約機店舗内の写真]]
[[File:アコム店舗内の写真.png|thumb|消費者金融アコムの自動契約機店舗内の写真]]
'''アコム株式会社'''(英字商号:''ACOM Co., Ltd.'')は、[[三菱UFJフィナンシャル・グループ]](MUFG)に属する日本の[[貸金業|貸金業者]]([[消費者金融]])である
'''アコム株式会社'''(英字商号:''ACOM Co., Ltd.'')は、[[三菱UFJフィナンシャル・グループ]](MUFG)に属する日本の[[貸金業|貸金業者]]([[消費者金融]])。


[[マスターカード|MasterCard]]のプリンシパルメンバーでもあり、[[クレジットカード]]「ACマスターカード」を発行している<ref>{{Cite web |title=アコムのクレジットカード【ACマスターカード】|カードローン、キャッシングならアコム |url=https://www.acom.co.jp/p/lp/creditcard/10/ |website=www.acom.co.jp |access-date=2022-08-10}}</ref>[[2014年]][[2月]]現在、マスターカードがライセンスを与えている日本国内唯一の消費者金融事業者<ref group="注">過去には[[武富士]]や[[アイフル]]、[[アイク (消費者金融)|アイク]]もMasterCardを発行していたが、アイフルはクレジットカード事業を子会社・[[ライフ (信販)|ライフ]]へ集約、他2社は事業撤退している。</ref>である
[[マスターカード|MasterCard]]のプリンシパルメンバーでもあり、[[クレジットカード]]「ACマスターカード」を発行している<ref>{{Cite web|和書|title=アコムのクレジットカード【ACマスターカード】|カードローン、キャッシングならアコム|url=https://www.acom.co.jp/p/lp/creditcard/10/|website=www.acom.co.jp|accessdate=2022-08-10}}</ref>[[2014年]][[2月]]現在、マスターカードがライセンスを与えている日本国内唯一の消費者金融事業者<ref group="注">過去には[[武富士]]や[[アイフル]]、[[アイク (消費者金融)|アイク]]もMasterCardを発行していたが、アイフルはクレジットカード事業を子会社・[[ライフ (信販)|ライフ]]へ集約、他2社は事業撤退している。</ref>。


== 概 ==
== 概 ==
{{仮リンク|木下恭輔|en|Kyosuke Kinoshita}}の実父、{{仮リンク|木下政雄|en|Masao Kinoshita}}([[1910年]](明治43年)[[明石市]]生まれ)が、神戸の呉服店で奉公した後、[[1936年]](昭和11年)[[4月2日]] 神戸三宮に丸糸呉服店を創業した(木下政雄の個人事業)。[[1947年]](昭和22年)ごろから[[質屋]]も始め、それが現在のアコムの前身である。その後、[[1978年]](昭和53年)にアコムを設立した。なお、丸糸呉服店は[[マルイト]]となり、現在はマルイト○○ビル称の大規模[[オフィスビル|テナントビル]]・[[マンション]]の賃貸および[[ホテルモントレ]]を核とする不動産事業を行っており、アコムの関連会社扱いとなっている。
{{仮リンク|木下恭輔|en|Kyosuke Kinoshita}}の実父、{{仮リンク|木下政雄|en|Masao Kinoshita}}([[1910年]][[明石市]]生まれ)が、[[神戸市|神戸]]の呉服店で奉公した後、[[1936年]][[4月2日]] 神戸・[[三宮]]に丸糸呉服店を創業した(木下政雄の個人事業)。[[1947年]]ごろから[[質屋]]も始め、それが現在のアコムの前身である。その後、[[1978年]]にアコムを設立した。なお、丸糸呉服店は[[マルイト]]となり、現在はマルイト○○ビル称の大規模[[オフィスビル|テナントビル]]・[[マンション]]の賃貸および[[ホテルモントレ]]を核とする不動産事業を行っており、アコムの関連会社扱いとなっている。


かつては[[三菱UFJ信託銀行|三菱信託銀行]]がメインバンクであり、その繋がりから[[東京三菱銀行]]並びに三菱信託銀行が傘下に入る[[三菱東京フィナンシャル・グループ]]と、アコム、[[ディーシーカード]]並びに[[ジャックス (信販)|ジャックス]]の合弁で、銀行系消費者金融 [[DCキャッシュワン|東京三菱キャッシュワン]](後のDCキャッシュワン)を設立し、[[2002年]](平成14年)より事業開始した。
かつては[[三菱UFJ信託銀行|三菱信託銀行]]がメインバンクであり、その繋がりから[[東京三菱銀行]]並びに三菱信託銀行が傘下に入る[[三菱東京フィナンシャル・グループ]]と、アコム、[[ディーシーカード]]並びに[[ジャックス (信販)|ジャックス]]の合弁で、銀行系消費者金融 [[DCキャッシュワン|東京三菱キャッシュワン]](後のDCキャッシュワン)を設立し、[[2002年]]より事業開始した。


[[2004年]](平成16年)には[[三菱東京フィナンシャル・グループ]]と戦略的業務提携・資本提携を締結し、[[第三者割当増資]]によりMTFGの関連会社となり、東京三菱銀行の無担保ローン事業の[[機関保証|信用保証]]業務の受託などのシナジーを挙げていたが、実際には[[2006年]](平成18年)の[[三菱UFJ-VISA|三菱東京UFJ-VISA]](一般)の保証業務をディーシーカードからDCキャッシュワンへの移管および、[[2008年]](平成20年)のアコム保証による「三菱東京UFJ銀行の[[カードローン]]『[[バンクイック]]』」の発売まで実現を待つこととなる。また、キャッシュワンの[[債務超過]]解消のため、MTFGによる[[資本減少|減資]]後[[募集株式|増資]]にアコムは応じている。さらに[[2008年]](平成20年)9月には、[[グレーゾーン金利|過払い金]]請求などに伴う[[貸倒引当金]]の大幅積み増しによる財務基盤の悪化を抑制するため、[[三菱UFJフィナンシャル・グループ]]が[[株式公開買付け|株式公開買い付け]]を実施。持株比率が40%となり、連結子会社化している。[[2009年]](平成21年)[[5月]]にMUFGの消費者金融事業の再編施策によりアコムは[[DCキャッシュワン]]を吸収合併し、同社の融資事業についても統合している。
[[2004年]]には[[三菱東京フィナンシャル・グループ]](MTFG)と戦略的業務提携・資本提携を締結し、[[第三者割当増資]]によりMTFGの関連会社となり、東京三菱銀行の無担保ローン事業の[[機関保証|信用保証]]業務の受託などのシナジーを挙げていたが、実際には[[2006年]]の[[三菱UFJ-VISA|三菱東京UFJ-VISA]](一般)の保証業務をディーシーカードからDCキャッシュワンへの移管および、[[2008年]]のアコム保証による「三菱東京UFJ銀行の[[カードローン]]『[[バンクイック]]』」の発売まで実現を待つこととなる。また、キャッシュワンの[[債務超過]]解消のため、MTFGによる[[資本減少|減資]]後[[募集株式|増資]]にアコムは応じている。さらに[[2008年]]9月には、[[グレーゾーン金利|過払い金]]請求などに伴う[[貸倒引当金]]の大幅積み増しによる財務基盤の悪化を抑制するため、[[三菱UFJフィナンシャル・グループ]]が[[株式公開買付け|株式公開買い付け]]を実施。持株比率が40%となり、連結子会社化している。[[2009年]][[5月]]にMUFGの消費者金融事業の再編施策によりアコムは[[DCキャッシュワン]]を吸収合併し、同社の融資事業についても統合している。


