(Go: >> BACK << -|- >> HOME <<)

事件ファイル

事件ファイル
2015年6月27日(土)放送

第783話 「緋色の真相」

 来葉峠でジョディはキャメルが運転する車に乗り、追跡してくる公安の車から逃げていた。だが、タイヤの空気が抜けて絶体絶命のピンチを迎える。その時、後部座席から赤井秀一が現れる。全てはコナンの思惑通り。コナンは赤井の死に不信感を抱いたジョディたちが来葉峠に来る事を的中させていた。赤井は直線に入るとハンドルと速度を固定しろとキャメルに指示した後、拳銃の照準を公安の車に合わせて発砲。銃弾は公安の車のタイヤに被弾し、ジョディたちは公安の車を振り切る事に成功する。
 だが、赤井はすぐに公安の車がクラッシュした場所に戻れとキャメルに指示する。その頃、工藤邸にいる安室の携帯に部下から連絡が入る。部下は赤井にタイヤを撃たれて車がクラッシュしたと報告する。テレビではマカデミー賞の授賞式が中継され、最優秀脚本賞を授賞した工藤優作がスピーチをしていた。優作は受賞した「緋色の捜査官」にはFBI捜査官のモデルがいると明かす。来葉峠ではジョディの車が公安の車がクラッシュした場所に戻っていた。
 赤井は公安が安室と話している携帯と自分が発砲した拳銃を交換してほしいと提案。そして、赤井は公安から携帯を受け取り、通話中の安室(バーボン)と話し始める。赤井は公安の車を大破させた事を謝罪し、代わりに楠田陸道が自殺に使用した拳銃を部下に渡したと告げる。この拳銃の入手ルートを探れば黒ずくめの組織に関する手がかりが掴めるかもしれないのだ。赤井はそういう事はFBIより日本の公安の方が得意と考えていた。それを聞いた安室は自分の正体が気付かれていないかと不安になる。
 すると赤井はコナンにゼロというあだ名を漏らしたのは失敗だったと安室に伝える。赤井は安室の正体が公安の降谷零とわかっていた。赤井は安室が自分の身柄を黒ずくめの組織に引き渡し、お手柄をあげて組織の中心近くに喰い込む算段だったと推理する。この後、赤井は「彼の事は今でも悪かったと思っている」と安室に謝罪。そして、赤井は公安の1人に携帯を投げ返し、ジョディの車で走り去っていく。安室は勘違いだった事を沖矢に告げて工藤邸から出ていく。沖矢は盗聴発見器で家の中に盗聴器が仕掛けられていないか確認後、2階にいる人物に呼びかける。2階の部屋にいたのはコナンだった…。