[[2007年]](平成19年)[[6月18日]]から業界に先駆け、12 - 18%の[[利息制限法]]内の利率にて営業している。この際、広告には「71年目のアコムです」と告知しているが、これは呉服店創業から数えてのものである。
[[2007年]][[6月18日]]から業界に先駆け、12 - 18%の[[利息制限法]]内の利率にて営業している。この際、広告には「71年目のアコムです」と告知しているが、これは呉服店創業から数えてのものである。


社名のアコム(acom)は、'''A'''ffection(愛情)、'''Co'''nfidence(信頼)、'''M'''oderation(節度)の頭文字を纏めた造語である<ref>[https://www.acom.co.jp/corp/faq/4/ 社名の由来を教えてください。|FAQ|会社情報|アコム株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ)]</ref>。
社名のアコム(acom)は、'''A'''ffection(愛情)、'''Co'''nfidence(信頼)、'''M'''oderation(節度)の頭文字を纏めた造語である<ref>[https://www.acom.co.jp/corp/faq/4/ 社名の由来を教えてください。|FAQ|会社情報|アコム株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ)]</ref>。
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企業理念は「アコムは人間尊重の精神とお客さま第一義にもとづき 創造と革新の経営を通じて 楽しく豊かなパーソナルライフの実現と生活文化の向上に貢献する」とある。
企業理念は「アコムは人間尊重の精神とお客さま第一義にもとづき 創造と革新の経営を通じて 楽しく豊かなパーソナルライフの実現と生活文化の向上に貢献する」とある。


== 沿革 ==
== 歴史 ==
*[[1936年]](昭和11年)4月 - 丸糸呉服店として創業。
*[[1936年]](昭和11年)4月 - 丸糸呉服店として創業。
*[[1978年]](昭和53年)10月 - 設立。マルイト株式会社及びジョイ株式会社から営業を譲り受け、営業を開始。
*[[1978年]](昭和53年)10月 - 設立。マルイト株式会社及びジョイ株式会社から営業を譲り受け、営業を開始。
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**8月 - [[連結子会社]]化を目標に[[三菱UFJフィナンシャル・グループ]](MUFG)が発行済み株式40%取得を目的に[[株式公開買付け|TOB]]を表明(買付け期間:9月16日 - 10月21日)。
**8月 - [[連結子会社]]化を目標に[[三菱UFJフィナンシャル・グループ]](MUFG)が発行済み株式40%取得を目的に[[株式公開買付け|TOB]]を表明(買付け期間:9月16日 - 10月21日)。
**[[10月28日]] - TOB成立に伴い、MUFGが24.26%の株式を取得し、MUFGが40.04%(MUFG自体は37.45%)を保有する筆頭株主となる(買付け数が十分であったため、予定されていた[[第三者割当増資]]の引き受けは行わず失権)。
**[[10月28日]] - TOB成立に伴い、MUFGが24.26%の株式を取得し、MUFGが40.04%(MUFG自体は37.45%)を保有する筆頭株主となる(買付け数が十分であったため、予定されていた[[第三者割当増資]]の引き受けは行わず失権)。
**[[12月25日]] - [[三菱UFJフィナンシャル・グループ]](MUFG)の[[連結子会社]]となる<ref>{{Cite web|url=http://www.mufg.jp/data/current/pressrelease-20081225-001.pdf|title=子会社の異動について|format=PDF|language=日本語|accessdate=2009-5-10}}</ref>。これに伴いアコムレンタルの大半の株式をマルイトに譲渡。
**[[12月25日]] - [[三菱UFJフィナンシャル・グループ]](MUFG)の[[連結子会社]]となる<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.mufg.jp/data/current/pressrelease-20081225-001.pdf|title=子会社の異動について|format=PDF|language=日本語|accessdate=2009-5-10}}</ref>。これに伴いアコムレンタルの大半の株式をマルイトに譲渡。
*[[2009年]](平成21年)
*[[2009年]](平成21年)
**[[4月1日]] - 株式会社DCキャッシュワンを[[子会社|完全子会社]]化<ref name="dcc1">{{Cite web|url=http://www.acom.co.jp/ir/data/current/090219J-Merger.pdf|title=子会社の吸収合併(簡易合併、略式合併)に関するお知らせ|format=PDF|language=日本語|accessdate=2009-5-10}}</ref>。
**[[4月1日]] - 株式会社DCキャッシュワンを[[子会社|完全子会社]]化<ref name="dcc1">{{Cite web|和書|url=http://www.acom.co.jp/ir/data/current/090219J-Merger.pdf|title=子会社の吸収合併(簡易合併、略式合併)に関するお知らせ|format=PDF|language=日本語|accessdate=2009-5-10}}</ref>。
**[[5月1日]] - 株式会社DCキャッシュワンを[[吸収合併]]([[簡易組織再編行為|簡易合併]]かつ[[略式組織再編行為|略式合併]])<ref name="dcc1" />。
**[[5月1日]] - 株式会社DCキャッシュワンを[[合併 (企業)#吸収合併・新設合併|吸収合併]]([[簡易組織再編行為|簡易合併]]かつ[[略式組織再編行為|略式合併]])<ref name="dcc1" />。
*[[2012年]](平成24年)4月 - 子会社のエーシーベンチャーズ株式会社を吸収合併。
*[[2012年]](平成24年)4月 - 子会社のエーシーベンチャーズ株式会社を吸収合併。
*[[2014年]](平成26年)4月 - エム・ユー信用保証株式会社を三菱東京UFJ銀行と共同で設立し、営業開始。当社は、MUFGから離脱する事となったモビット(現・[[SMBCモビット]])より、MUFG系列地方銀行などの個人向け無担保ローンの信用保証業務を吸収分割により承継させ、発足した<ref group="注">これに伴い、三菱東京UFJ銀行が取得する保証新会社の普通株式の50%をアコムに譲渡し、三菱東京UFJ銀行が保有するモビットの株式のすべて(発行株式50%相当)をSMBCコンシューマーファイナンス株式会社に譲渡している。</ref>。
*[[2014年]](平成26年)4月 - エム・ユー信用保証株式会社を三菱東京UFJ銀行と共同で設立し、営業開始。当社は、MUFGから離脱する事となったモビット(現・[[SMBCモビット]])より、MUFG系列地方銀行などの個人向け無担保ローンの信用保証業務を吸収分割により承継させ、発足した<ref group="注">これに伴い、三菱東京UFJ銀行が取得する保証新会社の普通株式の50%をアコムに譲渡し、三菱東京UFJ銀行が保有するモビットの株式のすべて(発行株式50%相当)をSMBCコンシューマーファイナンス株式会社に譲渡している。</ref>。
*[[2021年]](令和3年)8月 - コーポレートロゴを一新。
*[[2021年]](令和3年)8月 - コーポレートロゴを一新。
*[[2022年]](令和4年)12月 - 本社を東京都港区東新橋の東京汐留ビルディングに移転。


== 関係会社 ==
== 関係会社 ==
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返済期日は返済(初回借入)の翌日から35日後。以降は返済日から35日後。毎月の返済日を任意に指定したり[[口座振替]]払いとすることもできる。
返済期日は返済(初回借入)の翌日から35日後。以降は返済日から35日後。毎月の返済日を任意に指定したり[[口座振替]]払いとすることもできる。
コンビニATMでの入出金には手数料がかかるが、ペイジーを利用したネットからのアコムへの入金には手数料がかからない。
[[コンビニATM]]での入出金には手数料がかかるが、[[ペイジー]]を利用したネットからのアコムへの入金には手数料がかからない。


また、「ACカード」のキャッシング枠を反映した自社発行のクレジットカード「アコムマスターカード」を募集しており、ACカードとしてのキャッシング利用に加えて、マスターカード加盟店でのショッピング([[リボ払い]]のみ)と海外キャッシングの利用が可能である。また、消費者金融系では珍しいショッピング専用タイプ(海外キャッシング不可)も発行している。
また、「ACカード」のキャッシング枠を反映した自社発行のクレジットカード「アコムマスターカード」を募集しており、ACカードとしてのキャッシング利用に加えて、マスターカード加盟店でのショッピング([[リボ払い]]のみ)と海外キャッシングの利用が可能である。また、消費者金融系では珍しいショッピング専用タイプ(海外キャッシング不可)も発行している。
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== 30日間無利息サービス ==
== 30日間無利息サービス ==
初めて契約をする利用者には、契約日の翌日から30日間は契約極度額を上限として無利息・金利0円で融資を受けることができる<ref>{{Cite web|title=30日間無利息のアコムを上手に利用する方法。 {{!}} アコム30日無利息について|url=https://fp-agents.co.jp/media/acom/acom-interest-free/|website=消費者金融や銀行が提供するカードローンに関する比較サイト|accessdate=2022-07-07|language=ja}}</ref>。このサービスが始まった当初は画期的なサービスとして注目を集めたが、最近では「ひめぎんクイックカードローン」といった銀行系カードローンでも同じようなサービスを提供している会社も増えている。
初めて契約をする利用者には、契約日の翌日から30日間は契約極度額を上限として無利息・金利0円で融資を受けることができる<ref>{{Cite web|和書|title=30日間無利息のアコムを上手に利用する方法。 {{!}} アコム30日無利息について|url=https://fp-agents.co.jp/media/acom/acom-interest-free/|website=消費者金融や銀行が提供するカードローンに関する比較サイト|accessdate=2022-07-07|language=ja}}</ref>。このサービスが始まった当初は画期的なサービスとして注目を集めたが、最近では「ひめぎんクイックカードローン」といった銀行系カードローンでも同じようなサービスを提供している会社も増えている。ただ、アコムは最短20分融資やスマホATM、WEB完結、カードレス取引など30日間無利息サービス以外のサービス<ref>{{Cite web|和書|title=アコムの申込方法・借り方・借入方法まとめ。 {{!}} アコムの無利息期間以外のサービスについて|url=https://www.keep-new.com/kinyu/archives/category/aco|website=消費者金融や銀行が提供するカードローンに関する比較サイト|accessdate=2024-02-02|language=ja}}</ref>も積極的に取り入れて業界を引っ張っている存在である。


== CM ==
== CM ==
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その後、アコム MasterCard([[柳沢慎吾]]等)のCMを経て、[[2000年]](平成12年)12月頃から[[シンガーソングライター]]の鈴木崇による「'''はじめてのアコム'''」の楽曲が登場(当初は鈴木も出演。「はじめての鈴木くん」というCDも発売)。[[2001年]](平成13年)にイメージキャラクターとしてさわやかな女性店員([[小野真弓]])が長期に亘り登場するCMとなり、消費者金融のイメージを一新。
その後、アコム MasterCard([[柳沢慎吾]]等)のCMを経て、[[2000年]](平成12年)12月頃から[[シンガーソングライター]]の鈴木崇による「'''はじめてのアコム'''」の楽曲が登場(当初は鈴木も出演。「はじめての鈴木くん」というCDも発売)。[[2001年]](平成13年)にイメージキャラクターとしてさわやかな女性店員([[小野真弓]])が長期に亘り登場するCMとなり、消費者金融のイメージを一新。


その後は[[熊田曜子]]と[[品川庄司]]が出演する「ちゃ〜んとアコム」シリーズ(2005年 - 2006年秋)、[[木内晶子]]や[[ヒロシ]]、[[カンニング竹山]](2006年冬 - 2007年秋)、[[石原あつ美]](2007年冬 - )、[[江波戸ミロ]](2008年春 - 秋)、[[大島麻衣]](2008年冬)、[[タモリ]](2009年春 - 2012年冬)・[[渡辺真理]](2013年春 - )の「WORLD acom JOURNAL」シリーズ、[[永作博美]](2013年 - 2018年春)、[[渡部篤郎]]、[[佐藤美希]](2018年夏 - 2021年春)、そして現在の[[鈴木伸之]]、[[かまいたち (お笑いコンビ)|かまいたち]]が出演する「侍ビッグ3」シリーズ(2021年夏 - )に至る。
その後は[[熊田曜子]]と[[品川庄司]]が出演する「ちゃ〜んとアコム」シリーズ(2005年 - 2006年秋)、[[木内晶子]]や[[ヒロシ]]、[[カンニング竹山]](2006年冬 - 2007年秋)、[[石原あつ美]](2007年冬)、[[江波戸ミロ]](2008年春 - 秋)、[[大島麻衣]](2008年冬)、[[タモリ]](2009年春 - 2012年冬)・[[渡辺真理]](2013年春 - )の「WORLD acom JOURNAL」シリーズ、[[永作博美]](2013年 - 2018年春)、[[渡部篤郎]]、[[佐藤美希]](2018年夏 - 2021年春)、そして現在の[[鈴木伸之]]、[[かまいたち (お笑いコンビ)|かまいたち]]が出演する「侍ビッグ3」シリーズ(2021年夏 - )に至る。


== CMキャラクター ==
== CMキャラクター ==
152行目: 153行目:
**[[山内健司 (お笑い芸人)|山内健司]] - [[徳川家康|家康]]
**[[山内健司 (お笑い芸人)|山内健司]] - [[徳川家康|家康]]
**[[濱家隆一]] - [[豊臣秀吉|秀吉]]
**[[濱家隆一]] - [[豊臣秀吉|秀吉]]
*[[こがけん]] - 『部屋探し編』から出演。
*[[こがけん]] - 『部屋探し編』『サウナ編』に出演。
*[[松本利夫]] - 『3B職業編』『踊ってみた動画編』『決戦編』に出演。

==== 企業CM ====
==== 企業CM ====
*[[足立梨花]]
*[[足立梨花]]
162行目: 165行目:
*[[奥山佳恵]]
*[[奥山佳恵]]
*[[萩原流行]]
*[[萩原流行]]
*[[小野真弓]](出世作となる。このときの最終選考にお笑い芸人の[[鳥居みゆき]]がいた
*[[小野真弓]](出世作となる。このときの最終選考にお笑い芸人の[[鳥居みゆき]]がいた)
*[[木下鈴奈]]
*[[木下鈴奈]]
*[[大場久美子]]
*[[大場久美子]]
180行目: 183行目:
*[[森山周一郎]](ラジオCMのみ)
*[[森山周一郎]](ラジオCMのみ)
*[[江波戸ミロ]]
*[[江波戸ミロ]]
*[[大堀恵]](元AKB48・元[[SDN48]]、大堀めしべ名義
*[[大堀恵]](元AKB48・元[[SDN48]]、大堀めしべ名義)
*[[大島麻衣]](元AKB48)
*[[大島麻衣]](元AKB48)
*[[篠田麻里子]](元[[AKB48]]、キャッシュワン部門のみの広告出演
*[[篠田麻里子]](元[[AKB48]]、キャッシュワン部門のみの広告出演)
*[[タモリ]](以前に[[新生フィナンシャル #CMキャラクター|別の金融会社]]のCMキャラクターをやっていた)
*[[タモリ]](以前に[[新生フィナンシャル #CMキャラクター|別の金融会社]]のCMキャラクターを務めていた)
*[[錦野旦]](高木美保との共演)
*[[錦野旦]](高木美保との共演)
*[[小坂一也]]
*[[小坂一也]]
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[[TBSテレビ|TBS]]系列での放映では枠は30秒、番組本編のCM内では15秒のみで放映され、[[ヒッチハイク (放送)|ヒッチハイク]]で残り15秒が放映されていたが、2012年10月からは30秒放映に変更した。
[[TBSテレビ|TBS]]系列での放映では枠は30秒、番組本編のCM内では15秒のみで放映され、[[ヒッチハイク (放送)|ヒッチハイク]]で残り15秒が放映されていたが、2012年10月からは30秒放映に変更した。
*[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列 ※2021年4月から絨毯つきのカラー表示。
*[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列 ※2021年4月から絨毯つきのカラー表示。
**[[日曜ドラマ]] ※『[[しゃべくり007]]』から移動。同業者の[[SMBCコンシューマーファイナンス|PROMISE プロミス]]も提供。
**[[日曜ドラマ]] ※『[[しゃべくり007]]』から移動。同業者の[[SMBCコンシューマーファイナンス|プロミス]]も提供。
**[[ダウンタウンDX]]([[讀賣テレビ放送|ytv]]制作) ※同業者の[[SMBCモビット]]も提供し、2022年4月からはPROMISE プロミスも提供。嘗ては[[アイフル]]も提供だった。
**[[ダウンタウンDX]]([[讀賣テレビ放送|ytv]]制作) ※同業者の[[SMBCモビット]]も提供し、2022年4月からはプロミスも提供。嘗ては[[アイフル]]も提供だった。
**[[月曜から夜ふかし]](2022年10月 - ) ※プライムタイム昇格後。同業者のアイフル、プロミス、SMBCモビットも提供。


*[[テレビ朝日]]系列 ※2022年4月から絨毯つきのカラー表示。
*[[テレビ朝日]]系列 ※2022年4月から絨毯つきのカラー表示。
**[[スーパーバラバラ大作戦|スーパーバラパラ大作戦]](隔日<ref group="注">[[ソニー損害保険|ソニー損保]]と隔日交代。</ref>)※月曜の前半は同業者のSMBCモビット、火曜の中盤は同業者のアイフルも提供。
**[[スーパーバラバラ大作戦|スーパーバラパラ大作戦]](一部は隔日<ref group="注">[[ソニー損害保険|ソニー損保]]と隔日交代。</ref>)※月曜の前半は同業者のSMBCモビット、火曜の中盤は同業者のアイフルも提供。
***[[激レアさんを連れてきた。]]
***[[激レアさんを連れてきた。]]
***[[キョコロヒー]](2022年10月 - ) ※月曜に移行後。毎週
***[[ロンドンハーツ]]
***[[ロンドンハーツ]]
***[[証言者バラエティ アンタウォッチマン!]](2022年10月 - ) ※火曜に移行後。毎週<ref group="注">ソニー損保と隔週交代。</ref> 同業者のアイフルも提供。
***[[有吉クイズ]](2022年4月 - )
***[[かまいガチ]](2022年4月 - )<ref group="注">同社のCMキャラクターのかまいたちがMCを務めている。以前にも「侍ビッグ3」シリーズがスタートした2021年8月期にも提供していた。</ref>
***[[かまいガチ]](2022年4月 - )<ref group="注">同社のCMキャラクターのかまいたちがMCを務めている。以前にも「侍ビッグ3」シリーズがスタートした2021年8月期にも提供していた。</ref>
**[[アメトーーク!|アメトーク!]](隔週<ref group="注">ソニー損保と隔週交代。但し、改編期に放送する代替番組にも提供される。</ref>) ※2022年4月からは同業者のアイフルも提供。
**[[アメトーーク!]](隔週<ref group="注">ソニー損保と隔週交代。但し、改編期に放送する代替番組にも提供される。</ref>→毎週) ※2022年4月からは隔週交代で同業者のアイフルも提供。
**[[金曜ナイトドラマ]](隔週<ref group="注">ソニー損保と隔週交代。但し、改編期に放送する代替番組は、全編ローカルセールス枠となる為、提供されない。</ref>)
**[[金曜ナイトドラマ]](隔週<ref group="注">ソニー損保と隔週交代。但し、改編期に放送する代替番組は、全編ローカルセールス枠となる為、提供されない。</ref>)


*[[TBSテレビ|TBS]]系列 ※2021年4月からカラー表示。
*[[TBSテレビ|TBS]]系列 ※2021年4月からカラー表示。
**[[水曜日のダウンタウン]] ※同業者のアイフル、PROMISE プロミス、[[新生フィナンシャル|レイクALSA]]も提供。
**[[水曜日のダウンタウン]] ※同業者のアイフル、プロミス、[[レイク (SBIグープ)|レイク]]も提供。
**[[火曜ドラマ (TBS)|火曜ドラマ]]
**[[火曜ドラマ (TBS)|火曜ドラマ]]


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*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列
*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列
**[[人志松本の酒のツマミになる話|ダウンタウンなう]] ※同業者のアイフル、レイクALSA、SMBCモビットも提供。
**[[人志松本の酒のツマミになる話]] ※同業者のアイフル、レイク、SMBCモビットも提供。
**[[さんまのお笑い向上委員会]] ※同業者のレイクALSAも提供。
**[[さんまのお笑い向上委員会]] ※同業者のレイクも提供。
**[[めざましテレビ]]※2023年春の改編でそれまでの提供してきた[[三菱電機]]から引き継いだ。
*ローカル局
**[[かまいたちの掟]]([[さんいん中央テレビ]]製作、2023年2月 - )<ref group="注">同社のCMキャラクターのかまいたちがMCを務めている。</ref>


;過去
;過去
*[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列
*[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列
**[[スーパーテレビ情報最前線]]
**[[スーパーテレビ情報最前線]]
**[[しゃべくり007]] ※同業者のアイフル、PROMISE プロミスも提供。2020年9月までは[[JCB|JCBカード]]も提供していた。<ref group="注">2020年8月31日 - 終了は絨毯つきのカラー表示。</ref>
**[[しゃべくり007]] ※同業者のアイフル、プロミスも提供。2020年9月までは[[ジェーシービー|JCBカード]]も提供していた。<ref group="注">2020年8月31日 - 終了は絨毯つきのカラー表示。</ref>
**[[ザ!世界仰天ニュース]](水曜時代)
**[[ザ!世界仰天ニュース]](水曜時代)
**[[金曜ロードSHOW!|金曜ロードショー]]
**[[金曜ロードショー]]
**[[ナイナイサイズ!]](2007年4月 - 9月)
**[[ナイナイサイズ!]](2007年4月 - 9月)
**[[LIVE MONSTER]]
**[[LIVE MONSTER]]
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**[[進ぬ!電波少年]]
**[[進ぬ!電波少年]]
**[[中井正広のブラックバラエティ]](ローカル提供)
**[[中井正広のブラックバラエティ]](ローカル提供)

*[[テレビ朝日]]系列
*[[テレビ朝日]]系列
**[[タモリ倶楽部]]<ref group="注">通常はローカルセールス枠ではあるが、[[2009年]](平成21年)4月からタモリ出演により一部の地域でもスポンサーとして参入していたが[[2010年]](平成22年)度から撤退。</ref>
**[[タモリ倶楽部]]<ref group="注">通常はローカルセールス枠ではあるが、[[2009年]](平成21年)4月からタモリ出演により一部の地域でもスポンサーとして参入していたが[[2010年]](平成22年)度から撤退。</ref>
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**[[ラストアイドル]]
**[[ラストアイドル]]
**[[ネオバラエティ]](隔日<ref group="注">[[ソニー損害保険|ソニー損保]]と隔日交代。</ref>)※月曜日の『激レアさんを連れてきた。』は、同業者のSMBCモビット、火曜日の『ロンドンハーツ』は、同業者のアイフル<ref group="注">2019年[[7月2日]]は出演者の闇営業問題の影響で提供自粛した。</ref>も提供<ref group="注">かつては水曜日の『[[お笑い実力刃]]』と木曜日の『アメトーーク!』は同業者の[[三井住友銀行]]が提供していたが、後者は[[宮迫博之|出演者]]の闇営業問題の影響で2019年6月13日から7月4日まで提供自粛。その後、途中降板となった。</ref>。
**[[ネオバラエティ]](隔日<ref group="注">[[ソニー損害保険|ソニー損保]]と隔日交代。</ref>)※月曜日の『激レアさんを連れてきた。』は、同業者のSMBCモビット、火曜日の『ロンドンハーツ』は、同業者のアイフル<ref group="注">2019年[[7月2日]]は出演者の闇営業問題の影響で提供自粛した。</ref>も提供<ref group="注">かつては水曜日の『[[お笑い実力刃]]』と木曜日の『アメトーーク!』は同業者の[[三井住友銀行]]が提供していたが、後者は[[宮迫博之|出演者]]の闇営業問題の影響で2019年6月13日から7月4日まで提供自粛。その後、途中降板となった。</ref>。
**[[有吉クイズ]](隔週<ref group="注">[[ソニー損害保険|ソニー損保]]と隔日交代。</ref>)(2022年4月 - 9月)

*[[TBSテレビ|TBS]]系列
*[[TBSテレビ|TBS]]系列
**[[うたばん]] ※[[エドウィン]]から引き継いだ
**[[水曜プレミア]]<ref group=注>同業者の[[アイフル]]、[[三洋信販|ポケットバンク]]も提供していた。</ref>
**[[水曜プレミア]]<ref group=注>同業者の[[アイフル]]、[[三洋信販|ポケットバンク]]も提供していた。</ref>
**[[月曜ゴールデン]]
**[[月曜ゴールデン]]
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**[[アッコにおまかせ!]]
**[[アッコにおまかせ!]]
**[[EXILE魂]](毎日放送・TBS系列)
**[[EXILE魂]](毎日放送・TBS系列)

*[[テレビ東京]]系列
*[[テレビ東京]]系列
**[[乃木坂って、どこ?]]
**[[乃木坂って、どこ?]]
**[[たけしのニッポンのミカタ!]]
**[[たけしのニッポンのミカタ!]]
**[[乃木坂工事中]]
**[[乃木坂工事中]]

*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列
*[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列
**[[森田一義アワー 笑っていいとも!|笑っていいとも!]]
**[[森田一義アワー 笑っていいとも!|笑っていいとも!]]
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**[[爆笑レッドカーペット]]
**[[爆笑レッドカーペット]]
**[[フジテレビ水曜10時枠の連続ドラマ|水10ドラマ]]
**[[フジテレビ水曜10時枠の連続ドラマ|水10ドラマ]]
**[[ダウンタウンなう]] ※同業者のアイフル、SMBCモビットPROMISE プロミス、レイクALSAも提供。
**[[ダウンタウンなう]] ※同業者のアイフル、レイク、プロミス、SMBCモビットも提供。
他、[[スポットCM|スポット]]枠で放映中
他、[[スポットCM|スポット]]枠で放映中


== CSRへの取り組み ==
== CSRへの取り組み ==
社会貢献事業を積極的に行っている。「アコム“みる”コンサート物語」公演では、ハンディキャップのある人でも気兼ねなく楽しめるよう手話通訳をとり入れたり、車イス専用席を充実させるなど幅広い世代が楽しめるバリアフリーコンサートとなっている。また成年年齢が、2022年4月から現行の20歳から18歳に引き下げられクレジットカードやローンが組めるようになったため、消費者保護・金融リテラシーの向上を目的とした「大学での金銭教育」を実施。<ref>{{Cite web|title=アコムの審査や会社の特徴 {{!}} アコムの審査基準や電話の流れ・時間を他社状況と比較【2022年最新】元社員が徹底解説|url=https://fp-agents.co.jp/media/card-loan/acom/acom-card-loan/|website=暮らしを豊かにするためのお金の情報を発信するWebメディア|accessdate=2022-4-9|language=ja}}</ref>学生が社会人になる前にお金の大切さを身に付けるよう、大学に金融専門の講師を派遣、講義を実施している。さらに、「アコム青い鳥募金」「使用済み切手などの収集」によって集まった資金を社会福祉団体に寄付する支援も行っている。
社会貢献事業を積極的に行っている。「アコム“みる”コンサート物語」公演では、ハンディキャップのある人でも気兼ねなく楽しめるよう手話通訳をとり入れたり、車イス専用席を充実させるなど幅広い世代が楽しめるバリアフリーコンサートとなっている。また成年年齢が、2022年4月から現行の20歳から18歳に引き下げられクレジットカードやローンが組めるようになったため、消費者保護・金融リテラシーの向上を目的とした「大学での金銭教育」を実施。<ref>{{Cite web|和書|title=アコムについて {{!}} アコム|url= https://www.shimanenichinichi.co.jp/media/okane/shuhishakinyuukariire/acom/|website=Webメディア|accessdate=2022-4-9|language=ja}}</ref>学生が社会人になる前にお金の大切さを身に付けるよう、大学に金融専門の講師を派遣、講義を実施している。さらに、「アコム青い鳥募金」「使用済み切手などの収集」によって集まった資金を社会福祉団体に寄付する支援も行っている。


== 陸上競技部 ==
== 陸上競技部 ==
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== その他 ==
== その他 ==
* ナインティナインの[[岡村隆史]]がバラエティー番組[[ぐるぐるナインティナイン]]放送内でホテルでの支払いに「アコムカードで」と堂々提示する場面があり、アコム会員であることが知られることになる。なお社内においてはセキュリティ強化とコンプライアンスの観点から、過去現在問わず芸能人や注目される事件に該当した会員(解約会員も含む)の情報は、関連部署以外から検索不可能にしており、一般社員が芸能人などの情報に触れる機会はほとんどない。
* ナインティナインの[[岡村隆史]]がバラエティー番組[[ぐるぐるナインティナイン]]放送内でホテルでの支払いに「アコムカードで」と堂々提示する場面があり、アコム会員であることが知られることになる。なお社内においてはセキュリティ強化とコンプライアンスの観点から、過去現在問わず芸能人や注目される事件に該当した会員(解約会員も含む)の情報は、関連部署以外から検索不可能にしており、一般社員が芸能人などの情報に触れる機会はほとんどない。


* 事務用品などのレンタルを手がけた「アコムレンタル株式会社」は「アコム」と名が付いていたが、[[2008年]](平成20年)に全株式の85.1%をマルイトに譲渡しているため、子会社ではなくなった。さらに2016年4月に山王スペース&レンタル(同系企業のジェイ・エル・エイが2016年2月に社名変更)と経営統合した。
* 事務用品などのレンタルを手がけた「アコムレンタル株式会社」は「アコム」と名が付いていたが、[[2008年]](平成20年)に全株式の85.1%をマルイトに譲渡し、子会社ではなくなった。さらに2016年4月に山王スペース&レンタル(同系企業のジェイ・エル・エイが2016年2月に社名変更)と経営統合した。
* かつて首都圏などで行っていたレンタルCD、[[レンタルビデオ]]事業(アコムの看板で営業)は[[2000年]](平成12年)に[[TSUTAYA]]に譲渡し、同社がレンタルビデオ業界の業界トップに躍進するきっかけとなった。
* かつて首都圏などで行っていたレンタルCD、[[レンタルビデオ]]事業(アコムの看板で営業)は[[2000年]](平成12年)に[[TSUTAYA]]に譲渡し、同社がレンタルビデオ業界の業界トップに躍進するきっかけとなった。ちなみに、翌日開店までに返却ボックスに入れれば当日料金となるシステムは、アコムが元となっている


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
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[[Category:日本の消費者金融会社]]
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[[Category:東証スタンダード上場企業]]
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2024年6月12日 (水) 01:23時点における最新版

アコム株式会社
ACOM CO., LTD.
本社が入居する東京汐留ビルディング
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 8572
1993年10月1日上場
本社所在地 日本の旗 日本
105-7315
東京都港区東新橋1-9-1
東京汐留ビルディング
設立 1978年(昭和53年)10月23日
業種 その他金融業
法人番号 6010001023778 ウィキデータを編集
事業内容 消費者金融事業
総合あっせん事業(クレジットカード事業)
個品あっせん事業(信販事業)
信用保証事業
代表者 木下盛好(代表取締役会長
成瀬浩史(代表取締役副会長)
木下政孝(代表取締役社長社長執行役員
資本金 638億3200万円(2021年3月31日現在)
発行済株式総数 159万6282株
(2021年3月31日現在)
営業利益 連結:988億96百万円
単独:739億38百万円
(2021年3月31日現在)
純利益 連結:788億64百万円
単独:709億15百万円
(2021年3月31日現在)
純資産 連結:5,151億28百万円
単独:4,228億47百万円
(2021年3月31日現在)
総資産 連結:1兆2,191億09万円
単独:1兆348億87百万円
(2021年3月31日現在)
従業員数 連結:5,317人
単独:2,111人
(2022年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 三菱UFJフィナンシャル・グループ 36.88%
丸糸殖産 17.13%
マルイト 7.86%
公益財団法人木下記念事業団 5.77%
丸糸商店 2.42%
木下恭輔 2.04%
木下盛好 2.02%
三菱UFJ信託銀行(常任代理人日本マスタートラスト信託銀行) 1.97%
暢佳 1.87%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口4)1.65%
(2014年3月31日現在)
主要子会社 下記参照
関係する人物 木下政雄(創業者)
外部リンク アコム株式会社
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消費者金融アコムの自動契約機店舗内の写真

アコム株式会社(英字商号:ACOM Co., Ltd.)は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)に属する日本の貸金業者消費者金融)。

MasterCardのプリンシパルメンバーでもあり、クレジットカード「ACマスターカード」を発行している[1]2014年2月現在、マスターカードがライセンスを与えている日本国内唯一の消費者金融事業者[注 1]

概説[編集]

木下恭輔英語版の実父、木下政雄英語版1910年明石市生まれ)が、神戸の呉服店で奉公した後、1936年4月2日 神戸・三宮に丸糸呉服店を創業した(木下政雄の個人事業)。1947年ごろから質屋も始め、それが現在のアコムの前身である。その後、1978年にアコムを設立した。なお、丸糸呉服店はマルイトとなり、現在はマルイト○○ビル称の大規模テナントビルマンションの賃貸およびホテルモントレを核とする不動産事業を行っており、アコムの関連会社扱いとなっている。

かつては三菱信託銀行がメインバンクであり、その繋がりから東京三菱銀行並びに三菱信託銀行が傘下に入る三菱東京フィナンシャル・グループと、アコム、ディーシーカード並びにジャックスの合弁で、銀行系消費者金融 東京三菱キャッシュワン(後のDCキャッシュワン)を設立し、2002年より事業開始した。

2004年には三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG)と戦略的業務提携・資本提携を締結し、第三者割当増資によりMTFGの関連会社となり、東京三菱銀行の無担保ローン事業の信用保証業務の受託などのシナジーを挙げていたが、実際には2006年三菱東京UFJ-VISA(一般)の保証業務をディーシーカードからDCキャッシュワンへの移管および、2008年のアコム保証による「三菱東京UFJ銀行のカードローンバンクイック』」の発売まで実現を待つこととなる。また、キャッシュワンの債務超過解消のため、MTFGによる減資増資にアコムは応じている。さらに2008年9月には、過払い金請求などに伴う貸倒引当金の大幅積み増しによる財務基盤の悪化を抑制するため、三菱UFJフィナンシャル・グループ株式公開買い付けを実施。持株比率が40%となり、連結子会社化している。2009年5月にMUFGの消費者金融事業の再編施策によりアコムはDCキャッシュワンを吸収合併し、同社の融資事業についても統合している。

2007年6月18日から業界に先駆け、12 - 18%の利息制限法内の利率にて営業している。この際、広告には「71年目のアコムです」と告知しているが、これは呉服店創業から数えてのものである。

社名のアコム(acom)は、Affection(愛情)、Confidence(信頼)、Moderation(節度)の頭文字を纏めた造語である[2]

企業理念は「アコムは人間尊重の精神とお客さま第一義にもとづき 創造と革新の経営を通じて 楽しく豊かなパーソナルライフの実現と生活文化の向上に貢献する」とある。

歴史[編集]

  • 1936年(昭和11年)4月 - 丸糸呉服店として創業。
  • 1978年(昭和53年)10月 - 設立。マルイト株式会社及びジョイ株式会社から営業を譲り受け、営業を開始。
  • 1989年(平成元年) - シンボルマークを導入。
  • 1992年(平成4年)3月 - エヌエスケイ信販株式会社を吸収合併。
  • 1993年(平成5年)10月1日 - 店頭売買有価証券市場に登録。
  • 1994年(平成6年)12月 - 東京証券取引所(現・東京証券取引所。以下同じ。)の市場第二部に上場。
  • 1996年(平成8年)9月 - 東京証券取引所の市場第一部に指定。
  • 1999年(平成11年)10月 - レンタル事業の分社化のためアコムレンタル株式会社を設立(事業開始は2000年(平成12年))。
  • 2001年(平成13年)8月 - 共同出資で株式会社東京三菱キャッシュワン(後のDCキャッシュワン)設立。
  • 2004年(平成16年)3月 - 三菱東京フィナンシャルグループ(MTFG。現在の三菱UFJフィナンシャル・グループ)と業務・資本で提携し関連会社となる。
  • 2008年(平成20年)
  • 2009年(平成21年)
  • 2012年(平成24年)4月 - 子会社のエーシーベンチャーズ株式会社を吸収合併。
  • 2014年(平成26年)4月 - エム・ユー信用保証株式会社を三菱東京UFJ銀行と共同で設立し、営業開始。当社は、MUFGから離脱する事となったモビット(現・SMBCモビット)より、MUFG系列地方銀行などの個人向け無担保ローンの信用保証業務を吸収分割により承継させ、発足した[注 2]
  • 2021年(令和3年)8月 - コーポレートロゴを一新。
  • 2022年(令和4年)12月 - 本社を東京都港区東新橋の東京汐留ビルディングに移転。

関係会社[編集]

連結子会社[編集]

持分法適用関連会社[編集]

  • エム・ユー・コミュニケーションズ株式会社

カード会員について[編集]

アコムのサラ金カードは「ACカード」である。取引に関する対外的な表記は「アコム」ではなく「AC」という事実上の隠語を積極的に使用しており、明細書などの郵送物も「ACサービスセンター」名義で発送される。事実上、同居人などの第三者からアコム(=消費者金融)を利用していると気づかれにくくするカモフラージュ効果を狙っているのだが、アコム側は「プライバシー保護の観点から」という名目で正当化している。

返済期日は返済(初回借入)の翌日から35日後。以降は返済日から35日後。毎月の返済日を任意に指定したり口座振替払いとすることもできる。 コンビニATMでの入出金には手数料がかかるが、ペイジーを利用したネットからのアコムへの入金には手数料がかからない。

また、「ACカード」のキャッシング枠を反映した自社発行のクレジットカード「アコムマスターカード」を募集しており、ACカードとしてのキャッシング利用に加えて、マスターカード加盟店でのショッピング(リボ払いのみ)と海外キャッシングの利用が可能である。また、消費者金融系では珍しいショッピング専用タイプ(海外キャッシング不可)も発行している。

むじんくん[編集]

「むじんくん」の一例(写真中央)

アコムは「自動契約機」を初めて開発した会社である。特許取得については「当時の社長である木下恭輔が業界発展の為に特許取得の手続きを見送った」との内容が社内広報で公表されている。

現在はカード発行や変更契約等が可能な「むじんくん」のほか、電話ボックスを一回り大きくした程度の空間で新規受付のみをする「クイックむじん」を全国各地に展開している(プロミスの「即発」、モビットの「すぐモビ」等と同様)。「むじんくん」には、通常ATMが併設されているが「クイックむじん」にはATMは設置されていない。

信用保証業務[編集]

次の預金取扱金融機関(銀行・信用金庫等)の無担保消費者ローン・事業性資金ローン(主にカードローン)の信用保証業務を担当している。

  • auじぶん銀行
    • auじぶん銀行のカードローン「じぶんローン」
  • スルガ銀行
    • ダイレクトA
    • イービジネスダイレクト ローン/カード(事業用資金・スルガ銀行イービジネスダイレクト支店)
  • セブン銀行
    • ローンサービス(キャッシュカードにローン枠を付帯)

30日間無利息サービス[編集]

初めて契約をする利用者には、契約日の翌日から30日間は契約極度額を上限として無利息・金利0円で融資を受けることができる[5]。このサービスが始まった当初は画期的なサービスとして注目を集めたが、最近では「ひめぎんクイックカードローン」といった銀行系カードローンでも同じようなサービスを提供している会社も増えている。ただ、アコムは最短20分融資やスマホATM、WEB完結、カードレス取引など30日間無利息サービス以外のサービス[6]も積極的に取り入れて業界を引っ張っている存在である。

CM[編集]

当初のキャッチフレーズは「元気なカード」。80年代半ばより「たちまちキャッシング、アコム」を使うようになった。この頃は松居直美がCMに起用されていた。

1994年(平成6年)頃から自動契約機むじんくん」のイメージキャラ「チャント星人」(宇宙人、初期にはセイン・カミュなどが出演)のCMシリーズ「ラララむじんくん♪」で一躍知名度が上がったが、1998年(平成10年)頃に同CMシリーズは終了。

その後、アコム MasterCard(柳沢慎吾等)のCMを経て、2000年(平成12年)12月頃からシンガーソングライターの鈴木崇による「はじめてのアコム」の楽曲が登場(当初は鈴木も出演。「はじめての鈴木くん」というCDも発売)。2001年(平成13年)にイメージキャラクターとしてさわやかな女性店員(小野真弓)が長期に亘り登場するCMとなり、消費者金融のイメージを一新。

その後は熊田曜子品川庄司が出演する「ちゃ〜んとアコム」シリーズ(2005年 - 2006年秋)、木内晶子ヒロシカンニング竹山(2006年冬 - 2007年秋)、石原あつ美(2007年冬)、江波戸ミロ(2008年春 - 秋)、大島麻衣(2008年冬)、タモリ(2009年春 - 2012年冬)・渡辺真理(2013年春 - 夏)の「WORLD acom JOURNAL」シリーズ、永作博美(2013年 - 2018年春)、渡部篤郎佐藤美希(2018年夏 - 2021年春)、そして現在の鈴木伸之かまいたちが出演する「侍ビッグ3」シリーズ(2021年夏 - )に至る。

CMキャラクター[編集]

現在[編集]

侍ビッグ3シリーズ[編集]

企業CM[編集]

過去に出演したタレント[編集]

CMソング[編集]

  • 鈴木崇「はじめての鈴木くん」(2001年)- 現在でも使われている「はじめてのアコム」のサウンドロゴはこの楽曲から来ている。
  • 忘れらんねえよ「これだから最近の若者は最高なんだ」(2021年)

提供番組[編集]

現在

TBS系列での放映では枠は30秒、番組本編のCM内では15秒のみで放映され、ヒッチハイクで残り15秒が放映されていたが、2012年10月からは30秒放映に変更した。

過去

他、スポット枠で放映中

CSRへの取り組み[編集]

社会貢献事業を積極的に行っている。「アコム“みる”コンサート物語」公演では、ハンディキャップのある人でも気兼ねなく楽しめるよう手話通訳をとり入れたり、車イス専用席を充実させるなど幅広い世代が楽しめるバリアフリーコンサートとなっている。また成年年齢が、2022年4月から現行の20歳から18歳に引き下げられクレジットカードやローンが組めるようになったため、消費者保護・金融リテラシーの向上を目的とした「大学での金銭教育」を実施。[7]学生が社会人になる前にお金の大切さを身に付けるよう、大学に金融専門の講師を派遣、講義を実施している。さらに、「アコム青い鳥募金」「使用済み切手などの収集」によって集まった資金を社会福祉団体に寄付する支援も行っている。

陸上競技部[編集]

かつてアコムは2001年(平成13年)に陸上競技部を創立、東日本実業団陸上競技連盟に所属していた。全日本実業団対抗女子駅伝競走大会マラソン大会などにも出場していたが、消費者金融業界を巡る状況の変化などもあり、2010年(平成22年)3月を以って廃部することを発表。今後も陸上競技を続ける選手は、移籍先を探すこととなった。

なお、世界陸上セビリア大会女子マラソン8位入賞・ドーハアジア競技大会女子マラソン銅メダルなどの実績を残した小幡佳代子[注 16] は、38歳の高齢となったこともあり、第29回大阪国際女子マラソンを最後に現役ラストラン、5位の好成績で競技生活を締め括った。

その他[編集]

  • ナインティナインの岡村隆史がバラエティー番組ぐるぐるナインティナイン放送内で、ホテルでの支払いに「アコムカードで」と堂々提示する場面があり、アコム会員であることが知られることになる。なお社内においてはセキュリティ強化とコンプライアンスの観点から、過去現在を問わず芸能人や注目される事件に該当した会員(解約会員も含む)の情報は、関連部署以外から検索不可能にしており、一般社員が芸能人などの情報に触れる機会はほとんどない。
  • 事務用品などのレンタルを手がけた「アコムレンタル株式会社」は「アコム」と名が付いていたが、2008年(平成20年)に全株式の85.1%をマルイトに譲渡し、子会社ではなくなった。さらに2016年4月に山王スペース&レンタル(同系企業のジェイ・エル・エイが2016年2月に社名変更)と経営統合した。
  • かつて首都圏などで行っていたレンタルCD、レンタルビデオ事業(アコムの看板で営業)は2000年(平成12年)にTSUTAYAに譲渡し、同社がレンタルビデオ業界の業界トップに躍進するきっかけとなった。ちなみに、翌日開店までに返却ボックスに入れれば当日料金となるシステムは、アコムが元となっている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 過去には武富士アイフルアイクもMasterCardを発行していたが、アイフルはクレジットカード事業を子会社・ライフへ集約、他2社は事業撤退している。
  2. ^ これに伴い、三菱東京UFJ銀行が取得する保証新会社の普通株式の50%をアコムに譲渡し、三菱東京UFJ銀行が保有するモビットの株式のすべて(発行株式50%相当)をSMBCコンシューマーファイナンス株式会社に譲渡している。
  3. ^ ソニー損保と隔日交代。
  4. ^ ソニー損保と隔週交代。
  5. ^ 同社のCMキャラクターのかまいたちがMCを務めている。以前にも「侍ビッグ3」シリーズがスタートした2021年8月期にも提供していた。
  6. ^ ソニー損保と隔週交代。但し、改編期に放送する代替番組にも提供される。
  7. ^ ソニー損保と隔週交代。但し、改編期に放送する代替番組は、全編ローカルセールス枠となる為、提供されない。
  8. ^ 同社のCMキャラクターのかまいたちがMCを務めている。
  9. ^ 2020年8月31日 - 終了は絨毯つきのカラー表示。
  10. ^ 通常はローカルセールス枠ではあるが、2009年(平成21年)4月からタモリ出演により一部の地域でもスポンサーとして参入していたが2010年(平成22年)度から撤退。
  11. ^ ソニー損保と隔日交代。
  12. ^ 2019年7月2日は出演者の闇営業問題の影響で提供自粛した。
  13. ^ かつては水曜日の『お笑い実力刃』と木曜日の『アメトーーク!』は同業者の三井住友銀行が提供していたが、後者は出演者の闇営業問題の影響で2019年6月13日から7月4日まで提供自粛。その後、途中降板となった。
  14. ^ ソニー損保と隔日交代。
  15. ^ 同業者のアイフルポケットバンクも提供していた。
  16. ^ 小幡佳代子は、2000年までは、営団地下鉄陸上部に所属していたが、同年3月8日に発生した営団日比谷線中目黒駅構内列車脱線衝突事故により、営団地下鉄の陸上部は廃部されたため、アコム陸上競技部に配属した。

出典[編集]

  1. ^ アコムのクレジットカード【ACマスターカード】|カードローン、キャッシングならアコム”. www.acom.co.jp. 2022年8月10日閲覧。
  2. ^ 社名の由来を教えてください。|FAQ|会社情報|アコム株式会社(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
  3. ^ 子会社の異動について” (PDF). 2009年5月10日閲覧。
  4. ^ a b 子会社の吸収合併(簡易合併、略式合併)に関するお知らせ” (PDF). 2009年5月10日閲覧。
  5. ^ 30日間無利息のアコムを上手に利用する方法。 | アコム30日無利息について”. 消費者金融や銀行が提供するカードローンに関する比較サイト. 2022年7月7日閲覧。
  6. ^ アコムの申込方法・借り方・借入方法まとめ。 | アコムの無利息期間以外のサービスについて”. 消費者金融や銀行が提供するカードローンに関する比較サイト. 2024年2月2日閲覧。
  7. ^ アコムについて | アコム”. Webメディア. 2022年4月9日閲覧。

外部リンク[編集]